小学1年生の悩み

夕方、学童に息子を迎えに行くと、息子は半ベソをかきながら帰り支度を始める。

どうしたのか聞いてみるけど、「パパには関係ない」の一点張り。

友達とケンカでもしたのか？
まさか、誰かに嫌がらせでもされたのか?
「お前のとーちゃん、裸足で走って変態〜」なんて馬鹿にされたのか？！

なんて悪い方向にばかり想像が膨らんでしまう。

「裸足じゃないよ、ちゃんとVFFって靴を履いてるんだよ。」
と言い訳を考えながら（嘘）、
「関係なくてもいいから、言ってみ」
と、努めて優しく促すこと数回にして、やっと息子がロを開いた。


「今日、宿題が終わってないから、ドラえもんが見れない。」


・・・そうか、小学1年生の君にとって、ドラえもんが観れないのは、泣くほど辛い事なのね。


予想外の答えに呆れながらも、ほっと胸を撫で下ろしたのでした。


おしまい