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バイクにホムセン箱を取り付けた その2 [バイク]

こんにちは、久しぶりにバイクに乗ってみたら、あまりの暑さに頭がクラクラしてきたchimamoです。
もはや、夏のツーリングって修行ですね。命がけといってもいいかも。

自分がVstrom650でツーリングに行く際は、よほどの近距離以外はホムセン箱を取り付けてます。
バイクにホムセン箱、確かに見栄えは良くない、かもしれない。
馴染みのバイクショップの店長さんも、「あれはちょっと・・・。」って言ってたし。

でも、間違いなく便利なんです。一升瓶でもケーキでも、ブドウの詰め合わせでも、なんでも入るんです。
しかも雨に降られても中身は絶対に濡れないし。
あと、箱をあれこれとカスタマイズ(?)して、利便性を上げていくのも楽しいんだよね。
蓋にネットを取り付けたり、中にLEDライトを固定して明かりをつけたりとか。

しかし、この無敵のホムセン箱にも「取付と取り外しに時間がかかる」という問題点が。

自分の場合はホムセン箱に金属のループを取り付けて、そこに荷締めベルトでバイク本体と固定しているのだけど、結構めんどくさい。

改良まえ
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なんか、頑張って取り付けてます、って感じで落ち着かない印象を受ける。

そこで、同じようにホムセン箱を愛用している人が箱の底にメッシュパネルを取り付けていたのを見つけて、自分も真似てみた。

ホームセンターで1000円で購入したメッシュパネルを、箱の底をドリルで穴を開けて、結束バンドで固定する。
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カラビナは不要なんだけど、今後の拡張性を考えて残してある。

実は、メッシュパネルを付けなくても、前後のカラビナ4つとナイロンベルトでも、がっちりと固定できることが分かった。
ただ、耐久性を考えればメッシュパネルで固定した方が良いだろう。ということにしておく。

ちなみにメッシュパネルは耐荷重10キロと、かなりしっかりしている。100円ショップでも売ってたけど、こちらはフレームが細く、どうにも頼りない。
ここはケチってはいけないだろう。

箱とバイクの間には、100円ショップで買った滑り止めマットをズレと傷防止を兼ねて重ねて敷く。

そして、メッシュパネルの4隅にアウトドア用のストラップを通して、バイク本体と固定する。

前から
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荷締めベルトがなくなった分、ずいぶんとスッキリした。
ベルトの存在もほとんど分からないし、バイクと箱との一体感が増した、と思う。


後ろから
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取り付けにかかる時間は5分くらいか。
慣れればもっと短くなるだろう。

荷締めベルトを箱の底を通して取り付けてた時は、10分近くかかっていたので、結構な時間短縮である。
外すときはもっと簡単だ。

見た目もすっきりした。
すっきりしすぎて、バイク便に見えなくも、ない?!

半日ほど走ってみて、緩んでくることはなかったので、こまめにチェックしておけば突然ベルトが緩むことはないはずだ。
ツーリングバックだって、基本はベルトで留めてる訳だし。

早くコロナが治まって、遠くにツーリング行きたいなあ。

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Garmin Instinct DualPower をレビューする [マラソン]

こんにちは、10か月ぶりのブログ更新となったchimamoです。

ランニングやバイクツーリング、ロードバイクとそれなりに楽しんではいるけど、コロナ禍で、マラソンイベントは悉く中止となり、「ブログに載せるような話はないなあ~」と思ってたら10か月も過ぎてました。

あんまりブログの更新が途絶えているとブログ自体が削除される、という情報を聞いたので、「それは困る」と慌てて更新した次第です。

で、タイトルの「Garmin Instinct DualPower をレビューする」 ですが、買って約半年経ったので、気づいたことを書き連ねてみます。

まず、わたくしのGPSウォッチ歴は、GARMINのForerunner410から始まって、ForeAthlete620J、そしてINSTINCT DualPowerと、ガーミン尽くしなのだ。

左からInstinct DualPower、ForeAthlete620J、Forerunner410
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これら3代のGARMINを使い続けてきた上でのレビューとなります。
それでは、はじまり、はじまり~。

◎購入動機
自分はロードでのランニングがメインで、普通に考えれば機能や価格の点からForeAthlete245あたりがベストだ。
620Jのバッテリーが4時間少々しか持たなくなってきて、買い替えを検討していたのだけど、
「次は、普段使いができるデザインで、液晶はモノクロでいいから見やすくて、バッテリーの持ちがよくて、ソーラー発電のできるヤツが出たら買おう!」
なんてことを夢想してたらInstinctDualpowerが発売されたので、まさに理想のGPSウォッチだったのだ。

◎総評
はじめに結論を言っておこう。

「買って後悔はない」

620Jよりも若干大きく、厚くなってるけども全然気にならない。フルマラソンで使っても何ら問題ないだろう。

賛否の分かれるベルトも、自分は適度に伸縮性があってフィット感も良好で気に入ってる。
GPS精度は言うに及ばす。ただ、ほぼ毎回同じ場所(自宅前)なのに、衛星をキャッチするのに、だいたいは10秒くらいだけど、数分かかることが時々ある。
この辺は420から変わらない。モデルが新しくなっても、衛星のキャッチが速くなった気はしないんだよな~。

3代のモデルを並べてみる。 厚みはそんなに変わらないけど、縦に大きくなってる。
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付け心地は、Instinctが一番良い。

