ランニング~ストライドとピッチについての考察と実践~ [マラソン]
こんにちは、先日小3の娘が学校で38度を越える熱を出して早退したのですが、翌日には平熱に戻って何事もなかったように登校していきました。
改めて、子供の生命力って凄いなと感心したchimamoです。
さて、めずらしく連続してランニングネタです。
こないだ、福岡マラソン(だったか?)の優勝したランナーのインタビュー記事で、
「自分はペースに合わせて、ストライドでなくピッチを変える」と話していました。
念のため、話の前提として、
ストライド=一歩で進む距離
ピッチ=一定時間あたりの歩数
と大雑把に理解してます。
この選手が、談話の中で敢えてストライドとピッチの話をするのだから、ストライドとピッチはペースに合わせて変化するのが一般的なのだと思います。
自分の場合ゆっくり走るときは、自然とストライドが小さくなり、その分ピッチは上がり(刻み)気味となる。
逆に、ペースが上がるにつれて、ストライドが大きくなり、ピッチは・・・・フルマラソンのペースなら下がってるんじゃないかと。
5kmくらいのレースだと、ストライドを抑えて足を「速く」回すのを意識してるような。
自転車に例えると、「ピッチ」はペダルを回す回転数の「ケイデンス」で、「ストライド」は速度や斜度に応じて変える「ギア」のような関係に近いと理解していました。
あんまり突き詰めると当然ながら矛盾も生じるので、あくまでイメージ、ですが。
国内トップクラスのランナーの「ゆっくり」ペースは、3時間あたりをウロウロしている素人ランナーにとって「とてつもなく速い」ペースであると思われ、この選手の談話を自分如きのレベルで語るのもおこがましいのだけど、目からウロコの発言でした。
で、実際に
「ストライドを変えず、ピッチだけ変えて走ったらどうなるか」
試してみました。
ウォーミングアップを含め、キロ5分30秒~6分程度のジョグペースで、約5キロ。
ストライドはフルマラソンのレースペースのキロ4分15秒あたりを意識して、ピッチはその分ゆっくり、で走ってみた。
いつもならストライドは小さく、ピッチはやや速め、となるところ。
結果
<良かった点>
・ストライドが大きい分、全身を大きく使うことができた(⇔ストライドが小さいと、フォームも小さくなりがち)
・このところ、すこし走ると痛み出した臀筋やふくらはぎの痛みがほとんど(全くではない)なかった。
・レースペースと同じフォームで走るので、ジョグペースでは使わない筋肉に刺激を入れられた
<悪かった点>
・重心の上下動が大きくなり、着地のダメージが増えた
実際に走ってみて気づいたのだけど、ストライドが大きくなると、ジョグペースでも全身の動きが大きくなり、いつものジョグよりもより多くの筋肉(可動域も含めて)を使っている感じがした。
そういえば、練習であれだけ痛かった臀部や太ももが、つくばマラソンでは全く痛まなかったのも、レースのストライドの大きなフォームで走っていたからかも。
逆に、ジョグですぐに特定の部位が痛くなっていたのは、ストライドと一緒にフォーム(体の動き)も小さくなり、同じ筋肉ばかり使っていたせいなのかもしれない。
あと、クールダウンのときに思ったのは、寒い季節ほど、ウォームアップはストライドを小さくして、その分ピッチを上げて、少しでも体を暖めようとしてた。
が、これって、寒さで強ばった筋肉に余計な負荷をかけてたんじゃ・・・。
少々寒くても、ストレッチを意識してゆっくりと大きなフォームで走った方がウォームアップになってたのかも。
これは、自分が知らないだけでランニング界では常識だったりして?!
ランニング雑誌は近頃は立ち読みすらしないからなぁ・・・。
この走り方の課題は、ゆっくりペースだとストライドが伸びる分、滞空時間を少しでも長くしようとするのか、上下動が大きくなった事。
ランニング足袋で走ってるから、これは辛い。というか、フォームに改善の余地が有るということだろう。
途中、ゆっくりペースでもふんわりと着地できる時もあったから、再現性を高めるのが当面の目標だな。
ということで、「ストライドは変えず、ピッチだけを変える」走り方、
この選手の意図と違った理解かもしれないけど、しばらく続けてみようと思います。
全く話題に写真がないので、こないだ行ったメッツァビレッジ(宮沢湖)の写真をば
入口の坂を下ったところの建物。「ここ、飯能?」と疑うくらいにお洒落である。
工事前、同じ場所を別の角度から。こっちのほうが「飯能」らしい
夕日に染まる宮沢湖。もはや「ここ、日本?!」と思ってしまう(?)
