青梅マラソン2024 [マラソン]
こんにちは、久方ぶりのブログ更新となりました。
「今シーズンこそは、サブスリー!」と意気込み、坂道でのインターバルトレーニングと、平地でのビルドアップ走を夏あたりから取り組んでいたのですが、勝田マラソンの前週、ペース走で右股関節が痛くて走れなくなってしまいました。
真面目にかつ継続的に追い込むトレーニングに取り込んだのはこれが初めてで、しんどい分だけやり切った感があって楽しいというか、お得というか。
そんな感じで「今日は30分しか走れない、よし、坂道インターバルやっとくか」なんてやってたら体が悲鳴を上げたみたい。
故障したならまずは休養と、ここ1か月は週末にちょいちょい走る程度だったで、青梅マラソンは怪我明けの復帰戦となったのでした。
したがって今回の青梅マラソンは自己ベスト更新なんてほど遠く、20kmまではひたすら抑えて、その先は痛みが出ない程度にペースを上げる作戦。
目標タイムは2時間45分くらい。
一緒に参加したのは、おなじみのKさん、K大先輩、Oさん、Nさんの4人。もう一人念願のサブフォーを達成したIさんもエントリーはしていたのだけど、けがでDNS。
あと、ゴール後に合流したIちゃん。
河辺駅を出てみると、空の間から太陽が顔を出し始めたところで、全く寒さを感じない。というか、暖かいくらい。
スタート前のゴール地点。果たして無事に帰ってこれるか。
小学校で受付を済ませ、いつものように青梅総合医療センターの地下駐車場に向かうと、これまでは入り口でゼッケンのチェックがあったけど、警備員のおじさんが数人いるだけでノーチェック。
人件費削減のためかも知らんけど、これまであったのがなくなるのは寂しいものである。
スタートまでは十分に時間があると思っていたけど、出店をのぞいたりしていたら、あっという間にスタート30分前。
本当はCブロックスタートなんだけど、ゆっくりスタートしたかったのでJブロックに入れてもらう。
周囲のランナーから「なんで?Cブロックのランナーが」なんて視線を少し感じだけど気にしない。
Kさんの話だと、ゼッケンのブロック表示を隠してまで前に並ぼうとした選手が審判に見つかって怒られていたらしいけど、敢えて後ろのブロックに並ぶのは珍しいのだろう。
スタート前のトークで「これまでで、一番暑いです!」というQちゃんの言葉通り、並んでいても全く
寒くない。これは熱い戦いになりそうだ。
タイムは全く気にしていないので、持参の補給食は一切なし。
起きてから餅3つ(治療中の歯の詰め物が取れた)と、スタート1時間前のおにぎりが今日の補給の全てだ。
11時半、定刻通りにスタート。
Cブロックに比べれば、さすがにスタートラインまでが遠く、少し走っては歩く、を繰り返して3分以上過ぎてやっとスタート。
無理に前の人を抜かないよう、ペースを抑えて走る。
ともかく、右殿筋の痛み無く走り切るのが今日のミッションだ。
それでも、最初の1kは5分30秒。思ったより良いペース。
以降はなるべくラップを見ないようにして走る。
これまで前ばかりみて、全然気づかなかったけど、上りな上にカーブしているところは、道全体が谷のほうに傾いている。
なんか左足の小指が痛いと思ってたけど、自然と左側に体重がかかってしまうようだ。
原因が分かったので、「仕方ない」と気にするのをやめる。
あと、こまめにアップダウンが続くのでイーブンベースを保つのは結構難しい。
改めて青梅マラソンってハードなコースだと思った。
ぶっちぎりで独走する赤崎選手とすれちがって、大分たってから15k手前で折り返す。
15k地点でのタイムは1h22:45
このペースでゴールしたら2h45くらい。だいたい予定どおり。
20kmからペースをあげれば、もう少しタイムは伸びるだろう。
しばらく走っていて、賑やかな集団がいると思ったら、輪の中心にいるのはなんとQちゃん。
還暦を迎えるという男性ランナーと楽し気に会話しながら走っている。
うーむ、まさかこんな間近で見えるなんて。
話しかけるタイミングを伺って、しばし後ろを走ってたけど、還暦ランナーとの会話が盛り上がっていたのと少々ペースが遅かったので、仕方なく先へ進む。
途中、私設エイドでゆず饅頭を配っていたのでありがたく頂く。ふだんなら絶対もらわないだろう。
思った以上にもそもそしていて(当たり前)、ポカリスウェットで流し込む。
折り返してからは、徐々にペースは上げていたけど、残り5kの辺りから、本気でペースを上げる。
幸いに右股関節は痛くない。
手元の時計は見ないようにしていたので、ラップタイムは見ていなかったけど、気持ち的にはキロ4分に迫るペースで走る。
残り2K辺りから、さすがにしんどくなって、ペースが落ちたように思えるけども、最後まで走り切ってゴール!
ネットタイムで2:29:42
予想タイムから考えれば、上出来、というか、痛み無く走れたのが良かった。
あとから確認したら、残り5キロのラップは、4分42、07、14、20、15 と、思っていたより全然遅かった。
ここ1か月、ろくに走っていないのだから、スピードが上がらなくて当然だろう。
というか、むしろ良く走ったと言えよう。
比較しても仕方ないけど、去年の青梅は失速気味とはいえ、2:10で走っていた。よくがんばってなあ、自分。
体のダメージは、左の小指外側と、右の人差し指の爪の下が赤くなって少し痛む程度。
特に気になるほどではない。
走り終わったあと、タイムが伸びなかったKさんと、「年齢的に厳しくなってきたのかもね。」なんて話してたら、K大先輩が「年齢なんて、ただの数字だ!」
とどこかで聞いたフレーズ。でも、このK先輩は青梅の自己ベストは56歳の時に出したというのだから、説得力のあるお言葉である。
明日から仕切り直しかな?
朝起きてみて、どこも痛くなってなければいいけど。
参加賞のTシャツと完走メダル
Tシャツのデザインが、レコードレーベルっぽく見えるのは自分だけ?
「今シーズンこそは、サブスリー!」と意気込み、坂道でのインターバルトレーニングと、平地でのビルドアップ走を夏あたりから取り組んでいたのですが、勝田マラソンの前週、ペース走で右股関節が痛くて走れなくなってしまいました。
真面目にかつ継続的に追い込むトレーニングに取り込んだのはこれが初めてで、しんどい分だけやり切った感があって楽しいというか、お得というか。
そんな感じで「今日は30分しか走れない、よし、坂道インターバルやっとくか」なんてやってたら体が悲鳴を上げたみたい。
故障したならまずは休養と、ここ1か月は週末にちょいちょい走る程度だったで、青梅マラソンは怪我明けの復帰戦となったのでした。
したがって今回の青梅マラソンは自己ベスト更新なんてほど遠く、20kmまではひたすら抑えて、その先は痛みが出ない程度にペースを上げる作戦。
目標タイムは2時間45分くらい。
一緒に参加したのは、おなじみのKさん、K大先輩、Oさん、Nさんの4人。もう一人念願のサブフォーを達成したIさんもエントリーはしていたのだけど、けがでDNS。
あと、ゴール後に合流したIちゃん。
河辺駅を出てみると、空の間から太陽が顔を出し始めたところで、全く寒さを感じない。というか、暖かいくらい。
スタート前のゴール地点。果たして無事に帰ってこれるか。
小学校で受付を済ませ、いつものように青梅総合医療センターの地下駐車場に向かうと、これまでは入り口でゼッケンのチェックがあったけど、警備員のおじさんが数人いるだけでノーチェック。
人件費削減のためかも知らんけど、これまであったのがなくなるのは寂しいものである。
スタートまでは十分に時間があると思っていたけど、出店をのぞいたりしていたら、あっという間にスタート30分前。
本当はCブロックスタートなんだけど、ゆっくりスタートしたかったのでJブロックに入れてもらう。
周囲のランナーから「なんで?Cブロックのランナーが」なんて視線を少し感じだけど気にしない。
Kさんの話だと、ゼッケンのブロック表示を隠してまで前に並ぼうとした選手が審判に見つかって怒られていたらしいけど、敢えて後ろのブロックに並ぶのは珍しいのだろう。
スタート前のトークで「これまでで、一番暑いです!」というQちゃんの言葉通り、並んでいても全く
寒くない。これは熱い戦いになりそうだ。
タイムは全く気にしていないので、持参の補給食は一切なし。
起きてから餅3つ(治療中の歯の詰め物が取れた)と、スタート1時間前のおにぎりが今日の補給の全てだ。
11時半、定刻通りにスタート。
Cブロックに比べれば、さすがにスタートラインまでが遠く、少し走っては歩く、を繰り返して3分以上過ぎてやっとスタート。
無理に前の人を抜かないよう、ペースを抑えて走る。
ともかく、右殿筋の痛み無く走り切るのが今日のミッションだ。
それでも、最初の1kは5分30秒。思ったより良いペース。
以降はなるべくラップを見ないようにして走る。
これまで前ばかりみて、全然気づかなかったけど、上りな上にカーブしているところは、道全体が谷のほうに傾いている。
なんか左足の小指が痛いと思ってたけど、自然と左側に体重がかかってしまうようだ。
原因が分かったので、「仕方ない」と気にするのをやめる。
あと、こまめにアップダウンが続くのでイーブンベースを保つのは結構難しい。
改めて青梅マラソンってハードなコースだと思った。
ぶっちぎりで独走する赤崎選手とすれちがって、大分たってから15k手前で折り返す。
15k地点でのタイムは1h22:45
このペースでゴールしたら2h45くらい。だいたい予定どおり。
20kmからペースをあげれば、もう少しタイムは伸びるだろう。
しばらく走っていて、賑やかな集団がいると思ったら、輪の中心にいるのはなんとQちゃん。
還暦を迎えるという男性ランナーと楽し気に会話しながら走っている。
うーむ、まさかこんな間近で見えるなんて。
話しかけるタイミングを伺って、しばし後ろを走ってたけど、還暦ランナーとの会話が盛り上がっていたのと少々ペースが遅かったので、仕方なく先へ進む。
途中、私設エイドでゆず饅頭を配っていたのでありがたく頂く。ふだんなら絶対もらわないだろう。
思った以上にもそもそしていて(当たり前)、ポカリスウェットで流し込む。
折り返してからは、徐々にペースは上げていたけど、残り5kの辺りから、本気でペースを上げる。
幸いに右股関節は痛くない。
手元の時計は見ないようにしていたので、ラップタイムは見ていなかったけど、気持ち的にはキロ4分に迫るペースで走る。
残り2K辺りから、さすがにしんどくなって、ペースが落ちたように思えるけども、最後まで走り切ってゴール!
ネットタイムで2:29:42
予想タイムから考えれば、上出来、というか、痛み無く走れたのが良かった。
あとから確認したら、残り5キロのラップは、4分42、07、14、20、15 と、思っていたより全然遅かった。
ここ1か月、ろくに走っていないのだから、スピードが上がらなくて当然だろう。
というか、むしろ良く走ったと言えよう。
比較しても仕方ないけど、去年の青梅は失速気味とはいえ、2:10で走っていた。よくがんばってなあ、自分。
体のダメージは、左の小指外側と、右の人差し指の爪の下が赤くなって少し痛む程度。
特に気になるほどではない。
走り終わったあと、タイムが伸びなかったKさんと、「年齢的に厳しくなってきたのかもね。」なんて話してたら、K大先輩が「年齢なんて、ただの数字だ!」
とどこかで聞いたフレーズ。でも、このK先輩は青梅の自己ベストは56歳の時に出したというのだから、説得力のあるお言葉である。
明日から仕切り直しかな?
朝起きてみて、どこも痛くなってなければいいけど。
参加賞のTシャツと完走メダル
Tシャツのデザインが、レコードレーベルっぽく見えるのは自分だけ?
板橋Cityマラソン2023 [マラソン]
こんにちは、このあいだの日曜日(3/12)に、水戸偕楽園に家族そろって行ってきたchimamoです。
「梅が咲く時期は、公園前が大渋滞する」との事前情報があったので、早朝に出発して公園に8時半についてみたら、駐車場(臨時駅近く)こそ半分くらい埋まってたものの、道路はガラガラで拍子抜け。その後、10時を過ぎても駐車場は埋まってたけど道路は渋滞とは程遠い状況。
まあ、逆よりは全然いいんですけどね。時間に余裕をもって公園を散策できたし。
梅園を散策
で、ここからが本題。
4年ぶりの開催となった、板橋Cityマラソンに参加してきました。
雲一つない晴天で、風も穏やか。気温も最高で19度と、高めとはいえ、そこまで暑くない。
これでタイムが出なくても、天気のせいには絶対できない好条件。
朝5時起きして、餅2つとゆで卵、トマトを食し、6時に気温4度の中を出発して飯能駅に向かう。
一緒に参加するはずのSさんは所用によってDNS、久しぶりに一人で会場に向かう。
スタート2時間前の7時、池袋に向かう電車の中でおにぎりとミックスナッツを食し、久しぶりの埼京線で浮間舟渡駅に到着。
桜の咲き始めた浮間舟渡公園を抜け、堤防を歩いて、会場に着いたのが8時ちょうど。
準備中のスタートエリア。雲一つない晴天。
準備を終えて、群馬マラソンで買った梅ゼリーを飲み、荷物を預けたら、もうスタート30分前の8時半。
そこからトイレに向かったら、スタートゾーンに立ったのは8時50分になってしまった。
23区での開催なんだから、あと1時間くらいスタートが遅くてもいいのに、と思ってしまう。
青梅マラソンなんてスタートは11時だし・・・。
今回の作戦は、「3時間のペーサーに最後まで食らいついて、サブスリーを達成する!」
の、予定だったのだけど、集合場所に行ってみるとペーサーがどこにも見当たらない。
司会のおねーさんが紹介した時に、かなり前方に3人並んで手を上げてたけど、あれか?!