画面は白黒反転で使っていて、とても見やすい。
敢えていうなら、右上の円の部分は区切らない方が、画面設定の選択肢が増えて良かったと思う。
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早朝か夕方に走ることが殆どなので、簡単に日の出、日の入りが確認できるのは意外と便利。
機能とボタンが多くて初めは戸惑ったけど、3日も使ってたら慣れた。

ただ、「普段使いもできる」と買っておきながら、日常(仕事を含む)で使ったのは2週間くらい。
ウォッチフェイスを変えたり、心拍計やボディバッテリー、睡眠ログを見て楽しんでいたのは始めだけで、すぐに飽きた。
良く寝たかどうかなんて、朝起きたらわかるし、そりゃ、夕方になりゃボディーバッテリーも減るわ、と。
なにより、自分、腕時計はアナログ派なんだった(普段はミリタリーウォッチを愛用)だったのです。

ということで、ランニング(と時々自転車)の時だけ電源を入れて使ってます。

以下、細かい点をいくつか

①良かった点
1.バッテリーの持ちがよい
今は普段使いはしてなくて、走るときだけ電源を入れている。
平日に1時間、休日に2時間走る(実際はそんなに走らない)として、カタログ値が30時間だから3週間は充電いらず。
実際には毎日走るわけでないから、1月くらい充電いらずなのだ。実際に使った感想としてもそんなもの。
月に1~2回くらいしか充電してないと思う。充電ケーブルを無くしそうで不安になるくらいだ。

2.Bluetoth接続が便利
620Jにはなかった機能で、使ってみるとなかなかに便利。
時計の小さな画面で見るよりも、スマホの方がずっと見やすいし、情報量も多い。

3.ナビゲーション機能は意外と使える、かも
GARMIN CONECTで作成したルートを読み込めば、地図表示はできないが、分岐点やミスコースしたときは知らせてくれる。
旅行先で知らない土地を走るとき、あらかじめルートを作っておけば便利そう。山でも地図をメインにサブ的に役立つと思う。
自転車ツーリングでも使えそう。サイコンに比べると止まった時しか画面は見ない方がよさそう。
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②いまいち、な点
1.字が小さい、表示桁が少ない
右上に小窓がある分だけ、上段の表示幅が狭くなってしまった。
620Jと比べるても、上段の字は少し小さく、表示の桁数も少ない。デザイン上仕方ないとはいえ、何気に残念。
止まってみる分には問題ないけど、夕暮れに走りながらだと苦労する。
620Jでは気にならなかったから、大きさの差はわずかなんだけど、視認性は結構な差がある。

比べると差がよく(?)分かる。
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2.オートポーズ/スタートの反応が悪い
特にスタートの反応が遅い。だいたい2車線の横断歩道を渡り切ってからやっとスタートする。同じコースを走って信号で捕まると、10~30mくらい走行距離が短くなる。
これは、410から620Jに替えた時も感じたので、モデルが新しくなるほど反応が遅くなってるみたいだ。
設定を変えれば改善できるのだろうか?

3.スタートボタンの反応が遅い
スタートボタンを押してから、「ピッ」と鳴るまでに、ほんの一瞬だけ間がある。
ボタン操作と操作音にタイムラグがあるのは、些細なことながら毎度なだけ気になる。
なんの問題もないんだけどね。

4.音と振動が小さい
620Jに比べると、オートラップを知らせる音と振動が小さい、気がする。
直接比べた訳ではないけど、前よりもラップ時の通知に気づかない事が増えたと思う。
音のパターンはともかく、音量は調節できても良いのではないだろうか。

5.「レースモード」がない
630Jには普通のランニングモードの他に、レースモードというのがあった。
セーブモードの以降に時間がかかるのと、オートストップがオフになるくらいの違いだけど。
Instinctだと、オートストップをレースの時にはオフにする必要がある。
まあ、InstinctはGARMINのHPでランニングに分類されいてないので仕方ないか。

6.役に立たないソーラー充電
ええ、買う前から分かっていましたよ。

曇り時々雨の中を50分ほど走った時
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若干の発電はあるけど、充電には程遠い状態。天候を考えれば当然。

晴天の下、歩きながらずっと時計を太陽に向けてると、確かに発電はされている。が、1時間で1%くらい。
心拍計を使う状態で、稼働日数が1日増えたけど、3時間くらいで戻ってた。
炎天下に釣り堀で4時間くらい太陽に向けていて、やっと3%くらい充電された。
そして、夜中にバックライトを何度も点灯させたらあっという間に発電した分のバッテリーは消費されてしまった。

発電するには時計のガラス面を光源に向け続ける必要がある。でも、そんなの走りながらなんて無理!
トレランだったら山の中なのでそもそも太陽が拝めない。

物干し竿に一日ぶら下げとけば、もうちょっと充電されるかもしれないけど、それなら素直にUSBで充電した方が速い。

結論として、自分の評価としては実用性はほとんどない。
無人島に流れ着いたときや、文明が滅びた時には大いに役立つことだろう。
いわゆる「男のロマン」というやつですな。

再度言うけども、「わかってて買った」ので後悔はないですが。

とまあ、文句の方が多くなってしまったけど、実際のところは大いに気に入っている。
液晶が見やすいのと、バッテリーの持ちが良い点、あとデザインも気に入ってるし。

もし、自分がほかのランナーからInstinctとForeAthlete、どちらが良いか尋ねられたら、機能的には後者をお勧めするだろう。
ランニングウォッチとしての使い勝手や機能はForeAthleteに及ばない。
が、ランに関する多機能を求めず、バッテリーの持ちや、デザインに惹かれたのなら、Instinctも十分にアリ。

最後は直感に頼って、どちらを選んだとしても、後悔はない、と思う。


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