改めて、子供の生命力って凄いなと感心したchimamoです。
さて、めずらしく連続してランニングネタです。
こないだ、福岡マラソン(だったか?)の優勝したランナーのインタビュー記事で、
「自分はペースに合わせて、ストライドでなくピッチを変える」と話していました。
念のため、話の前提として、
ストライド=一歩で進む距離
ピッチ=一定時間あたりの歩数
と大雑把に理解してます。
この選手が、談話の中で敢えてストライドとピッチの話をするのだから、ストライドとピッチはペースに合わせて変化するのが一般的なのだと思います。
自分の場合ゆっくり走るときは、自然とストライドが小さくなり、その分ピッチは上がり(刻み)気味となる。
逆に、ペースが上がるにつれて、ストライドが大きくなり、ピッチは・・・・フルマラソンのペースなら下がってるんじゃないかと。
5kmくらいのレースだと、ストライドを抑えて足を「速く」回すのを意識してるような。
自転車に例えると、「ピッチ」はペダルを回す回転数の「ケイデンス」で、「ストライド」は速度や斜度に応じて変える「ギア」のような関係に近いと理解していました。
あんまり突き詰めると当然ながら矛盾も生じるので、あくまでイメージ、ですが。
国内トップクラスのランナーの「ゆっくり」ペースは、3時間あたりをウロウロしている素人ランナーにとって「とてつもなく速い」ペースであると思われ、この選手の談話を自分如きのレベルで語るのもおこがましいのだけど、目からウロコの発言でした。
で、実際に
「ストライドを変えず、ピッチだけ変えて走ったらどうなるか」
試してみました。
ウォーミングアップを含め、キロ5分30秒~6分程度のジョグペースで、約5キロ。
ストライドはフルマラソンのレースペースのキロ4分15秒あたりを意識して、ピッチはその分ゆっくり、で走ってみた。
いつもならストライドは小さく、ピッチはやや速め、となるところ。
結果
<良かった点>
・ストライドが大きい分、全身を大きく使うことができた(⇔ストライドが小さいと、フォームも小さくなりがち)
・このところ、すこし走ると痛み出した臀筋やふくらはぎの痛みがほとんど(全くではない)なかった。
・レースペースと同じフォームで走るので、ジョグペースでは使わない筋肉に刺激を入れられた
<悪かった点>
・重心の上下動が大きくなり、着地のダメージが増えた
実際に走ってみて気づいたのだけど、ストライドが大きくなると、ジョグペースでも全身の動きが大きくなり、いつものジョグよりもより多くの筋肉(可動域も含めて)を使っている感じがした。
そういえば、練習であれだけ痛かった臀部や太ももが、つくばマラソンでは全く痛まなかったのも、レースのストライドの大きなフォームで走っていたからかも。
逆に、ジョグですぐに特定の部位が痛くなっていたのは、ストライドと一緒にフォーム(体の動き)も小さくなり、同じ筋肉ばかり使っていたせいなのかもしれない。
あと、クールダウンのときに思ったのは、寒い季節ほど、ウォームアップはストライドを小さくして、その分ピッチを上げて、少しでも体を暖めようとしてた。
が、これって、寒さで強ばった筋肉に余計な負荷をかけてたんじゃ・・・。
少々寒くても、ストレッチを意識してゆっくりと大きなフォームで走った方がウォームアップになってたのかも。
これは、自分が知らないだけでランニング界では常識だったりして?!
ランニング雑誌は近頃は立ち読みすらしないからなぁ・・・。
この走り方の課題は、ゆっくりペースだとストライドが伸びる分、滞空時間を少しでも長くしようとするのか、上下動が大きくなった事。
ランニング足袋で走ってるから、これは辛い。というか、フォームに改善の余地が有るということだろう。
途中、ゆっくりペースでもふんわりと着地できる時もあったから、再現性を高めるのが当面の目標だな。
ということで、「ストライドは変えず、ピッチだけを変える」走り方、
この選手の意図と違った理解かもしれないけど、しばらく続けてみようと思います。
全く話題に写真がないので、こないだ行ったメッツァビレッジ(宮沢湖)の写真をば
入口の坂を下ったところの建物。「ここ、飯能?」と疑うくらいにお洒落である。
工事前、同じ場所を別の角度から。こっちのほうが「飯能」らしい
夕日に染まる宮沢湖。もはや「ここ、日本?!」と思ってしまう(?)