ペーサーの近くに並ぶにはもっと早くに集合する必要があったみたいだ。
「まずい、ともかくペーサーに追いつかないと」
と焦った気持ちを抱えたまま号砲が鳴る。
で、最初の3kmを、4:19、4:04、4:04と、人混みをかき分けて飛ばす。
なんかもう、少しでも目立ったウェアを着てるランナーを追いかけては、「違った・・・。」と落胆することを繰り返す。
「今日のためにトレーニングを積んできたんだから」と、自分に言い聞かせはするが、今日のマラソンは全然楽しくない。
「こんな事するために走ってきたのか? 普段のランは楽しいのに・・・。」と、気分が落ち込んでくる。
3kを過ぎて、「こらあかん、ペーサーに追いつくのは諦めよう」
と、ペースを落として、キロ4分15秒前後で走る。
が、時すでに遅し、15kを過ぎるころにはペースを維持するのがしんどくなる。
「こらあかん(2回目)、サブスリーなんて絶対無理、もう少しペースを落として最後までイーブンペースで走り切ろう。」と作戦を変える。
作戦を変えた途端に、気持ちが軽くなり、景色を楽しむ余裕が出てくる。
「うーん、せっかく走るんだから、楽しんで走らないと。」
今更ながら、サブスリーに拘り過ぎてた自分をおかしく思えてくる。
「そうだよ、楽しんで全力を出して走るのが第一。結果は後からついてくるんやから。」
折り返しの手前でサブスリーのペーサーが3人並んで走り、その後ろに100人くらい続く集団とすれ違う。
「うーん、こら、後から追いかけて追いつくわけないわ・・・。」と、己の作戦の甘さをかみしめる。
号砲からスタートラインを越えるまで1分くらいあったけど、その間に遥遠くに引き離されてたのだろう。
折り返し時点では1時間31分。
「貯金はあるし、自己ベストは更新できるか?!」なんて思うも、ペースはズルズルと落ち続けて、32kmを越えるころにはキロ5分台をウロウロしだす。
いくらか暑いとはいえ、向かい風も大したことなく絶好のコンディションにもかかわらず、だ。
なんか、左股関節と左足が痛い。
ここが痛むのは初めて、かも。
結局ラスト3kmは、頑張ってキロ4分30秒前後までペースを上げて走ってゴール。
タイムはグロスで3h11:43
20キロ手前で失速した割には悪くない、けど、自己ベストにも遠く及ばない。
ゴール後にK先輩と合流。
先週、24時間走に参加して200キロ近く走ったのに3時間20分切りと、自分には常識外の存在だ。
「先週はゆっくり走ったら、疲れてるけどダメージは少ない」だって。
堤防から。まだ走ってるランナーもたくさん。
帰りに公園を通ると、朝よりも桜の開花が進んで、その下で多くの若者たちがお花見をしてる。
若者を多く見るのは久しぶり。飯能にいると、若者が集うところって、あんまりみないなあ~。
池袋駅でK先輩に別れを告げ、前から気になってた西武線改札内のそば屋で池波正太郎ごっこ(昼から蕎麦をつまみに日本酒を飲む)して、今日のマラソンは終了を告げたのであった。
今回の反省点は、スタート直後の飛ばしすぎ。
アップを全くしない状態で、いきなり全力に近い状態で走って足が平気なわけがない。
ペーサーに追いつくこと(というか、サブスリー?)に拘り過ぎたのが、敗因のほぼ、全てだろう。
本来自分は、ゆっくりペースを上げるタイプなのに。
前回の青梅で自己ベストを更新できなかった時点で、サブスリーへの拘りは捨てて、自己ベスト更新を狙うべきだったのだ。
とはいえ、ハーフマラソンもキロ4分で走ったし、青梅ではキロ4分15秒で30キロを走り切ったのに、今回は20キロもたないなんて・・・。
思うように行かないものだ。
今シーズンのレースはこれでおしまい。
来シーズンも、もちろんサブスリーを目指してトレーニングは続けるけど、あんまり拘り過ぎず、走ることをもっともっと楽しんでいこうと思う。
「梅が咲く時期は、公園前が大渋滞する」との事前情報があったので、早朝に出発して公園に8時半についてみたら、駐車場(臨時駅近く)こそ半分くらい埋まってたものの、道路はガラガラで拍子抜け。その後、10時を過ぎても駐車場は埋まってたけど道路は渋滞とは程遠い状況。
まあ、逆よりは全然いいんですけどね。時間に余裕をもって公園を散策できたし。
梅園を散策
で、ここからが本題。
4年ぶりの開催となった、板橋Cityマラソンに参加してきました。
雲一つない晴天で、風も穏やか。気温も最高で19度と、高めとはいえ、そこまで暑くない。
これでタイムが出なくても、天気のせいには絶対できない好条件。
朝5時起きして、餅2つとゆで卵、トマトを食し、6時に気温4度の中を出発して飯能駅に向かう。
一緒に参加するはずのSさんは所用によってDNS、久しぶりに一人で会場に向かう。
スタート2時間前の7時、池袋に向かう電車の中でおにぎりとミックスナッツを食し、久しぶりの埼京線で浮間舟渡駅に到着。
桜の咲き始めた浮間舟渡公園を抜け、堤防を歩いて、会場に着いたのが8時ちょうど。
準備中のスタートエリア。雲一つない晴天。
準備を終えて、群馬マラソンで買った梅ゼリーを飲み、荷物を預けたら、もうスタート30分前の8時半。
そこからトイレに向かったら、スタートゾーンに立ったのは8時50分になってしまった。
23区での開催なんだから、あと1時間くらいスタートが遅くてもいいのに、と思ってしまう。
青梅マラソンなんてスタートは11時だし・・・。
今回の作戦は、「3時間のペーサーに最後まで食らいついて、サブスリーを達成する!」
の、予定だったのだけど、集合場所に行ってみるとペーサーがどこにも見当たらない。
司会のおねーさんが紹介した時に、かなり前方に3人並んで手を上げてたけど、あれか?!
ペーサーの近くに並ぶにはもっと早くに集合する必要があったみたいだ。
「まずい、ともかくペーサーに追いつかないと」
と焦った気持ちを抱えたまま号砲が鳴る。
で、最初の3kmを、4:19、4:04、4:04と、人混みをかき分けて飛ばす。
なんかもう、少しでも目立ったウェアを着てるランナーを追いかけては、「違った・・・。」と落胆することを繰り返す。
「今日のためにトレーニングを積んできたんだから」と、自分に言い聞かせはするが、今日のマラソンは全然楽しくない。
「こんな事するために走ってきたのか? 普段のランは楽しいのに・・・。」と、気分が落ち込んでくる。
3kを過ぎて、「こらあかん、ペーサーに追いつくのは諦めよう」
と、ペースを落として、キロ4分15秒前後で走る。
が、時すでに遅し、15kを過ぎるころにはペースを維持するのがしんどくなる。
「こらあかん(2回目)、サブスリーなんて絶対無理、もう少しペースを落として最後までイーブンペースで走り切ろう。」と作戦を変える。
作戦を変えた途端に、気持ちが軽くなり、景色を楽しむ余裕が出てくる。
「うーん、せっかく走るんだから、楽しんで走らないと。」
今更ながら、サブスリーに拘り過ぎてた自分をおかしく思えてくる。
「そうだよ、楽しんで全力を出して走るのが第一。結果は後からついてくるんやから。」
折り返しの手前でサブスリーのペーサーが3人並んで走り、その後ろに100人くらい続く集団とすれ違う。
「うーん、こら、後から追いかけて追いつくわけないわ・・・。」と、己の作戦の甘さをかみしめる。
号砲からスタートラインを越えるまで1分くらいあったけど、その間に遥遠くに引き離されてたのだろう。
折り返し時点では1時間31分。
「貯金はあるし、自己ベストは更新できるか?!」なんて思うも、ペースはズルズルと落ち続けて、32kmを越えるころにはキロ5分台をウロウロしだす。
いくらか暑いとはいえ、向かい風も大したことなく絶好のコンディションにもかかわらず、だ。
なんか、左股関節と左足が痛い。
ここが痛むのは初めて、かも。
結局ラスト3kmは、頑張ってキロ4分30秒前後までペースを上げて走ってゴール。
タイムはグロスで3h11:43
20キロ手前で失速した割には悪くない、けど、自己ベストにも遠く及ばない。
ゴール後にK先輩と合流。
先週、24時間走に参加して200キロ近く走ったのに3時間20分切りと、自分には常識外の存在だ。
「先週はゆっくり走ったら、疲れてるけどダメージは少ない」だって。
堤防から。まだ走ってるランナーもたくさん。
帰りに公園を通ると、朝よりも桜の開花が進んで、その下で多くの若者たちがお花見をしてる。
若者を多く見るのは久しぶり。飯能にいると、若者が集うところって、あんまりみないなあ~。
池袋駅でK先輩に別れを告げ、前から気になってた西武線改札内のそば屋で池波正太郎ごっこ(昼から蕎麦をつまみに日本酒を飲む)して、今日のマラソンは終了を告げたのであった。
今回の反省点は、スタート直後の飛ばしすぎ。
アップを全くしない状態で、いきなり全力に近い状態で走って足が平気なわけがない。
ペーサーに追いつくこと(というか、サブスリー?)に拘り過ぎたのが、敗因のほぼ、全てだろう。
本来自分は、ゆっくりペースを上げるタイプなのに。
前回の青梅で自己ベストを更新できなかった時点で、サブスリーへの拘りは捨てて、自己ベスト更新を狙うべきだったのだ。
とはいえ、ハーフマラソンもキロ4分で走ったし、青梅ではキロ4分15秒で30キロを走り切ったのに、今回は20キロもたないなんて・・・。
思うように行かないものだ。
今シーズンのレースはこれでおしまい。
来シーズンも、もちろんサブスリーを目指してトレーニングは続けるけど、あんまり拘り過ぎず、走ることをもっともっと楽しんでいこうと思う。
マジックスピードとターサーJAPANを走り比べてみた [マラソン]
こんにちは、晩御飯に焼きそばを作ったのですが、オタフクソースのお勧めに従って、「麺を流水で流して油を取る」というのを実践してみたところ、確かにふんわりとした仕上がりで、麺本来の小麦の味が楽しめたのですが、咀嚼しているうちに「お好み焼き」と区別がつかなくなってしまい、「これなら、そのまま焼いた方が焼きそばっぽくていいね」と、家族で意見の一致をみたchimamoです。
さて、閑話休題。
フロストバイト、青梅マラソンと、あんまり納得のいかない結果が続いていて、「もしかして、シューズのせい?!」なんて疑問が湧いたものでして、なるべく同じ条件で走って、ターサーJAPANとスピードマジックを比べてみました。
平日で仕事の終わった後の夜に、起伏の少ない周回コースを走る、と、ざっくりと同じ条件で試してみる。
===見た目で比較===
上から
横から
ソール
こうやって並べてみると、全然違うのが一目瞭然。
どちらも27.5cmなのだけど、マジックスピードが二回りくらい大きく見える。
シューズの作りこみはターサーJAPANの圧勝ですな(特にソール)。
マジックスピードは何とも安っぽい。
===走って比較===
2/28 まずはターサーJAPAN
土日に割と追い込んで走ったせいか、結構足に疲労感が残ってる。
「あかん、やっぱ止めようか」と思うも、折角なので走ってみる。
しばらく走ってると、体もほぐれてきて足も回り出す。
久しぶりのターサーJAPANだけど、普段はマンサンダルとか無敵足袋で走ってるので、クッションは十分。
マジックスピードよりも地面を掴む感覚がダイレクトに伝わってきて、気持ちよく走れる。
意気込まなくても、自然とスピードが上がってくる。
「うーん、気持ちいい」
シューズの自己主張が少なく、自分の思うように走れる感じ。
地面を踏んでる感じがしっかり伝わってくる。
走り出しはしんどかったけど、最後は少しペースを上げて、気持ちよく走り終わる。
3/1 マジックスピード
シューズを履いて立ち上がった瞬間から、体が前に傾く感じが強い。
ゆっくり走り出しても、前に押し出される・
ターサーJAPANよりもシューズの主張が強い。
前日に比べると、足の疲労感は全然気にならない。
1キロ目から結構なペースで進んでいく。
接地時の感覚は、ターサーJAPANが地面を比較的ダイレクトに感じるのに対して、マジックスピードはぼんやりした感じ。
前足部のクッションが厚い。プレートの反発はあんまり感じられない。
前日に比べると、足の疲労感は取れている一方で、自然とペースが上がっていく感じが全くしない。
意識して速く走らないと、ペースが上がらない。
「なんか、面白くないな~」というのが正直なところ。
「面白くない」というのは、シューズの主張に合わせて体を動かしてる感じ。
例えるなら、トレッドミルで走らされてる感じ、とでも言いましょうか。
トレッドミルなんて、もう何十年も走ってないので、何となく、の感じだけど。
このまま終わったのではつまらないので、最後の1周は意識してペースを上げてみる。
これまでより強く足を振り上げていくと、シューズの反発が強まって、どんどんとペースが上がってく。
「ああ、こうやって走るのか? でも何か疲れる。」
走っている、というか、走らされている、といった感じに近いか?
