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大人の雪遊び [マウンテンバイク]

2月8日の土曜日、朝起きてみると窓の外は一面銀世界。天気予報通りだ。

雪が降らなくてカミさんがダウンしていなければ、ロードバイクで朝練に出かけようと思っていたけど、これではどうしようもない。

ロードがダメならMTBで遊びたいなあと思うけど、カミさんがまだ回復しきっていないのでそれも叶わない。

息子が、「うわあ~、チリンチリン(自転車)したら楽しそう!」

なんて言うので、親子だなあと思いながら「危ないからダメ!」と止める。

午前中は、家事や雪遊びをする息子につき合っていたけど、フェイスブックには雪遊びを楽しむ飯能および近辺のラン友の皆さまの楽しそうな投稿がちらほら。

やっぱり皆さん、家の中でじっとしているはず無いよね、と心はウズウズ。

14時を過ぎたあたりで、耐えられなくなってMTBに乗って家を出る。

最初は「ほんの少しだけ」家の周りをぐるっと回ったら帰るつもりが、「もう少し」、「もう少し」と進んでいく。

当然スパイクの履かないブロックパターンタイヤだけど、あんまり圧縮されていない道なら結構グリップして進む。

タイヤの空気を抜いて、グリップ力を上げるけど、少しでも力を入れ過ぎると簡単にリアタイヤが空回りする。
フロントタイヤは轍で簡単に向きを変えようとするので、ハンドルを取られないように気をつける。

当たり前だけど、歩行者も車もほとんどいない。自転車なんて自分だけだ。

あてもなく走るのは「徒労」に違いないのだろうけど、その分だけ行為の純度が増し、「自転車で走る」だけがとても楽しい。


自転車1.jpeg


「もう少し」を繰り返しているうちに賽蔵寺前を通って、宮沢湖のトレイル入口に辿りつく。

いつもの走り慣れた道は、まるでスキー場の林間コース。
これではクロスカントリースキーの方が間違いなく楽しめそうだ。そんなの持っていないけど。

こんな天気に宮沢湖に来る物好きなんていないだろうと思ったら、自転車の轍と足跡が一つずつ。
自分以外にも物好きはいたのね、と嬉しくなる。

せっかくだからもう少し、と、スネまで埋まる雪の中を走りだすけど、上りではペダルを踏み込んでも雪の抵抗が大きくて進まない。
ビンディングもすぐに雪が詰まってしまう。

間違いなく押して歩いた方が速い。

「ちょっとそこまで」のつもりだったから、財布はおろか携帯電話すら持ってきてないし、ここらで引き返すのが潮時だろう。

ちょっとだけトレイルを楽しんで、来た道を引き返す。

お寺の前でトレイルランナーとすれ違う。

知っている人かな~? と思ったけど、知らない人だった。
向こうも同じように思ったのか、目が合っている時間がとても長かったような。

うーん、楽しい。

明日まで降り続くみたいだし、明日はランしてみようかな。


月曜日の事は考えたくないなあ・・・。


付着した雪を放っておくと錆の原因になるんだよなあ。あと始末が大変。
自転車2.jpeg



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コメント 2

harley

昨日は雪中ランしてきましたが、ランナーには会わなかったけど、Bikerには3人会いましたよ。
物好きもチラホラいるようです。
by harley (2014-02-09 11:07) 

chimamo

harleyさん〉コメントありがとうございます。
自分の知っている人は、大江戸小江戸の試走をしてたみたいです。
雪でも中止にならないんですね。
さすがです(^_^)
by chimamo (2014-02-09 13:32) 

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