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赤城山ヒルクライムサイクリング [自転車]

こんにちは、4月になって高校生と中学生の子供を持つ親になったchimamoです。
いやあ、他人の子じゃなくても子供の成長は早いものですね。
時間の流れに自分だけ取り残されてる感じです。
日々精進せねば。

で、天気が良くなったGWの後半戦、赤城山をサイクリングしてきました。

東飯能駅から始発に乗って、沼田駅へ。
「行楽日和とはこのことや!」と言わんばかりの晴天の下、車窓から赤城山が「バーン」と目に入り、テンションが高まる。
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駅では天狗と六文銭をあしらった赤い旗。
沼田城跡、行きたかったなあ。
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今日は、この連休に日光をスタートして峠をめぐって最後に渋峠を越えるという友人アッキーのお誘いで端を発したサイクリング。

前日は金精峠を越えて片品村に泊まった彼とは南郷の郵便局で待ち合わせ。

駅を出ていきなり急坂の洗礼を受けたあと、県道62号で上り基調の道を進む。 
いつもの飯能近辺とは明らかに違う(当たり前)景色を楽しみながら、予定よりも「少し」遅れてアッキーと合流する。

「金精峠では雪が降って寒かった」とのこと。渋峠もかなり寒いことだろう。

南郷の分岐から赤城道路に入ると、緩やかな傾斜と緩やかなカーブ、そして直線が延々と続く。
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明日以降も延々と上り続けるアッキーの足を慮り(?)、のんびりと喋りながら登ってく。
子供のこと、コロナのこと、車のこと、自転車のこと、etc...。
会話の内容は随分と変わったけど、二人の間に流れる空気は大学生の時に北海道を走った時と変わらない。

交通量はあまりなく、ときどき車やバイクがカッとんでいく。
自転車乗りは時々下ってくるけど、追い抜かれることは一度もなかった。こちら側はマイナーみたいだ。

道が空いているのは良いのだけど、ほとんど展望はなく谷川岳もチラリと見えただけだった。
結局、沼田駅に着く少し前の車窓からが一番よく見えた。


最後までダラダラと上って峠に到着。

これまでの交通量に比べたら、思ってた以上の人と車。どうやら多くの人は前橋方面からピストンしてるみたい。

「折角だから」と赤城神社を訪れるも、参拝の行列が出来ていて、少し離れたところから拝んどく。
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昼食に湖畔の手打ちそばの店に入る。
なかなか美味しいお蕎麦でした。マイタケの天ぷらが、サイズが大きいせいか中の水気が多くてしんなりしてたのが残念だったけど。
あと、関西在住のアッキーが「ペイペイで」と関西訛りの発音(「ぺ」が低く、「イ」が上がる)だったことに大いに受ける。

前橋側に向けて走り出してすぐ、「見晴山」の案内図を路傍に見つける。見上げると少し上ったところに展望所が。
腹は満たしても展望に飢えていた我々は、逡巡することなく自転車を止めて上り始める。

展望所についてみると沼田側は何にも見えない。そして「山頂はこちら」の案内が。距離は500m(だったか?)、もう行くしかない。

で、見晴山についてみたら、結局沼田側の展望は全くなし。
「谷川岳は見えません、くらい書いとけよ」とブーブー文句を垂れながら下るオッサン二人であった。
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前橋方面への下りは、勾配がきつく、急なカーブが連続する上っても下っても刺激的な感じ。
イベントのヒルクライムもこちら側を上るのね、と後で知る。

しかし、車の量も沼田側に比べて圧倒的に多く、すぐに前の車に追いついてしまって思うように走れない。
下りだったからよかったけど、この車とバイクの多い中を上るのはけっこう疲れそう。

かなり下ったところで、農道に入って伊香保方面に進む。

これまでの縦から横の移動となり、広々とした景色を楽しむ。

北海道な気分
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赤城山をバックに
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市街地に入ると急に気温が上昇して熱くなる。

手首につけた「Garmin Instinct」のナビに従って今日のゴール地、スカイテルメに到着。
時間は15時過ぎ、ほぼ予定(というか予想)通りだ。
それにしても、簡易表示とはいえ、ナビは便利だ。

風呂には入らず、このまま伊香保を目指すアッキーと、またの再開を約束してお別れする。

硫黄泉で塩味のする温泉にゆっかり浸かる。
源泉かけ流しの展望露天風呂は、ビルの5階くらいの高さで外から丸見え(一応曇りガラスの柵はある)。なんか落ち着かないような。
これを開放的な気分というのだろう?!。


風呂から上がった後で、着替えのシャツを忘れたことに気づいてショックを受ける。
仕方ないので再びレーシャツに袖を通す。
今日はそこまで汗をかいてないからいいけど、汗だくのシャツで電車に乗るのは気まずい。
今度から気をつけよう。

駅までの短い道のりは、古い家が立ち並んで懐かしい雰囲気。
と思ったら駅はもっと懐かしい感じだった。


実家近くの駅舎の昔の建物そっくりだよ。
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2分遅れで到着した電車は満員電車さながらの混み様で、輪行した自転車を抱えて乗り込むのは申し訳なかったけど、どうしようもない。
ぶつけないよう気をつけながら乗り込む。

八高線も結構混んでたけど、適当なスペースに自転車は置けたので気は楽だった。

19時過ぎ、東飯能駅着。
なかなかに楽しい1日でした。


走行距離:64km
登坂高度:1411m
走行時間:3h44.18

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