ラップタイムを見ると、そんなに速くない。
「よくこれでフロストバイトとか、青梅とか、あんなペース(キロ4分前後)で走ってたな!」と自分に感心するくらい。
「うーん、やっぱり自分にはターサーJAPANの方が合ってるな!」
「自分みたいに、蹴らない走りをするランナーには、厚底シューズは向いてなかったんだ!」
と、納得して帰路に着く。
で、実際にガーミンの記録を見返してみる。
ターサーJAPAN
マジックスピード
なんと、感覚とは裏腹に、間違いなくマジックスピードの方がタイムが良い!
足の疲労度が違うから結論は出せないけど、
今回の結果に絞って考えると、
走って楽しいのはターサーJAPAN
走って速いのはマジックスピード
ということになる。
自分でもびっくり。
しかしそうなると、フロストバイトや青梅で結果が思うように出なかったのは、シューズでなく、自分自身のせい、ということか・・・。
さて、閑話休題。
フロストバイト、青梅マラソンと、あんまり納得のいかない結果が続いていて、「もしかして、シューズのせい?!」なんて疑問が湧いたものでして、なるべく同じ条件で走って、ターサーJAPANとスピードマジックを比べてみました。
平日で仕事の終わった後の夜に、起伏の少ない周回コースを走る、と、ざっくりと同じ条件で試してみる。
===見た目で比較===
上から
横から
ソール
こうやって並べてみると、全然違うのが一目瞭然。
どちらも27.5cmなのだけど、マジックスピードが二回りくらい大きく見える。
シューズの作りこみはターサーJAPANの圧勝ですな(特にソール)。
マジックスピードは何とも安っぽい。
===走って比較===
2/28 まずはターサーJAPAN
土日に割と追い込んで走ったせいか、結構足に疲労感が残ってる。
「あかん、やっぱ止めようか」と思うも、折角なので走ってみる。
しばらく走ってると、体もほぐれてきて足も回り出す。
久しぶりのターサーJAPANだけど、普段はマンサンダルとか無敵足袋で走ってるので、クッションは十分。
マジックスピードよりも地面を掴む感覚がダイレクトに伝わってきて、気持ちよく走れる。
意気込まなくても、自然とスピードが上がってくる。
「うーん、気持ちいい」
シューズの自己主張が少なく、自分の思うように走れる感じ。
地面を踏んでる感じがしっかり伝わってくる。
走り出しはしんどかったけど、最後は少しペースを上げて、気持ちよく走り終わる。
3/1 マジックスピード
シューズを履いて立ち上がった瞬間から、体が前に傾く感じが強い。
ゆっくり走り出しても、前に押し出される・
ターサーJAPANよりもシューズの主張が強い。
前日に比べると、足の疲労感は全然気にならない。
1キロ目から結構なペースで進んでいく。
接地時の感覚は、ターサーJAPANが地面を比較的ダイレクトに感じるのに対して、マジックスピードはぼんやりした感じ。
前足部のクッションが厚い。プレートの反発はあんまり感じられない。
前日に比べると、足の疲労感は取れている一方で、自然とペースが上がっていく感じが全くしない。
意識して速く走らないと、ペースが上がらない。
「なんか、面白くないな~」というのが正直なところ。
「面白くない」というのは、シューズの主張に合わせて体を動かしてる感じ。
例えるなら、トレッドミルで走らされてる感じ、とでも言いましょうか。
トレッドミルなんて、もう何十年も走ってないので、何となく、の感じだけど。
このまま終わったのではつまらないので、最後の1周は意識してペースを上げてみる。
これまでより強く足を振り上げていくと、シューズの反発が強まって、どんどんとペースが上がってく。
「ああ、こうやって走るのか? でも何か疲れる。」
走っている、というか、走らされている、といった感じに近いか?
ラップタイムを見ると、そんなに速くない。
「よくこれでフロストバイトとか、青梅とか、あんなペース(キロ4分前後)で走ってたな!」と自分に感心するくらい。
「うーん、やっぱり自分にはターサーJAPANの方が合ってるな!」
「自分みたいに、蹴らない走りをするランナーには、厚底シューズは向いてなかったんだ!」
と、納得して帰路に着く。
で、実際にガーミンの記録を見返してみる。
ターサーJAPAN
マジックスピード
なんと、感覚とは裏腹に、間違いなくマジックスピードの方がタイムが良い!
足の疲労度が違うから結論は出せないけど、
今回の結果に絞って考えると、
走って楽しいのはターサーJAPAN
走って速いのはマジックスピード
ということになる。
自分でもびっくり。
しかしそうなると、フロストバイトや青梅で結果が思うように出なかったのは、シューズでなく、自分自身のせい、ということか・・・。
青梅マラソン2023 [マラソン]
こんにちは、土曜日に大学時代の先輩から「近くまで来たから」と晩御飯のお誘いがあり、20年ぶりの再会を果たしてきたchimamoです。
話の内容は、家族のことや仕事のことなど、月日の流れを感じる一方で、お互い全然変わってないな~と、楽しい時間を過ごしたのでした。
で、その翌日の日曜日、3年ぶりとなった青梅マラソンに参加してきました。
朝7時前に起きて、餅を3つと大豆スープ、コーヒーを食す。
東飯能駅でKさん、Iさんと待ち合わせ。
今日の目標は2時間7分切り。前回(2020年)の記録は更新したいところだ。
自分的には走りこんでるし、厚底シューズも履いてるし、まあ、大丈夫だろう。
会場でK先輩、Iさん、Oさん、Tさんと合流。
Iさんとは前回の青梅マラソン以来の再開か?!
久しぶりに皆が揃った感じで、とっても嬉しい。
小学校でゼッケンと参加賞を受け取る。
寒くはなかったけど、結構雲が厚いなと、ブログを書いていて思う。
参加賞のTシャツ。
後ろにはメッセージ
これまでとは一味違ったデザイン。なかなかカッコいい。
息子が、「部活で使いたい」というので仕方なく譲る。
ゼッケンを確認したら、シールが貼ってあって、プーマ賞が当たってる。
本部に行って商品を頂く。
こんなのが貼ってあった
賞品は帽子でした
前にも当たったことがあり、その時はクオカードと煎餅を頂いたような・・・?
くじ運が強いのだろうか?
スタート1時間前におにぎりとミックスナッツ、オレンジジュースで腹を満たす。
アップ中に小雨がぱらついたけど、整列してスタートを待つ間は暑いくらい。天気予報は20度となっているので、厳しい条件になるかも。
11時30分、予定通りスタート!
しばらくは混みあってペースが上がらないけど、想定内。Kさんは、人混みをかき分けて、あっという間に見えなくなる。
沿道では、ギターの弾き語りや、「帰ってこいよ~♪」の、おなじみの応援。
「ああ、帰ってきたな~」と、なんとも嬉しい気分に浸る。
3kmほと走った辺りから、雨がポツポツと降り始め、とうとう本降りに。風はそれほどでないけど、結構寒い。
そのうえ、雨がなくて積もったホコリ(花粉?)が浮くのか、結構シューズが滑る。
寒さのせいか、左足のつま先が痺れた感じになる。右の小指がなんとなく痛い。
体のあちこちが気になってくる。
アップダウンの激しい青梅では、1kmごとのラップタイムを気にしても仕方ないのだけど、全然ペースが上がらない。雨による影響もあるかも。
「まあ、自己ベストに拘らず、今の全力を出し尽くせばいいや!」
と、前向きに考えて焦らずに走る。
とにかく、体との対話を楽しんで走ればそれでいいのだ!
「永遠を駆ける」というアメリカ大陸を走って横断したランナーの話を、毎日職場で昼休みに読んでるせいだろうか、あんまりタイムに対する拘りが湧いてこない。
いつの間にか雨は上がり、晴れ間がのぞきだす。そうなると今度は気温が上がってくる。
折り返し地点を過ぎるころにはすっかり晴れ上がり、気温の上昇が気になるところ。
15km地点でのタイムは
「1:06:04」
自己ベストを更新するには、この後はキロ4分をキープする必要がある、そんなの無理!
とりあえず、先のことは考えずに「今」体を動かすことに集中する。
10km付近で大腿部に張りを感じたあとは、脚はスムーズに動いてる。大丈夫、まだいける、と自分に言い聞かせる。
少し、ペースを上げる。
給水の手前でジェルでエネルギー補給する。
今回は、集団走行はほとんどなかった代わりに、何人かのランナーと抜きつ抜かれつを繰り返す。
青梅マラソンは、行きはアップダウンを繰り返しつつ登るので、折り返し後も下り基調ながらもアップダウンが続くハードなコース。
足が終わってしまうと、上り坂はひたすら地獄の苦しみを味わい、下り坂も足が動かず、やっぱり苦しい。
登りは無理をせず、下りは少し頑張ってペースを上げる。
ひざ下の筋肉は極力使ってないつもりだったけど、左の脛が疲れてる。両足の小指の痛みが強くなる。
体幹はブレてないけど、足の上りが悪くなってきた。意識して足を高く上げる。
そうすると自然とペースが戻ってくる。
沿道の応援に手を振って応えると、一瞬だけどペースが上がるから不思議だ。
手を振ってくれるおばあちゃんに、手を振り返したら笑顔で応えてくれた。
往路でランナーに声援を送ってた女性は、復路では反対側に移って、声援を送り続けてくれてる。
心から「ありがとう!」と手を振り返す。
太鼓やジャズ(?)の演奏に背中を押されて、足が軽くなる。
うーん、青梅マラソンって、とても暖かい大会だと改めて実感する(もちろん、他の大会での応援もありがたいです)。
25kmを過ぎてからは、距離表示がカウントダウンに切り替わる。
だんだんと、呼吸が苦しくなり、ペースを維持するのが辛くなってくる。
エネルギー切れの兆しは全くないけど、水分を取りすぎたのか、少しお腹が痛い。
フォームを崩さないことだけを意識する、ラップタイムは気にしない。
残り1km、気持ちはペースアップするけど足がついてこない。
全力を出し切ったと考えれば悔いはない(実際はキロ4分03と最速ラップだった)。
見慣れた角を曲がって、フィニッシュラインを越えてゴール!
ゴールする頃は、雲一つない青空。
暑さのせいか、倒れこんでる人がいつもより多かったような・・・。
多くのスタッフさんに声を掛けてもらいながら、いつものテントに入ってみると、今度はスタッフの皆さんが拍手で迎えてくれる。
フィニッシャータオルと、ドリンクを受け取って、梅おにぎりに手を伸ばした時、感度で涙がちょちょぎれそうになる。
やっぱり青梅マラソンは、自分にとっては特別な大会だ。
秋田小町がいなかったのは少し残念だけど、あの格好でマスクしてるのも興ざめだしなあ。
荷物を置いたところにもどると、足が攣りまくって仕方ない。
しばらく動いているうちに収まる。その後は、疲労感は思ったよりも少ない。
足の小指は、テーピングのおかげか何ともなかった。親指の内出血は濃くなったみたいだけど。
肝心の結果はというと、手元の時計で
「2h09:34」
折り返し地点で予想してたけど、前回の自己ベストより2分も遅い。
後で1kmごとのラップタイムで比較しても、前半、後半ともに完敗である。
走り込みはしてきたけど、ペース走をほとんど、というか全くしてこなかったのが敗因か?
フロストバイトではほぼ同タイムだったので、スピードが落ちてる、と言う事はないと思うのだけど。
結果にこだわらない、と言いつつ、やっぱり結果に拘ってしまうのであった。
ただ、順位は総合、年代別ともに上がっていたので、今回のレースの条件が厳しかったのかもしれない、
と言う事にしておこう。
話の内容は、家族のことや仕事のことなど、月日の流れを感じる一方で、お互い全然変わってないな~と、楽しい時間を過ごしたのでした。
で、その翌日の日曜日、3年ぶりとなった青梅マラソンに参加してきました。
朝7時前に起きて、餅を3つと大豆スープ、コーヒーを食す。
東飯能駅でKさん、Iさんと待ち合わせ。
今日の目標は2時間7分切り。前回(2020年)の記録は更新したいところだ。
自分的には走りこんでるし、厚底シューズも履いてるし、まあ、大丈夫だろう。
会場でK先輩、Iさん、Oさん、Tさんと合流。
Iさんとは前回の青梅マラソン以来の再開か?!
