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マジックスピードとターサーJAPANを走り比べてみた [マラソン]

こんにちは、晩御飯に焼きそばを作ったのですが、オタフクソースのお勧めに従って、「麺を流水で流して油を取る」というのを実践してみたところ、確かにふんわりとした仕上がりで、麺本来の小麦の味が楽しめたのですが、咀嚼しているうちに「お好み焼き」と区別がつかなくなってしまい、「これなら、そのまま焼いた方が焼きそばっぽくていいね」と、家族で意見の一致をみたchimamoです。

さて、閑話休題。
フロストバイト、青梅マラソンと、あんまり納得のいかない結果が続いていて、「もしかして、シューズのせい?!」なんて疑問が湧いたものでして、なるべく同じ条件で走って、ターサーJAPANとスピードマジックを比べてみました。
平日で仕事の終わった後の夜に、起伏の少ない周回コースを走る、と、ざっくりと同じ条件で試してみる。


===見た目で比較===
上から
IMG_1242.jpg

横から
IMG_1244.jpg


ソール
IMG_12451.jpg

こうやって並べてみると、全然違うのが一目瞭然。
どちらも27.5cmなのだけど、マジックスピードが二回りくらい大きく見える。
シューズの作りこみはターサーJAPANの圧勝ですな(特にソール)。
マジックスピードは何とも安っぽい。


===走って比較===
2/28 まずはターサーJAPAN
土日に割と追い込んで走ったせいか、結構足に疲労感が残ってる。
「あかん、やっぱ止めようか」と思うも、折角なので走ってみる。
しばらく走ってると、体もほぐれてきて足も回り出す。
久しぶりのターサーJAPANだけど、普段はマンサンダルとか無敵足袋で走ってるので、クッションは十分。
マジックスピードよりも地面を掴む感覚がダイレクトに伝わってきて、気持ちよく走れる。
意気込まなくても、自然とスピードが上がってくる。

「うーん、気持ちいい」

シューズの自己主張が少なく、自分の思うように走れる感じ。
地面を踏んでる感じがしっかり伝わってくる。

走り出しはしんどかったけど、最後は少しペースを上げて、気持ちよく走り終わる。

3/1 マジックスピード
シューズを履いて立ち上がった瞬間から、体が前に傾く感じが強い。
ゆっくり走り出しても、前に押し出される・
ターサーJAPANよりもシューズの主張が強い。

前日に比べると、足の疲労感は全然気にならない。
1キロ目から結構なペースで進んでいく。
接地時の感覚は、ターサーJAPANが地面を比較的ダイレクトに感じるのに対して、マジックスピードはぼんやりした感じ。
前足部のクッションが厚い。プレートの反発はあんまり感じられない。

前日に比べると、足の疲労感は取れている一方で、自然とペースが上がっていく感じが全くしない。
意識して速く走らないと、ペースが上がらない。
「なんか、面白くないな~」というのが正直なところ。
「面白くない」というのは、シューズの主張に合わせて体を動かしてる感じ。
例えるなら、トレッドミルで走らされてる感じ、とでも言いましょうか。
トレッドミルなんて、もう何十年も走ってないので、何となく、の感じだけど。

このまま終わったのではつまらないので、最後の1周は意識してペースを上げてみる。
これまでより強く足を振り上げていくと、シューズの反発が強まって、どんどんとペースが上がってく。
「ああ、こうやって走るのか? でも何か疲れる。」
走っている、というか、走らされている、といった感じに近いか?

ラップタイムを見ると、そんなに速くない。
「よくこれでフロストバイトとか、青梅とか、あんなペース(キロ4分前後)で走ってたな!」と自分に感心するくらい。

「うーん、やっぱり自分にはターサーJAPANの方が合ってるな!」
「自分みたいに、蹴らない走りをするランナーには、厚底シューズは向いてなかったんだ!」

と、納得して帰路に着く。

で、実際にガーミンの記録を見返してみる。

ターサーJAPAN
IMG_1240.jpg

マジックスピード
IMG_1239.jpg


なんと、感覚とは裏腹に、間違いなくマジックスピードの方がタイムが良い!

足の疲労度が違うから結論は出せないけど、

今回の結果に絞って考えると、

走って楽しいのはターサーJAPAN

走って速いのはマジックスピード

ということになる。

自分でもびっくり。

しかしそうなると、フロストバイトや青梅で結果が思うように出なかったのは、シューズでなく、自分自身のせい、ということか・・・。


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