1週間ぶりに走ってみた

日がやっと昇りだした早朝、1週間ぶりに走ってみた。
靴ひもを締めるときにやや腰がきしむ感じがするが「大丈夫」、と自分に
言い聞かせて外に出る。
先週の日曜日にくらべると明らかに空気が冷たい。

いつもなら周回コースのスタート地点までの数百メートルはアップがわりに走っていくが、
今日は念のために歩く。その後でこれまたやったことのない準備ストレッチ。

走りだすと、幾分か左坐骨付近に違和感は覚えるが、痛くはない。
なんか、いつ爆発するかわからない地雷を抱えて走っている気分だ。

タイムを気にすると、ペースをついあげてしまいそうなので、今日はランニングウォッチは
持たない。とにかく、足の調子を見ながらゆっくりと走る。

1周目、信号待ちで止まってから走りだす時に、軽く痛みがでるけど、長くは続かない。
ふくらはぎとか、大腿の内側とかに少し張りを感じる。
これまでなら、全く気にすることのない程度だが、今日はやけに気になる。
でも、先週は1周目の途中で「あ、ダメ」と走るのを諦めたが、今日はそんな気配は
ない。明らかに症状は軽くなっている。

2周目をどうするか少し迷うが、痛みが強まりそうな気配はないのでそのまま走ることに
する。
普段なら考えられないくらい遅いペースなので、いつものコースがやけに長く感じる。
2周目も大丈夫そう、ついペースをあげたくなるのをこらて走る。

最後の直線400mだけ、ペースを上げてみる。といっても普段のランニングペース（やや
速め）程度。恐る恐るといった感じである。
400mを走りきるが違和感が痛みに変わる気配はない、大丈夫そうだ。

今日の走行距離7キロ。この程度ではまだ、治ったとはとても判断できないけど、
痛みを気にせずに走れるだけずっといい。

好きなペースで好きなだけ走れる（限界はあるけど）、っていうことの有り難さを身に
沁みて感じたのであった。