久しぶりに皆が揃った感じで、とっても嬉しい。
小学校でゼッケンと参加賞を受け取る。
寒くはなかったけど、結構雲が厚いなと、ブログを書いていて思う。
参加賞のTシャツ。
後ろにはメッセージ
これまでとは一味違ったデザイン。なかなかカッコいい。
息子が、「部活で使いたい」というので仕方なく譲る。
ゼッケンを確認したら、シールが貼ってあって、プーマ賞が当たってる。
本部に行って商品を頂く。
こんなのが貼ってあった
賞品は帽子でした
前にも当たったことがあり、その時はクオカードと煎餅を頂いたような・・・?
くじ運が強いのだろうか?
スタート1時間前におにぎりとミックスナッツ、オレンジジュースで腹を満たす。
アップ中に小雨がぱらついたけど、整列してスタートを待つ間は暑いくらい。天気予報は20度となっているので、厳しい条件になるかも。
11時30分、予定通りスタート!
しばらくは混みあってペースが上がらないけど、想定内。Kさんは、人混みをかき分けて、あっという間に見えなくなる。
沿道では、ギターの弾き語りや、「帰ってこいよ~♪」の、おなじみの応援。
「ああ、帰ってきたな~」と、なんとも嬉しい気分に浸る。
3kmほと走った辺りから、雨がポツポツと降り始め、とうとう本降りに。風はそれほどでないけど、結構寒い。
そのうえ、雨がなくて積もったホコリ(花粉?)が浮くのか、結構シューズが滑る。
寒さのせいか、左足のつま先が痺れた感じになる。右の小指がなんとなく痛い。
体のあちこちが気になってくる。
アップダウンの激しい青梅では、1kmごとのラップタイムを気にしても仕方ないのだけど、全然ペースが上がらない。雨による影響もあるかも。
「まあ、自己ベストに拘らず、今の全力を出し尽くせばいいや!」
と、前向きに考えて焦らずに走る。
とにかく、体との対話を楽しんで走ればそれでいいのだ!
「永遠を駆ける」というアメリカ大陸を走って横断したランナーの話を、毎日職場で昼休みに読んでるせいだろうか、あんまりタイムに対する拘りが湧いてこない。
いつの間にか雨は上がり、晴れ間がのぞきだす。そうなると今度は気温が上がってくる。
折り返し地点を過ぎるころにはすっかり晴れ上がり、気温の上昇が気になるところ。
15km地点でのタイムは
「1:06:04」
自己ベストを更新するには、この後はキロ4分をキープする必要がある、そんなの無理!
とりあえず、先のことは考えずに「今」体を動かすことに集中する。
10km付近で大腿部に張りを感じたあとは、脚はスムーズに動いてる。大丈夫、まだいける、と自分に言い聞かせる。
少し、ペースを上げる。
給水の手前でジェルでエネルギー補給する。
今回は、集団走行はほとんどなかった代わりに、何人かのランナーと抜きつ抜かれつを繰り返す。
青梅マラソンは、行きはアップダウンを繰り返しつつ登るので、折り返し後も下り基調ながらもアップダウンが続くハードなコース。
足が終わってしまうと、上り坂はひたすら地獄の苦しみを味わい、下り坂も足が動かず、やっぱり苦しい。
登りは無理をせず、下りは少し頑張ってペースを上げる。
ひざ下の筋肉は極力使ってないつもりだったけど、左の脛が疲れてる。両足の小指の痛みが強くなる。
体幹はブレてないけど、足の上りが悪くなってきた。意識して足を高く上げる。
そうすると自然とペースが戻ってくる。
沿道の応援に手を振って応えると、一瞬だけどペースが上がるから不思議だ。
手を振ってくれるおばあちゃんに、手を振り返したら笑顔で応えてくれた。
往路でランナーに声援を送ってた女性は、復路では反対側に移って、声援を送り続けてくれてる。
心から「ありがとう!」と手を振り返す。
太鼓やジャズ(?)の演奏に背中を押されて、足が軽くなる。
うーん、青梅マラソンって、とても暖かい大会だと改めて実感する(もちろん、他の大会での応援もありがたいです)。
25kmを過ぎてからは、距離表示がカウントダウンに切り替わる。
だんだんと、呼吸が苦しくなり、ペースを維持するのが辛くなってくる。
エネルギー切れの兆しは全くないけど、水分を取りすぎたのか、少しお腹が痛い。
フォームを崩さないことだけを意識する、ラップタイムは気にしない。
残り1km、気持ちはペースアップするけど足がついてこない。
全力を出し切ったと考えれば悔いはない(実際はキロ4分03と最速ラップだった)。
見慣れた角を曲がって、フィニッシュラインを越えてゴール!
ゴールする頃は、雲一つない青空。
暑さのせいか、倒れこんでる人がいつもより多かったような・・・。
多くのスタッフさんに声を掛けてもらいながら、いつものテントに入ってみると、今度はスタッフの皆さんが拍手で迎えてくれる。
フィニッシャータオルと、ドリンクを受け取って、梅おにぎりに手を伸ばした時、感度で涙がちょちょぎれそうになる。
やっぱり青梅マラソンは、自分にとっては特別な大会だ。
秋田小町がいなかったのは少し残念だけど、あの格好でマスクしてるのも興ざめだしなあ。
荷物を置いたところにもどると、足が攣りまくって仕方ない。
しばらく動いているうちに収まる。その後は、疲労感は思ったよりも少ない。
足の小指は、テーピングのおかげか何ともなかった。親指の内出血は濃くなったみたいだけど。
肝心の結果はというと、手元の時計で
「2h09:34」
折り返し地点で予想してたけど、前回の自己ベストより2分も遅い。
後で1kmごとのラップタイムで比較しても、前半、後半ともに完敗である。
走り込みはしてきたけど、ペース走をほとんど、というか全くしてこなかったのが敗因か?
フロストバイトではほぼ同タイムだったので、スピードが落ちてる、と言う事はないと思うのだけど。
結果にこだわらない、と言いつつ、やっぱり結果に拘ってしまうのであった。
ただ、順位は総合、年代別ともに上がっていたので、今回のレースの条件が厳しかったのかもしれない、
と言う事にしておこう。
フロストバイトロードレース2023 [マラソン]
こんにちは、大クスを見に行ってから全くロードに乗れていないchimamoです。
今日は3年ぶりに開催された、横田基地のフロストバイトレースに参加してきました。
寒波到来で、8時だというのにー1°という寒さの中を出発。
駅でKさんと合流して東福生駅へ。
どんよりと曇り空の下の横田基地
基地のゲートで免許証を提示して、持ち物検査を受けて「入国」。
お決まりのトレーナーと参加賞のネックゲイターを受け取る。
今年は「赤」
普段着にするには、少々勇気のいる色だ。
左下の黒いのは完走記念のネックゲイター。
うーん、色違いとは言え、なんで参加賞と同じ?
いつものトラック前に荷物を広げるけど、雲はさらに厚くなり、とても寒い。風がないのがせめてもの救い。
先に来て5kmを走ったNさんの話では、GPS計測で「6.8km」あったらしい。
「フロストバイトだし仕方ないよね~」と笑い話で済むところが、この大会の醍醐味だ(!?)
出店でランニンググローブを買ったりした後、着替えてアップを済まし、スタートラインに並ぶ。
11時スタートのはずが、5分前に「スタートは11時30分になります」とのアナウンス。
さすが、フロストバイト。
自分らがスタートに向かったとき、まだ5kmランナーが走ってたもんなあ。
久しぶりのオフライン(?)開催で、運営も大変なんだろう。
いったん戻って上着を着ていたとはいえ、すっかり体が冷え切ってしまう。
「もう一回スタートが延長になったら帰ろうか?」なんてKさんと話しながら再度整列。
Aブロックで、先頭から少し後ろに並ぶ。
今度は延長されることなく11時半にスタート。
1時間23分切りを目指すというKさんはあっという間に離れていく。
とりあえず、キロ4分が予定の自分はK大先輩の後ろを追いかける。
2kmくらい走って、体が温まってきて少しペースアップしてK先輩の前に出る。
普段の練習では、キロ4分半くらいなので、このペースで走るのは久しぶり。
最近読んだ本の影響で、ランニング中も鼻呼吸をしてるのだけど、このペースでの鼻呼吸はなかなか難しい。
鼻で吸って、口から吐く、とか、思考錯誤しながら走る。
いまひとつ、体と呼吸の「息」が合わない。
徐々にキロ3分55秒くらいのペースで集団が出来上がり、固まって走る。
集団走行はあまりやったこと無いけど、風も防げるし、なかなか快適。
と思ってたら、前の人が地面に向けて吐いた唾のしぶきが、少しだけど顔にかかり、かなり不快。
集団で走っているときは、端っこにいたとしても唾を吐くのはやめてほしい。
不快な気分と怒りをエネルギーに変えて、そのランナーの前に出る。
今回は、同じコースを2周する、周回コース。
これまでよりコンパクトなコース設定。
もちろん、お約束の滑走路脇のルートは健在。
今回のコースの概略図
風は大したことなく、とても走りやすい。
いつの間にか、厚く垂れこめてた雲がどこかにいって、青空が広がって暑いくらい。
10kmを過ぎたあたりは全然余裕だったけど、13kmあたりで空腹を感じてから徐々にしんどくなる。
17kmあたりで完全に足が終わった感じになって諦めかけるけど、4kmペーサー(自称)のランナーの後を必死についていく。
振り返る余裕はないけど、集団もすっかり崩れたようだ。
この辺りから、右足の親指の爪が痛くなり始める。
前の年越し所沢マラソンですこし内出血したところが、さらに悪化したみたい。とはいえ、それほどの痛みではない。
とりあえず、フォームが崩れないことだけを意識して走り続ける。
呼吸はほとんど口呼吸になってるけど、ときどき思い出しては鼻で吸い込んでみる。
非公認ペーサーは相変わらず安定した走り。
この人がいなければ、とっくに崩れてたと思う。
最後の数百メートルは頑張ってペースを上げてゴール。
ハーフマラソンには1kmほど足りないけど、これもフロストバイト。
毎回コースが変わるのは、やっぱり基地ならではの理由なのか?
距離が違うので、タイムでの比較はできないけど、ハーフだと自己ベストのペース?
と思ったら、3年前のフロストバイトと同じタイムだった。
うーん、前回はターサーJAPAN履いてのタイムだし。
走力的には落ちている、のかもしれない。
もっとスピード練習をした方がいいのかも。
帰るときは、青空が広がる。
やっぱり、フロストバイトには青空が良く似合う。
今日は3年ぶりに開催された、横田基地のフロストバイトレースに参加してきました。
寒波到来で、8時だというのにー1°という寒さの中を出発。
駅でKさんと合流して東福生駅へ。
どんよりと曇り空の下の横田基地
基地のゲートで免許証を提示して、持ち物検査を受けて「入国」。
お決まりのトレーナーと参加賞のネックゲイターを受け取る。
今年は「赤」
普段着にするには、少々勇気のいる色だ。
左下の黒いのは完走記念のネックゲイター。
うーん、色違いとは言え、なんで参加賞と同じ?
いつものトラック前に荷物を広げるけど、雲はさらに厚くなり、とても寒い。風がないのがせめてもの救い。
先に来て5kmを走ったNさんの話では、GPS計測で「6.8km」あったらしい。
「フロストバイトだし仕方ないよね~」と笑い話で済むところが、この大会の醍醐味だ(!?)
