SSブログ

自宅のネットを検討した(やや長文) [飯能]

土曜日の夕方、駅前の携帯ショップで、auのwifi-HomeSpotを申し込んだら、
お決まりのように家で使用しているネットの回線について尋ねられた。
家ではNTTのBフレッツで契約しているのだが、これを「auひかり」に
切りかえれば、月に何千円も安くなるとか。しかも、今よりずっと
ネットも速く快適になるらしい。

そういえば今の契約はカミさん任せだったし、月にいくらかかっているか
調べた事もあったけどすっかり忘れてる。
これは一度前向きに検討する必要があると思い、パンフレットをもらって
帰る。

ネットに接続して調べてみると、
光withBフレッツF   5,665円
Bフレッツ各種利用料  399円
光屋内配線使用料    210円
回線終端装置使用料   945円
ユニバーサル使用料  3円
合計           7,222円

これが「auひかり」なら、ギガ得プランを選べばネットと電話を合わせて
5,985円、しかもスマートバリューで自分のiphoneとカミさんの携帯も
24か月限定とはいえ、それぞれ1480円ずつ、2年で71,040円も安くなる。

縛りといえば、スマートフォンを使うことが前提だが、自分はこの前
iphoneに替えたばかり、問題はなさそう。

気がかりなのは、今のメールアドレスとこのブログを継続できるか、だ。
今のプロバイダはソネットで、auひかりでも選べるようだから恐らく
大丈夫だろう。

かなり前向きな気持ちで、auのサポートセンターに電話して上記の事を
質問してみる。
すると、メールアドレスとブログは、多分大丈夫だろうけど、一応プロバイダに
直接聞いてくれ、との回答。
料金について念のため確認すると、「初期費用・登録料」が必要になってくる
事が分かる。

確かに、パンフの下の方に「初期費用(工事費含む)1,312.5円×24カ月=31,500円
登録料840円」と書いてある。月々の料金の安さばかりに目が行って、全く気にして
いなかった。携帯電話の事務手数料を思い出す。

しかも、サポートセンターの説明では、登録料込みで初期費用に、4,0215円かかるとのこと。
いくら料金が安くても、これでは結果的に大して変わらない、と思ったら
「au one net」 で申し込めば、31,500円が割引され、残金を30カ月かけて払うとのこと、
月々にすれば300円弱。これくらいなら特に問題なさそう、と「au one net」が
なんであるかよくも確かめずに、9割方は申し込む方に気持ちは傾く。

後はメールアドレスとブログだけだ、とソネットのサポートセンターに電話する。
しかし、この辺から雲行きが怪しくなってくる。

なかなかつながらず、散々待たされたが、NTTからauに切り替えても、プロバイダが
そのままならメールとブログは問題ないとのこと。具体的な手続きは、プランの変更用
窓口で聞いてくれ、とたらい回しにされ、再び散々待たされる羽目に。

しかし、待っている間にソネットのホームページを確認したら、12月限定でauひかりに
変えれば、料金が5,985円から31カ月間、900円の割引されるサービスに加えて2万円の
キャッシュバックまでついてくるではないか!

wifiに切り替わったiphoneはサクサク動いて快適そのもの。その上さらに回線を切り替えて
速くなって、料金まで安くなれば言うことは何もないなあ、と胸が躍る。

この時点で気持ちは、キャンペーン中に申し込めるのか、NTTからauひかりに切り替える際に
電話とネットが使えない空白期間は生じるのか、ということが気になるものの、
auひかりに切り替えることは、ほぼ確定となる。

しかし、サポートセンターに電話がつながって詳細を聞くにつれてテンションは
急転直下するのであった。

ユーザー確認で手間取ったものの、NTTからauへ切り替える際も空白期間は生じない事が
わかり、切り替え手続きも、NTTとソネットに連絡するだけで事足りるという。
こうなったら、このまま切り替え手続きに入ってしまおうかと勢い込むが、念のためソネットの
割引キャンペーンと初期費用についても確認してみる。

すると、割引サービスが適用されるのは、ソネット経由で申し込んだ場合のみ。
しかも初期費用は登録料を合わせて40,215円かかり、それを30カ月かけて返していく仕組み
らしい。
と、なると、40,215円/30 = 1,340.5円が30カ月にわたって上乗せされてしまう。
これでは割引キャンペーンの900円では割に合わない。
足りない分は2万円キャッシュバックで相殺されるのかと思ったら、この2万円、申し込みから
6ヶ月後に届くらしい。しかも受け取りには楽天銀行の口座を開設する必要があるとか。

「・・・・面倒くさすぎる、しかも全然安くないし。」

ここにきてようやく料金体系の全容というか、カラクリが見えてくる。

さらに、追い打ちをかけるように、「au one net」というのはプロバイダみたいなもので、
これに申し込んだ場合は、当然ソネットのメールとブログは使えなくなってしまう。
 
「それって、ぜんぜんダメやん。」

つまるところ、NTTから「auひかり」に切り替える場合、メールとブログを継続するなら
料金は今と殆ど変らない(少しは安くなる)ということ、初期費用を安くするために
au one netを選んだら、メールとブログを諦めるしかないということ。
(これについては、ダイアルアップで契約を続ける手がある、とauのサポートセンターで
言われたけど、余計な手間とお金がかかるのは却下)。

いずれにしても、回線速度は上がるのだろうけど、料金的には大して安くならない事が分かる
(24~30カ月たてば安くなるけど)。
回線工事とか、今の終末装置の返却とか手続きを考えれば(しかも年末に!)、全然魅力的で
ない、という結論に達する。

確かに携帯電話の利用料が安くなる分は大きいが、それも24カ月の縛りが発生するわけで、
見た目の安さの影にこれだけ複雑(?)な仕組みがあることが分かった今となっては
魅力的には思われず、切り替える気持ちが完全に萎える。

40分以上電話をして、結局住所変更の不備と、契約内容を記述した葉書を送ってもらうという
2点だけをお願いして、電話を切ったのだった。


その後は、ため息をつきながら缶ビールを飲むしかなかった。

・・・疲れた。

nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 3

kyon

おつかれさまです〜。色々調べれば調べるほどでてきたね!
by kyon (2012-12-17 22:55) 

chimamo

うまい話には裏があるってことが、よく分かりました!
by chimamo (2012-12-18 19:48) 

アッキー

価格com経由だと安くなるんじゃない?Sonet使えるし
by アッキー (2013-01-14 11:34) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0