出店でランニンググローブを買ったりした後、着替えてアップを済まし、スタートラインに並ぶ。
11時スタートのはずが、5分前に「スタートは11時30分になります」とのアナウンス。
さすが、フロストバイト。
自分らがスタートに向かったとき、まだ5kmランナーが走ってたもんなあ。
久しぶりのオフライン(?)開催で、運営も大変なんだろう。
いったん戻って上着を着ていたとはいえ、すっかり体が冷え切ってしまう。
「もう一回スタートが延長になったら帰ろうか?」なんてKさんと話しながら再度整列。
Aブロックで、先頭から少し後ろに並ぶ。
今度は延長されることなく11時半にスタート。
1時間23分切りを目指すというKさんはあっという間に離れていく。
とりあえず、キロ4分が予定の自分はK大先輩の後ろを追いかける。
2kmくらい走って、体が温まってきて少しペースアップしてK先輩の前に出る。
普段の練習では、キロ4分半くらいなので、このペースで走るのは久しぶり。
最近読んだ本の影響で、ランニング中も鼻呼吸をしてるのだけど、このペースでの鼻呼吸はなかなか難しい。
鼻で吸って、口から吐く、とか、思考錯誤しながら走る。
いまひとつ、体と呼吸の「息」が合わない。
徐々にキロ3分55秒くらいのペースで集団が出来上がり、固まって走る。
集団走行はあまりやったこと無いけど、風も防げるし、なかなか快適。
と思ってたら、前の人が地面に向けて吐いた唾のしぶきが、少しだけど顔にかかり、かなり不快。
集団で走っているときは、端っこにいたとしても唾を吐くのはやめてほしい。
不快な気分と怒りをエネルギーに変えて、そのランナーの前に出る。
今回は、同じコースを2周する、周回コース。
これまでよりコンパクトなコース設定。
もちろん、お約束の滑走路脇のルートは健在。
今回のコースの概略図
風は大したことなく、とても走りやすい。
いつの間にか、厚く垂れこめてた雲がどこかにいって、青空が広がって暑いくらい。
10kmを過ぎたあたりは全然余裕だったけど、13kmあたりで空腹を感じてから徐々にしんどくなる。
17kmあたりで完全に足が終わった感じになって諦めかけるけど、4kmペーサー(自称)のランナーの後を必死についていく。
振り返る余裕はないけど、集団もすっかり崩れたようだ。
この辺りから、右足の親指の爪が痛くなり始める。
前の年越し所沢マラソンですこし内出血したところが、さらに悪化したみたい。とはいえ、それほどの痛みではない。
とりあえず、フォームが崩れないことだけを意識して走り続ける。
呼吸はほとんど口呼吸になってるけど、ときどき思い出しては鼻で吸い込んでみる。
非公認ペーサーは相変わらず安定した走り。
この人がいなければ、とっくに崩れてたと思う。
最後の数百メートルは頑張ってペースを上げてゴール。
ハーフマラソンには1kmほど足りないけど、これもフロストバイト。
毎回コースが変わるのは、やっぱり基地ならではの理由なのか?
距離が違うので、タイムでの比較はできないけど、ハーフだと自己ベストのペース?
と思ったら、3年前のフロストバイトと同じタイムだった。
うーん、前回はターサーJAPAN履いてのタイムだし。
走力的には落ちている、のかもしれない。
もっとスピード練習をした方がいいのかも。
帰るときは、青空が広がる。
やっぱり、フロストバイトには青空が良く似合う。
第32回ぐんまマラソン [マラソン]
こんにちは、先日パパ友と河原でキャンプしたら、とても楽しかったchimamoです。
ただ、おっさん二人で酒飲みながらしょうもないこと喋って、焼肉して、鍋して寝ただけなんですけどね。
いや、これって、ある意味では贅沢な時間かも。
そんなおやじキャンプの4日後、第32回ぐんまマラソンに参加してきました。
朝4時に起きて東飯能駅でKさんと待ち合わせ、5時20分の始発電車に乗って新前橋まで。
シャトルバスは、高崎、新前橋、前橋の3駅から出ていて、今回は新前橋駅を選択。
徐々に夜が明けてきて、雲一つない晴天。
思ったほど混んでなくて、スムーズにバスに乗れて会場まで移動する。
ゴール地点の醤油スタジアム。ゴールするとき、笑ってるか、泣いてるか。
股ズレ防止用のワセリンと、靴擦れ防止用のテーピングを忘れるという失態を犯してしまい、バッグにあったバンドエイドでテーピングの代用にする。ワセリンはあきらめる。
気温は高くないけど、とてもいい天気で全く寒くない。
前回の小鹿野に続いて、ランニングシャツを着用、体にまんべんなく日焼け止めオイルを塗る。
余裕こいてたら、いつのまにか整列時間が迫っていて、慌てて荷物を預けて、陸連登録をしてSブロックのKさんと別れてAブロックへ。
結構ギリギリだったけど、駐車場なので空間に余裕があって、前の方に並ぶ。
ゲストのトークが終わって、9:00、スタート!
今回の目標は、「あわよくばサブスリー」作戦。
3年ぶりのフルマラソンで、自己ベスト更新は難しいと思うけど、割と体は動いているし、せっかくなら狙いたい。
無理でも、どこまで走れるかを知るのは、次回に向けてのいい練習だ。
スタートしてすぐはペースは上がらず、キロ4分30秒台。
そのあと、人をよけつつペースを上げてキロ4分10秒前後までもっていく。
今日は練習と割り切るKさんを抜いて進むと、小鹿野でしばらく並走した、そして抜き去られたランナー、Aさん(仮)を発見。
この人はサブスリーランナーなので、この人についていけばサブスリーを狙いやすいかも、と期待が高まる。
5km地点でのペースは、4分30秒。まあ、出足が遅かったから仕方ない。
そこから10kmまではキロ4分15秒。
「よし、ここから先は、キロ4分15秒を刻んでいこう、と思ったら甘かった。
この後、急にペースが落ち始めて4分20秒台が連続する。
「あかん、ペースを落とそうと弱気になったらダメや!」と、再びペースを上げようとするも、全然体が反応しない。
「日曜日にロードバイクで50km走って、筋肉のエネルギーが回復しとらんのか?」
とか、弱気の虫がむくむくと湧き出てくる。
思うように足が動かず、ガーミンが告げるラップは4分20秒前後をウロウロ。
もはやサブスリーなんて無理!
「よし、作戦変更。ともかく、今のペースを維持しよう!」と気持ちを切り替える。
Aさんも調子が悪いのか、ほぼ同じペースで並走状態。
走っている時は全然気づかなかったけど、今回のレースはかなり暑く、周りのランナーの多くも失速してたみたい。
思い返せば、これだけ失速している割には、あんまり抜かれる事がなく、抜くことの方が多かったくらい。
中間点を、かろうじてAさんより先に通過した時点で、「よし、Aさんには往路で勝った。もういいや」と、無意味に満足する。
あと、どこまでAさんについていけるかだ。
結局、30キロ付近でさらにペースが落ちて一人旅となり、後続の人に次々と抜かれ始める。
といっても、参加人数が少なめなせいか、それほど多くもない。
これだけグダグダになっても、キロ5分前半をキープできていたのは厚底シューズの恩恵か?
それでも、一時は足が動くようになってペースを上げて、Aさんを抜き去る。
が、すぐに失速、今度はお腹が引き攣るように痛くなる。
胃腸というより、腹筋が攣ったのか?!
足は動くのに、腹筋が邪魔をしてペースがさらに落ちる。
直に腹を触ってみると、ものすごく冷えている。
ランシャツは走りやすいけど、インナーを着ない分だけ体幹が冷えやすい。
次はボディウォーマー(つまり腹巻)を着て走ろう。
このぐんまマラソン、国道をばかり走るのかと思っていたら、工場の中(?)や、いきなり住宅街みたいなところに入ったりと、なかなかに変化に富むコース。
車道も4車線の内1車線だけを使って、車と並走とか、なかなかユニーク、ともいえる。
最後の数キロになって、遊歩道とかで距離はないけど、それなり勾配があったり、最後、競技場に入るところが上りだったりと、疲れ切った足にはかなり厳しい。
経験者から、「前半に飛ばして余裕がなくなると、後半はとても辛いよ。」とアドバイスされていたのが、いまさらに染みてくる。
ラスト数百メートル、トラックに入ってから(気持ちだけ)スパートして、前のランナーを一人抜いてゴール!
見上げれば、憎いほどの青空に太陽。
記録を狙うには、ちと暑すぎたようだ。
手元の時計では、3時間16分と少々。
10キロ過ぎた時点で失速した割には、頑張ったと言っていいかもしれない。
自己ベストからもほど遠いけど、今日の暑さを考えれば仕方ない、としておこう。
グランドに座り込んで手足を触ってみると、砂浜に寝転んだみたいに塩でジャリジャリ。
マラソンでここまで汗をかいたのは初めてかも。
しばし後にきたAさんと少し話した後、Kさんと合流。
着替えた後は早々に会場を後にして、シャトルバスに乗り込むのであった。
参加賞のTシャツとフィニッシャータオル。
なんとも微妙な色だ。
甘すぎず、クエン酸たっぷりの梅ゼリー。
1個300円だけど、2個なら500円と言われて二つ買う。
エイドで、パックのままズラリと並んでいたのは驚いた。もちろん貰いました。
心配した靴擦れは大丈夫だったけど、右の親指の内側が爪に沿って内出血していた。痛みはないけど、次回はテーピングしておこう。
振り返ってみれば、マラソンには少々暑い天気だったのだろう。
そうでないと、10キロで失速はさすがにないと思う。Aさんとか、周りの人も似たような感じだったし。
もちろん、この状況下でもサブスリーランナーはいくらでもいるわけで、自分の実力はまだまだ、ということが良く分かった。
3月に荒川をエントリーしているので、それに向かって走りこむのみ、かな。
因みに、ゴール直後にスポーツドリングを500ml、着替えた後に水を500ml、粉雨を溶かしたポンジュースを200ml。
帰る途中でビール350mlを2本、帰宅後にさらに1本。あと晩御飯(いつもの2食分)を摂取、その間、トイレは1回のみ。という状況で、入浴後に体重を計ったら、昨日から2kg減っていた。
よっぽど汗かいたんだろう。寝る前には戻ってたけど。
ただ、おっさん二人で酒飲みながらしょうもないこと喋って、焼肉して、鍋して寝ただけなんですけどね。
いや、これって、ある意味では贅沢な時間かも。
そんなおやじキャンプの4日後、第32回ぐんまマラソンに参加してきました。
朝4時に起きて東飯能駅でKさんと待ち合わせ、5時20分の始発電車に乗って新前橋まで。
シャトルバスは、高崎、新前橋、前橋の3駅から出ていて、今回は新前橋駅を選択。
徐々に夜が明けてきて、雲一つない晴天。
思ったほど混んでなくて、スムーズにバスに乗れて会場まで移動する。
ゴール地点の醤油スタジアム。ゴールするとき、笑ってるか、泣いてるか。
股ズレ防止用のワセリンと、靴擦れ防止用のテーピングを忘れるという失態を犯してしまい、バッグにあったバンドエイドでテーピングの代用にする。ワセリンはあきらめる。
気温は高くないけど、とてもいい天気で全く寒くない。
前回の小鹿野に続いて、ランニングシャツを着用、体にまんべんなく日焼け止めオイルを塗る。
余裕こいてたら、いつのまにか整列時間が迫っていて、慌てて荷物を預けて、陸連登録をしてSブロックのKさんと別れてAブロックへ。
結構ギリギリだったけど、駐車場なので空間に余裕があって、前の方に並ぶ。
ゲストのトークが終わって、9:00、スタート!
今回の目標は、「あわよくばサブスリー」作戦。
3年ぶりのフルマラソンで、自己ベスト更新は難しいと思うけど、割と体は動いているし、せっかくなら狙いたい。
無理でも、どこまで走れるかを知るのは、次回に向けてのいい練習だ。
スタートしてすぐはペースは上がらず、キロ4分30秒台。
そのあと、人をよけつつペースを上げてキロ4分10秒前後までもっていく。
今日は練習と割り切るKさんを抜いて進むと、小鹿野でしばらく並走した、そして抜き去られたランナー、Aさん(仮)を発見。
この人はサブスリーランナーなので、この人についていけばサブスリーを狙いやすいかも、と期待が高まる。
5km地点でのペースは、4分30秒。まあ、出足が遅かったから仕方ない。
そこから10kmまではキロ4分15秒。
「よし、ここから先は、キロ4分15秒を刻んでいこう、と思ったら甘かった。
この後、急にペースが落ち始めて4分20秒台が連続する。
「あかん、ペースを落とそうと弱気になったらダメや!」と、再びペースを上げようとするも、全然体が反応しない。
「日曜日にロードバイクで50km走って、筋肉のエネルギーが回復しとらんのか?」
とか、弱気の虫がむくむくと湧き出てくる。
思うように足が動かず、ガーミンが告げるラップは4分20秒前後をウロウロ。
もはやサブスリーなんて無理!
「よし、作戦変更。ともかく、今のペースを維持しよう!」と気持ちを切り替える。
Aさんも調子が悪いのか、ほぼ同じペースで並走状態。
走っている時は全然気づかなかったけど、今回のレースはかなり暑く、周りのランナーの多くも失速してたみたい。
思い返せば、これだけ失速している割には、あんまり抜かれる事がなく、抜くことの方が多かったくらい。
中間点を、かろうじてAさんより先に通過した時点で、「よし、Aさんには往路で勝った。もういいや」と、無意味に満足する。
あと、どこまでAさんについていけるかだ。
結局、30キロ付近でさらにペースが落ちて一人旅となり、後続の人に次々と抜かれ始める。
といっても、参加人数が少なめなせいか、それほど多くもない。
これだけグダグダになっても、キロ5分前半をキープできていたのは厚底シューズの恩恵か?
それでも、一時は足が動くようになってペースを上げて、Aさんを抜き去る。
が、すぐに失速、今度はお腹が引き攣るように痛くなる。
胃腸というより、腹筋が攣ったのか?!
足は動くのに、腹筋が邪魔をしてペースがさらに落ちる。
直に腹を触ってみると、ものすごく冷えている。
ランシャツは走りやすいけど、インナーを着ない分だけ体幹が冷えやすい。
次はボディウォーマー(つまり腹巻)を着て走ろう。
このぐんまマラソン、国道をばかり走るのかと思っていたら、工場の中(?)や、いきなり住宅街みたいなところに入ったりと、なかなかに変化に富むコース。
車道も4車線の内1車線だけを使って、車と並走とか、なかなかユニーク、ともいえる。
最後の数キロになって、遊歩道とかで距離はないけど、それなり勾配があったり、最後、競技場に入るところが上りだったりと、疲れ切った足にはかなり厳しい。
経験者から、「前半に飛ばして余裕がなくなると、後半はとても辛いよ。」とアドバイスされていたのが、いまさらに染みてくる。
ラスト数百メートル、トラックに入ってから(気持ちだけ)スパートして、前のランナーを一人抜いてゴール!
見上げれば、憎いほどの青空に太陽。
記録を狙うには、ちと暑すぎたようだ。
手元の時計では、3時間16分と少々。
10キロ過ぎた時点で失速した割には、頑張ったと言っていいかもしれない。
自己ベストからもほど遠いけど、今日の暑さを考えれば仕方ない、としておこう。
グランドに座り込んで手足を触ってみると、砂浜に寝転んだみたいに塩でジャリジャリ。
マラソンでここまで汗をかいたのは初めてかも。
しばし後にきたAさんと少し話した後、Kさんと合流。
着替えた後は早々に会場を後にして、シャトルバスに乗り込むのであった。
参加賞のTシャツとフィニッシャータオル。
なんとも微妙な色だ。
甘すぎず、クエン酸たっぷりの梅ゼリー。
1個300円だけど、2個なら500円と言われて二つ買う。
エイドで、パックのままズラリと並んでいたのは驚いた。もちろん貰いました。
心配した靴擦れは大丈夫だったけど、右の親指の内側が爪に沿って内出血していた。痛みはないけど、次回はテーピングしておこう。
振り返ってみれば、マラソンには少々暑い天気だったのだろう。
そうでないと、10キロで失速はさすがにないと思う。Aさんとか、周りの人も似たような感じだったし。
もちろん、この状況下でもサブスリーランナーはいくらでもいるわけで、自分の実力はまだまだ、ということが良く分かった。
3月に荒川をエントリーしているので、それに向かって走りこむのみ、かな。
因みに、ゴール直後にスポーツドリングを500ml、着替えた後に水を500ml、粉雨を溶かしたポンジュースを200ml。
帰る途中でビール350mlを2本、帰宅後にさらに1本。あと晩御飯(いつもの2食分)を摂取、その間、トイレは1回のみ。という状況で、入浴後に体重を計ったら、昨日から2kg減っていた。
よっぽど汗かいたんだろう。寝る前には戻ってたけど。
小鹿野ロードレース2022 [マラソン]
こんにちは、最近になって牛乳を飲むとお腹を壊すことに気づき、「体組成計で体力年齢は20代!」と喜んでいても、確実に体はおっさんなchimamoです。
さて、久しぶりのマラソンネタ。
埼玉県は秩父郡小鹿野町のロードレース(ハーフ)に参加してきました。
この大会、今回で50回目という、ローカルながらも歴史のある大会なんです。
なんて言いながら初参加。
パンプレットのコース図と高低表をみると、去年まではぐるっと回って最後に丘を越えるハードなコースだったのが、今回は折り返しで緩やかに100mちょっとを上って折り返す感じ。
「10kmで100mちょっとの上りなら、全然平気、これなら自己ベストも狙えるかも?!」なんて考えで臨んだけど、甘かった。詳しくは後述。
7時にKさんと待ち合わせて車で現地まで。少しの待ち時間で8時過ぎに駐車場に着いたけど、続々と車が列をなしていて、早めに出てよかったとホッとする。
受付会場は地元の小学校で、雰囲気としては青梅マラソンに似ている。もっとも、出店はかき氷の1店のみですが。
天気は曇りで、暑くも寒くもない感じ。
マラソンするなら、もう少し寒くてもよかったか。
レースでは初使用の厚底シューズ アシックス MAGIC SPEED
モデルチェンジ前で安くなってたので購入。果たしてその効果はあるのか?!
貴重品を預けたりしているうちに、ろくにアップをする間もなくスタート時間が迫る。
総勢500名ほどだと、スタートの混雑はほとんどない。先頭から少し離れたところに並んで、招待選手の挨拶を座って(笑)聞く。
スタート/ゴール
ゴールのゲートが小さくて、「キッズ用?!」なんて思ったけど、大人用でした。
そうこうしている間に、スタート時刻が迫ってくる。
今日の目標タイムは1h30mを切ること。
最初の1~2キロはキロ4分くらいで突っ込んで、あとはペースを維持。折り返し後に余力があればペースアップの作戦だ。
9:30 スタート!
予想以上に前を走る人々のペースが遅く、思うようにペースが上がらない。
キロ4分どころか、4分10秒くらい。自身の体も思ってたほど動いてくれない。
昨夜、カーボローディングと称してご飯を多めに食べてお腹を壊したのが影響してるか?!
「やっぱり、スピード練習がもっと必要だったか・・・。」
「ここ半年、頑張ったつもりやったけど、あかんかったか・・・。」
「レースはしんどいし、なんでこんなことやってるのか・・・。」
なんて、ネガティブな思考が頭の中をグルグルと駆け回る。
1kを過ぎて、細い道に入った途端に急こう配の下り坂。当然、帰りは上り坂。
「あかん、これは普通のロードレースと思ったら痛い目にあう・・・」
記録を狙うのは早々とあきらめ、折り返し後に備えて足を温存する作戦に変更する。
しばらく走ってると、自分を含めて3人の小集団が出来上がり、抜きつ抜かれつ、というよりもローテーションを組む感じで先頭を交代しながら先に進む。
なだらかな上りと思ってたコースは、ノコギリの歯のように細かなアップダウンを繰り返しながら徐々に上っていく。結構、いや、かなり辛い。
3人で固まって走ってからよかったけど、一人だったらとっくにペースが落ちてたと思う。
8キロ当たりから、自分が先頭を走る時間が長くなり、
「そのうち、二人とも遅れるだろ。」
なんて思ってたのだけど甘かった。
折り返し前に、小集団の一人(女性)がペースを上げて集団(?)から飛び出す。
「しまった、引かされてた!」と思ったけど、もう遅い。
徐々に差が開く女性ランナーを追いかけて、もう一人が追いかける。
この人も、ペースが落ち気味だったので「ちょっと無理じゃない?」なんて思ったけど、すぐに追いつき、追い越して走り去ってしまう。
どうやら3人の内で一番走力が劣ってたのは自分みたい。これならもっと後ろを走ってたらよかった、と思っても後の祭り。
ペースアップする余裕のない自分は、二人を見送って一人旅。
レース初使用の厚底シューズは、というと、ジョグペース(キロ5分前後)だと、まるで足底にカマボコでもあるのかと思うくらいに、ソールの丸みを感じた。
レースペース(キロ4分前後)だと、着地から蹴りだしまで、シューズが導いてくれてる感じ。
マンサンダルで意識してやっている動作を、シューズがサポートしてくれているみたい。
楽、だけど、うまく動きに合わせないと足首や指に負担がかかりそう。
が、悪くはない。裸足(系)ランナーと厚底シューズの組み合わせは悪くないかも。
折り返しで時計を見ると、45分と少々。
思ったよりタイムは悪くない。
後は下り基調だし、「これなら、1時間30分切りは狙える!」と、希望が湧いてくる。
といっても、下り基調といいながら、ところどころで上りがあって足に来る。
前を行く女性ランナーには、近づきそうで、なかなか距離が縮まらない。
いい加減しんどくなり、ペースを落としたくなるけど、「辛いのはみんな同じ」と言い聞かせる。
コース上の距離表示は、途中から5km刻みなので、手元のガーミンで距離を確認しようとするがよく見えない。
そう、最近はコンタクトレンズ(使い捨て)をつけると、小さい字が見えないのだ(涙)。
じいっと見つめてると徐々にピントが合ってくるのだけど、走っている最中は無理!
以前はこんなこと無かったのに・・・。これも老化現象か・・・。
途中から10kmのランナーと合流して、ランナー密度(?)が上がる。
ランナーを抜くのに無駄なエネルギーを使うのは困ると思ったけど、ほとんどの方は右側を走っているし、こちらに気づくと避けてくれるので、全然ストレスはなかった。
ありがとうございます。
厚底シューズのおかげが、夏の走り込みの成果か、思ったよりも足の疲労は少ない、気がする。
とはいえ、残りの2k、3kも結構なアップダウンがあって、とてもペースは上げられない。
ラスト1kmでやっとやや下りの平坦路となり、ゴールのゲートを目指して必死で走る。
ペースは上がるけど、思うように足が回らないので、余力なく足は使ってきたみたい。
失速することなく、最後まで走り切ってゴール!
手元の時計を見れば、タイムは1h28mと少々。
当然ながら自己ベスト更新とはいかないけど、このコースならば十分なタイムかと。
ゴールして一息ついてたら、隣に抜き去ってた女性ランナーがいて挨拶する。
思わずフルマラソンのタイムを聞いたら、サブスリーランナーでした。
通りで速い訳だ、と納得。
会場の雰囲気だけでなく、コースも青梅マラソンに似ていた(ある意味、こっちのほうがハード)な、小鹿野ロードレースなのでした。
参加賞のTシャツ
参加賞が3000円少々なのを考えれば、とてもコスパの良いレースだと思う。
来年も出ようかな?
Garmin Instinct DualPower をレビューする [マラソン]
こんにちは、10か月ぶりのブログ更新となったchimamoです。
ランニングやバイクツーリング、ロードバイクとそれなりに楽しんではいるけど、コロナ禍で、マラソンイベントは悉く中止となり、「ブログに載せるような話はないなあ~」と思ってたら10か月も過ぎてました。
あんまりブログの更新が途絶えているとブログ自体が削除される、という情報を聞いたので、「それは困る」と慌てて更新した次第です。
で、タイトルの「Garmin Instinct DualPower をレビューする」 ですが、買って約半年経ったので、気づいたことを書き連ねてみます。
まず、わたくしのGPSウォッチ歴は、GARMINのForerunner410から始まって、ForeAthlete620J、そしてINSTINCT DualPowerと、ガーミン尽くしなのだ。
左からInstinct DualPower、ForeAthlete620J、Forerunner410
これら3代のGARMINを使い続けてきた上でのレビューとなります。
それでは、はじまり、はじまり~。
◎購入動機
自分はロードでのランニングがメインで、普通に考えれば機能や価格の点からForeAthlete245あたりがベストだ。
620Jのバッテリーが4時間少々しか持たなくなってきて、買い替えを検討していたのだけど、
「次は、普段使いができるデザインで、液晶はモノクロでいいから見やすくて、バッテリーの持ちがよくて、ソーラー発電のできるヤツが出たら買おう!」
なんてことを夢想してたらInstinctDualpowerが発売されたので、まさに理想のGPSウォッチだったのだ。
◎総評
はじめに結論を言っておこう。
「買って後悔はない」
620Jよりも若干大きく、厚くなってるけども全然気にならない。フルマラソンで使っても何ら問題ないだろう。
賛否の分かれるベルトも、自分は適度に伸縮性があってフィット感も良好で気に入ってる。
GPS精度は言うに及ばす。ただ、ほぼ毎回同じ場所(自宅前)なのに、衛星をキャッチするのに、だいたいは10秒くらいだけど、数分かかることが時々ある。
この辺は420から変わらない。モデルが新しくなっても、衛星のキャッチが速くなった気はしないんだよな~。
3代のモデルを並べてみる。 厚みはそんなに変わらないけど、縦に大きくなってる。
付け心地は、Instinctが一番良い。
画面は白黒反転で使っていて、とても見やすい。
敢えていうなら、右上の円の部分は区切らない方が、画面設定の選択肢が増えて良かったと思う。
早朝か夕方に走ることが殆どなので、簡単に日の出、日の入りが確認できるのは意外と便利。
機能とボタンが多くて初めは戸惑ったけど、3日も使ってたら慣れた。
ただ、「普段使いもできる」と買っておきながら、日常(仕事を含む)で使ったのは2週間くらい。
ウォッチフェイスを変えたり、心拍計やボディバッテリー、睡眠ログを見て楽しんでいたのは始めだけで、すぐに飽きた。
良く寝たかどうかなんて、朝起きたらわかるし、そりゃ、夕方になりゃボディーバッテリーも減るわ、と。
なにより、自分、腕時計はアナログ派なんだった(普段はミリタリーウォッチを愛用)だったのです。
ということで、ランニング(と時々自転車)の時だけ電源を入れて使ってます。
以下、細かい点をいくつか
①良かった点
1.バッテリーの持ちがよい
今は普段使いはしてなくて、走るときだけ電源を入れている。
平日に1時間、休日に2時間走る(実際はそんなに走らない)として、カタログ値が30時間だから3週間は充電いらず。
実際には毎日走るわけでないから、1月くらい充電いらずなのだ。実際に使った感想としてもそんなもの。
月に1~2回くらいしか充電してないと思う。充電ケーブルを無くしそうで不安になるくらいだ。
2.Bluetoth接続が便利
620Jにはなかった機能で、使ってみるとなかなかに便利。
時計の小さな画面で見るよりも、スマホの方がずっと見やすいし、情報量も多い。
3.ナビゲーション機能は意外と使える、かも
GARMIN CONECTで作成したルートを読み込めば、地図表示はできないが、分岐点やミスコースしたときは知らせてくれる。
旅行先で知らない土地を走るとき、あらかじめルートを作っておけば便利そう。山でも地図をメインにサブ的に役立つと思う。
自転車ツーリングでも使えそう。サイコンに比べると止まった時しか画面は見ない方がよさそう。
②いまいち、な点
1.字が小さい、表示桁が少ない
右上に小窓がある分だけ、上段の表示幅が狭くなってしまった。
620Jと比べるても、上段の字は少し小さく、表示の桁数も少ない。デザイン上仕方ないとはいえ、何気に残念。
止まってみる分には問題ないけど、夕暮れに走りながらだと苦労する。
620Jでは気にならなかったから、大きさの差はわずかなんだけど、視認性は結構な差がある。
比べると差がよく(?)分かる。
2.オートポーズ/スタートの反応が悪い
特にスタートの反応が遅い。だいたい2車線の横断歩道を渡り切ってからやっとスタートする。同じコースを走って信号で捕まると、10~30mくらい走行距離が短くなる。
これは、410から620Jに替えた時も感じたので、モデルが新しくなるほど反応が遅くなってるみたいだ。
設定を変えれば改善できるのだろうか?
3.スタートボタンの反応が遅い
スタートボタンを押してから、「ピッ」と鳴るまでに、ほんの一瞬だけ間がある。
ボタン操作と操作音にタイムラグがあるのは、些細なことながら毎度なだけ気になる。
なんの問題もないんだけどね。
4.音と振動が小さい
620Jに比べると、オートラップを知らせる音と振動が小さい、気がする。
直接比べた訳ではないけど、前よりもラップ時の通知に気づかない事が増えたと思う。
音のパターンはともかく、音量は調節できても良いのではないだろうか。
5.「レースモード」がない
630Jには普通のランニングモードの他に、レースモードというのがあった。
セーブモードの以降に時間がかかるのと、オートストップがオフになるくらいの違いだけど。
Instinctだと、オートストップをレースの時にはオフにする必要がある。
まあ、InstinctはGARMINのHPでランニングに分類されいてないので仕方ないか。
6.役に立たないソーラー充電
ええ、買う前から分かっていましたよ。
曇り時々雨の中を50分ほど走った時
若干の発電はあるけど、充電には程遠い状態。天候を考えれば当然。
晴天の下、歩きながらずっと時計を太陽に向けてると、確かに発電はされている。が、1時間で1%くらい。
心拍計を使う状態で、稼働日数が1日増えたけど、3時間くらいで戻ってた。
炎天下に釣り堀で4時間くらい太陽に向けていて、やっと3%くらい充電された。
そして、夜中にバックライトを何度も点灯させたらあっという間に発電した分のバッテリーは消費されてしまった。
発電するには時計のガラス面を光源に向け続ける必要がある。でも、そんなの走りながらなんて無理!
トレランだったら山の中なのでそもそも太陽が拝めない。
物干し竿に一日ぶら下げとけば、もうちょっと充電されるかもしれないけど、それなら素直にUSBで充電した方が速い。
結論として、自分の評価としては実用性はほとんどない。
無人島に流れ着いたときや、文明が滅びた時には大いに役立つことだろう。
いわゆる「男のロマン」というやつですな。
再度言うけども、「わかってて買った」ので後悔はないですが。
とまあ、文句の方が多くなってしまったけど、実際のところは大いに気に入っている。
液晶が見やすいのと、バッテリーの持ちが良い点、あとデザインも気に入ってるし。
もし、自分がほかのランナーからInstinctとForeAthlete、どちらが良いか尋ねられたら、機能的には後者をお勧めするだろう。
ランニングウォッチとしての使い勝手や機能はForeAthleteに及ばない。
が、ランに関する多機能を求めず、バッテリーの持ちや、デザインに惹かれたのなら、Instinctも十分にアリ。
最後は直感に頼って、どちらを選んだとしても、後悔はない、と思う。
ランニングやバイクツーリング、ロードバイクとそれなりに楽しんではいるけど、コロナ禍で、マラソンイベントは悉く中止となり、「ブログに載せるような話はないなあ~」と思ってたら10か月も過ぎてました。
あんまりブログの更新が途絶えているとブログ自体が削除される、という情報を聞いたので、「それは困る」と慌てて更新した次第です。
で、タイトルの「Garmin Instinct DualPower をレビューする」 ですが、買って約半年経ったので、気づいたことを書き連ねてみます。
まず、わたくしのGPSウォッチ歴は、GARMINのForerunner410から始まって、ForeAthlete620J、そしてINSTINCT DualPowerと、ガーミン尽くしなのだ。
左からInstinct DualPower、ForeAthlete620J、Forerunner410
これら3代のGARMINを使い続けてきた上でのレビューとなります。
それでは、はじまり、はじまり~。
◎購入動機
自分はロードでのランニングがメインで、普通に考えれば機能や価格の点からForeAthlete245あたりがベストだ。
620Jのバッテリーが4時間少々しか持たなくなってきて、買い替えを検討していたのだけど、
「次は、普段使いができるデザインで、液晶はモノクロでいいから見やすくて、バッテリーの持ちがよくて、ソーラー発電のできるヤツが出たら買おう!」
なんてことを夢想してたらInstinctDualpowerが発売されたので、まさに理想のGPSウォッチだったのだ。
◎総評
はじめに結論を言っておこう。
「買って後悔はない」
620Jよりも若干大きく、厚くなってるけども全然気にならない。フルマラソンで使っても何ら問題ないだろう。
賛否の分かれるベルトも、自分は適度に伸縮性があってフィット感も良好で気に入ってる。
GPS精度は言うに及ばす。ただ、ほぼ毎回同じ場所(自宅前)なのに、衛星をキャッチするのに、だいたいは10秒くらいだけど、数分かかることが時々ある。
この辺は420から変わらない。モデルが新しくなっても、衛星のキャッチが速くなった気はしないんだよな~。
3代のモデルを並べてみる。 厚みはそんなに変わらないけど、縦に大きくなってる。
付け心地は、Instinctが一番良い。
画面は白黒反転で使っていて、とても見やすい。
敢えていうなら、右上の円の部分は区切らない方が、画面設定の選択肢が増えて良かったと思う。
早朝か夕方に走ることが殆どなので、簡単に日の出、日の入りが確認できるのは意外と便利。
機能とボタンが多くて初めは戸惑ったけど、3日も使ってたら慣れた。
ただ、「普段使いもできる」と買っておきながら、日常(仕事を含む)で使ったのは2週間くらい。
ウォッチフェイスを変えたり、心拍計やボディバッテリー、睡眠ログを見て楽しんでいたのは始めだけで、すぐに飽きた。
良く寝たかどうかなんて、朝起きたらわかるし、そりゃ、夕方になりゃボディーバッテリーも減るわ、と。
なにより、自分、腕時計はアナログ派なんだった(普段はミリタリーウォッチを愛用)だったのです。
ということで、ランニング(と時々自転車)の時だけ電源を入れて使ってます。
以下、細かい点をいくつか
①良かった点
1.バッテリーの持ちがよい
今は普段使いはしてなくて、走るときだけ電源を入れている。
平日に1時間、休日に2時間走る(実際はそんなに走らない)として、カタログ値が30時間だから3週間は充電いらず。
実際には毎日走るわけでないから、1月くらい充電いらずなのだ。実際に使った感想としてもそんなもの。
月に1~2回くらいしか充電してないと思う。充電ケーブルを無くしそうで不安になるくらいだ。
2.Bluetoth接続が便利
620Jにはなかった機能で、使ってみるとなかなかに便利。
時計の小さな画面で見るよりも、スマホの方がずっと見やすいし、情報量も多い。
3.ナビゲーション機能は意外と使える、かも
GARMIN CONECTで作成したルートを読み込めば、地図表示はできないが、分岐点やミスコースしたときは知らせてくれる。
旅行先で知らない土地を走るとき、あらかじめルートを作っておけば便利そう。山でも地図をメインにサブ的に役立つと思う。
自転車ツーリングでも使えそう。サイコンに比べると止まった時しか画面は見ない方がよさそう。
②いまいち、な点
1.字が小さい、表示桁が少ない
右上に小窓がある分だけ、上段の表示幅が狭くなってしまった。
620Jと比べるても、上段の字は少し小さく、表示の桁数も少ない。デザイン上仕方ないとはいえ、何気に残念。
止まってみる分には問題ないけど、夕暮れに走りながらだと苦労する。
620Jでは気にならなかったから、大きさの差はわずかなんだけど、視認性は結構な差がある。
比べると差がよく(?)分かる。
2.オートポーズ/スタートの反応が悪い
特にスタートの反応が遅い。だいたい2車線の横断歩道を渡り切ってからやっとスタートする。同じコースを走って信号で捕まると、10~30mくらい走行距離が短くなる。
これは、410から620Jに替えた時も感じたので、モデルが新しくなるほど反応が遅くなってるみたいだ。
設定を変えれば改善できるのだろうか?
3.スタートボタンの反応が遅い
スタートボタンを押してから、「ピッ」と鳴るまでに、ほんの一瞬だけ間がある。
ボタン操作と操作音にタイムラグがあるのは、些細なことながら毎度なだけ気になる。
なんの問題もないんだけどね。
4.音と振動が小さい
620Jに比べると、オートラップを知らせる音と振動が小さい、気がする。
直接比べた訳ではないけど、前よりもラップ時の通知に気づかない事が増えたと思う。
音のパターンはともかく、音量は調節できても良いのではないだろうか。
5.「レースモード」がない
630Jには普通のランニングモードの他に、レースモードというのがあった。
セーブモードの以降に時間がかかるのと、オートストップがオフになるくらいの違いだけど。
Instinctだと、オートストップをレースの時にはオフにする必要がある。
まあ、InstinctはGARMINのHPでランニングに分類されいてないので仕方ないか。
6.役に立たないソーラー充電
ええ、買う前から分かっていましたよ。
曇り時々雨の中を50分ほど走った時
若干の発電はあるけど、充電には程遠い状態。天候を考えれば当然。
晴天の下、歩きながらずっと時計を太陽に向けてると、確かに発電はされている。が、1時間で1%くらい。
心拍計を使う状態で、稼働日数が1日増えたけど、3時間くらいで戻ってた。
炎天下に釣り堀で4時間くらい太陽に向けていて、やっと3%くらい充電された。
そして、夜中にバックライトを何度も点灯させたらあっという間に発電した分のバッテリーは消費されてしまった。
発電するには時計のガラス面を光源に向け続ける必要がある。でも、そんなの走りながらなんて無理!
トレランだったら山の中なのでそもそも太陽が拝めない。
物干し竿に一日ぶら下げとけば、もうちょっと充電されるかもしれないけど、それなら素直にUSBで充電した方が速い。
結論として、自分の評価としては実用性はほとんどない。
無人島に流れ着いたときや、文明が滅びた時には大いに役立つことだろう。
いわゆる「男のロマン」というやつですな。
再度言うけども、「わかってて買った」ので後悔はないですが。
とまあ、文句の方が多くなってしまったけど、実際のところは大いに気に入っている。
液晶が見やすいのと、バッテリーの持ちが良い点、あとデザインも気に入ってるし。
もし、自分がほかのランナーからInstinctとForeAthlete、どちらが良いか尋ねられたら、機能的には後者をお勧めするだろう。
ランニングウォッチとしての使い勝手や機能はForeAthleteに及ばない。
が、ランに関する多機能を求めず、バッテリーの持ちや、デザインに惹かれたのなら、Instinctも十分にアリ。
最後は直感に頼って、どちらを選んだとしても、後悔はない、と思う。
マンサンダルを手に入れた [マラソン]
こんにちは、最近はツーリングネタばっかりですが、久しぶりのランニングネタです。
この度、「マンサンダル」をゲットしました。
「マンサンダル」とは何ぞや?! という人がこのブログに訪れる人(検索でヒットした人以外)は少ないと思うけど、簡単に説明。
はだし感覚を追求して生まれたサンダルなのだ。
その特徴を一言で表すと、「ゆるふわりん」(公式HPより)。
ゆるーくはいて、ふんわり纏うように履いて走る、らしい。
なので、紐もぴったりと足にフィットさせるのでなく、あくまで「ふんわり」と。
足を上げたときに足裏とサンダルの間に隙間が出来なければならないという、往来のランニングシューズと対極のサンダルなのだ。
履いてみると、愛用しているランニング足袋「MUTEKI」に比べると解放感は圧倒的だ、まるで裸足みたい、って当たり前か。
で、いつものランニングコースを走ってみる。
走り出し、特に違和感は感じない。
当然ながらクッション性はゼロなんだけど、そこはMUTEKIも同じ。
ソールはMUTEKIより厚くて固い。
尖った石を踏んづけても、MUTEKIよりも痛さが半分くらい(あくまで個人的意見です)。
そしてすぐに、「パタパタ」と異様に足音が大きいことが気になる。
すれ違ったり、追い抜いた人が、異音に気づいて自分の足元に注目してる。これは結構恥ずかしい。
早朝ランニングだと、住宅地では寝ている人を起こさないか気になるくらい。
更にしばらく走ると、なぜか右足だけ鼻緒(?)が指の間から外れそうになって気になる。
左足は何ともないから、フォームの問題だろう。
上り坂に入ると、鼻緒が完全に外れてしまい、何度か立ち止まって履きなおす。
やはり右足だけ。
鼻緒が脱げないように気を付けると、余分に右足に力が入ってしまってフォームが乱れるのが良くわかる。
はだし感覚、という観点で見ると、解放感ではマンサンダルの方が裸足に近いけど、ソールはMUTEKIの方が薄くて柔らかくて裸足に近い。
すぐに脱いで裸足になれる、という点では圧倒的にマンサンダルの勝ち。
途中、裸足で走ってみるけど、どちらもソールがある時点で「裸足に近い履物」である点は同じ。
体中が研ぎ澄まされて、解放されるように感じるのは裸足でないと味わえない。
マンサンダルを再び履いて10キロを過ぎるころは、いくらか足の形になじんだのかパタパタする足音は小さくなってる。
これなら早朝に走っても、なんとか大丈夫なレベル。
とはいえ、どうしても右足の鼻緒がズレやすく、余計な力が入ってしまった。
はだし感覚でストレスなく走れる、という点でMUTEKIの方が優れているかなあ。
夏場や雨の日はこちらの方がずっと快適なのは間違いなさそう。
MUTEKIは、純綿で濡れると乾きにくいし、雨の中を走ると足袋の中で滑って踏ん張りが効かないのだ。
マンサンダルも慣れるまではしばらく時間かかるだろうから、もう少し履いて(走って)みないと結論には至りませんが、
「ファーストインプレッション」
ということで。
この度、「マンサンダル」をゲットしました。
「マンサンダル」とは何ぞや?! という人がこのブログに訪れる人(検索でヒットした人以外)は少ないと思うけど、簡単に説明。
はだし感覚を追求して生まれたサンダルなのだ。
その特徴を一言で表すと、「ゆるふわりん」(公式HPより)。
ゆるーくはいて、ふんわり纏うように履いて走る、らしい。
なので、紐もぴったりと足にフィットさせるのでなく、あくまで「ふんわり」と。
足を上げたときに足裏とサンダルの間に隙間が出来なければならないという、往来のランニングシューズと対極のサンダルなのだ。
履いてみると、愛用しているランニング足袋「MUTEKI」に比べると解放感は圧倒的だ、まるで裸足みたい、って当たり前か。
で、いつものランニングコースを走ってみる。
走り出し、特に違和感は感じない。
当然ながらクッション性はゼロなんだけど、そこはMUTEKIも同じ。
ソールはMUTEKIより厚くて固い。
尖った石を踏んづけても、MUTEKIよりも痛さが半分くらい(あくまで個人的意見です)。
そしてすぐに、「パタパタ」と異様に足音が大きいことが気になる。
すれ違ったり、追い抜いた人が、異音に気づいて自分の足元に注目してる。これは結構恥ずかしい。
早朝ランニングだと、住宅地では寝ている人を起こさないか気になるくらい。
更にしばらく走ると、なぜか右足だけ鼻緒(?)が指の間から外れそうになって気になる。
左足は何ともないから、フォームの問題だろう。
上り坂に入ると、鼻緒が完全に外れてしまい、何度か立ち止まって履きなおす。
やはり右足だけ。
鼻緒が脱げないように気を付けると、余分に右足に力が入ってしまってフォームが乱れるのが良くわかる。
はだし感覚、という観点で見ると、解放感ではマンサンダルの方が裸足に近いけど、ソールはMUTEKIの方が薄くて柔らかくて裸足に近い。
すぐに脱いで裸足になれる、という点では圧倒的にマンサンダルの勝ち。
途中、裸足で走ってみるけど、どちらもソールがある時点で「裸足に近い履物」である点は同じ。
体中が研ぎ澄まされて、解放されるように感じるのは裸足でないと味わえない。
マンサンダルを再び履いて10キロを過ぎるころは、いくらか足の形になじんだのかパタパタする足音は小さくなってる。
これなら早朝に走っても、なんとか大丈夫なレベル。
とはいえ、どうしても右足の鼻緒がズレやすく、余計な力が入ってしまった。
はだし感覚でストレスなく走れる、という点でMUTEKIの方が優れているかなあ。
夏場や雨の日はこちらの方がずっと快適なのは間違いなさそう。
MUTEKIは、純綿で濡れると乾きにくいし、雨の中を走ると足袋の中で滑って踏ん張りが効かないのだ。
マンサンダルも慣れるまではしばらく時間かかるだろうから、もう少し履いて(走って)みないと結論には至りませんが、
「ファーストインプレッション」
ということで。
青梅マラソン2020 [マラソン]
こんにちは、久しぶりのブログ更新となりました。
今日の青梅マラソンの話です。
ネタが新鮮なうちに書いとかないと、最近は物忘れがひどくって?!
天気予報では日曜日は雨になったり曇りになったりとはっきりしなかったけど、当日も雨予報なのに早朝は曇りというはっきりしない天気。
6時15分に起床して、エナジードリンクとして作っといた水出しのカツオ出汁を温めてサーモスに入れ、餅3個とリンゴ1片を食す。
家をでると、雨がパラついているけど、傘をさすほどじゃないし、空も明るい。
「これなら大丈夫だろう」
と安心して電車に乗り込んで、河辺駅についたら降り出して、小学校で受付をする頃には完全に本降り。
30キロの部は、雨に降られることなく走れたけど、子供、10キロの部は本降りでした。
子供たち、風邪をひかなきゃいいけど。
「大丈夫! スタートまでには止むから!」
自信たっぷりに断言したK先輩の言葉のとおり、11時過ぎには雨が上がり、絶好のマラソン日和。
が、月曜から風邪気味で、夕方になると微熱になる状態が2日ほと続き、やっと落ち着いたのが金曜日。
Sさんは今朝になって風邪でDNSの連絡がきて、「じゃあ、自分も」と一瞬心が動いたのは秘密だ。
せっかくだから自己ベスト更新は目指すけど、正直どこまで体がもつか全く自信のない状態。
とりあえず(体調が問題ない時の)作戦としては、往路はキロ4分15秒をキープして、折り返してからペースアップ。目標タイムは2時間5分台。
現実的にはかなり厳しいけど、初めから投げて走ってもつまらんし。
風もなく、それほど寒くもないベストコンディションの中、11時半にスタート!
スタート前の悪天候とか、コロナウィルスの影響か、例年よりも人が少ない印象(体感的に2割減)。
いつもなら5分はかかる1km目も、4分40秒くらいで通過する。
前を行くS先輩とMさんがじりじりと離れて行くけど、ペースはだいたいキロ4分10秒前後。
これでも設定より速いくらいだ。
いまのペースを最後まで維持できるかどうかも分からんのに、焦っても仕方ない。
10キロを過ぎて、やっと体が動き出す。が、ペースは上げずに淡々と走る。
15kmの折り返しでは、しんどいなりに足はまだ残ってる。
体のキレは全然ないけど、今シーズンは20~30kmのロング走を積極的に取り組んできたせいか。
折り返してしばらくして、K先輩に追いつき、追い抜く。
Mさんはもう少し先だ。
20キロを過ぎて、いい加減しんどくなってくる。
「去年はこのへんからペース上がったんだよな~。」
なんて思い出すけど、今年は全然無理。なんか咳まで出てくるし。
それでも、余計なことを考えず、フォームを崩さないことだけを意識して淡々と走る。
コースの起伏が激しく、足へのダメージが溜まってくる。
残り4キロ。
ここまで来たら、あとは死ぬ気で走るだけ。
じりじりとMさんとの距離を詰め、後ろから来た、いいペースのランナーにくっついて自分もペースアップ。
声を掛けつつ、一気に抜き去る。
Mさんは一瞬驚くものの、すぐにペースを上げて追いかけてくる。
後ろを振り返る余裕は全くなく、そのままペースを維持してゴール!
結果は
2時間7分17秒(ネット)
去年の自己ベストを5秒更新した(笑)。
目標には遠く届かなかったけど、まあ、自己ベストを更新したから良しとしよう!
と、自分に言い聞かせながら、駅でお土産に「へそまんじゅう」を買って帰路についたのでした。
あと残念な事が一つ。
ゴールした後に、秋田小町からお握りを受け取るのが毎年の楽しみだったのに、今年はいなかった・・・。
楽しみにしてたのに・・・。
参加賞のTシャツ。色が地味だと思ったけど、プリントがカッコよかった。
今日の青梅マラソンの話です。
ネタが新鮮なうちに書いとかないと、最近は物忘れがひどくって?!
天気予報では日曜日は雨になったり曇りになったりとはっきりしなかったけど、当日も雨予報なのに早朝は曇りというはっきりしない天気。
6時15分に起床して、エナジードリンクとして作っといた水出しのカツオ出汁を温めてサーモスに入れ、餅3個とリンゴ1片を食す。
家をでると、雨がパラついているけど、傘をさすほどじゃないし、空も明るい。
「これなら大丈夫だろう」
と安心して電車に乗り込んで、河辺駅についたら降り出して、小学校で受付をする頃には完全に本降り。
30キロの部は、雨に降られることなく走れたけど、子供、10キロの部は本降りでした。
子供たち、風邪をひかなきゃいいけど。
「大丈夫! スタートまでには止むから!」
自信たっぷりに断言したK先輩の言葉のとおり、11時過ぎには雨が上がり、絶好のマラソン日和。
が、月曜から風邪気味で、夕方になると微熱になる状態が2日ほと続き、やっと落ち着いたのが金曜日。
Sさんは今朝になって風邪でDNSの連絡がきて、「じゃあ、自分も」と一瞬心が動いたのは秘密だ。
せっかくだから自己ベスト更新は目指すけど、正直どこまで体がもつか全く自信のない状態。
とりあえず(体調が問題ない時の)作戦としては、往路はキロ4分15秒をキープして、折り返してからペースアップ。目標タイムは2時間5分台。
現実的にはかなり厳しいけど、初めから投げて走ってもつまらんし。
風もなく、それほど寒くもないベストコンディションの中、11時半にスタート!
スタート前の悪天候とか、コロナウィルスの影響か、例年よりも人が少ない印象(体感的に2割減)。
いつもなら5分はかかる1km目も、4分40秒くらいで通過する。
前を行くS先輩とMさんがじりじりと離れて行くけど、ペースはだいたいキロ4分10秒前後。
これでも設定より速いくらいだ。
いまのペースを最後まで維持できるかどうかも分からんのに、焦っても仕方ない。
10キロを過ぎて、やっと体が動き出す。が、ペースは上げずに淡々と走る。
15kmの折り返しでは、しんどいなりに足はまだ残ってる。
体のキレは全然ないけど、今シーズンは20~30kmのロング走を積極的に取り組んできたせいか。
折り返してしばらくして、K先輩に追いつき、追い抜く。
Mさんはもう少し先だ。
20キロを過ぎて、いい加減しんどくなってくる。
「去年はこのへんからペース上がったんだよな~。」
なんて思い出すけど、今年は全然無理。なんか咳まで出てくるし。
それでも、余計なことを考えず、フォームを崩さないことだけを意識して淡々と走る。
コースの起伏が激しく、足へのダメージが溜まってくる。
残り4キロ。
ここまで来たら、あとは死ぬ気で走るだけ。
じりじりとMさんとの距離を詰め、後ろから来た、いいペースのランナーにくっついて自分もペースアップ。
声を掛けつつ、一気に抜き去る。
Mさんは一瞬驚くものの、すぐにペースを上げて追いかけてくる。
後ろを振り返る余裕は全くなく、そのままペースを維持してゴール!
結果は
2時間7分17秒(ネット)
去年の自己ベストを5秒更新した(笑)。
目標には遠く届かなかったけど、まあ、自己ベストを更新したから良しとしよう!
と、自分に言い聞かせながら、駅でお土産に「へそまんじゅう」を買って帰路についたのでした。
あと残念な事が一つ。
ゴールした後に、秋田小町からお握りを受け取るのが毎年の楽しみだったのに、今年はいなかった・・・。
楽しみにしてたのに・・・。
参加賞のTシャツ。色が地味だと思ったけど、プリントがカッコよかった。