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古河はなももマラソン2015 [マラソン]

茨城県で開催された、「古河はなももマラソン」を走ってきました。

朝5時半に起きて夕飯の残りのカレーを温めて食べる。
前日も普通の量だけ食べて、いつもどおりにアルコールも飲んだ。マラソンだからといって特別なことはしない。

あとはスタート1時間前にカステラを2切れ食べるのみ。ヴァーム買うの忘れた・・・。

稲荷山公園駅で、一緒に参加するMさんに拾ってもらい、初めて車での現地入り。
事前予約と駐車料金(1500円)を必要とする中学校の駐車場は、会場から近い上にトイレも空いていて快適この上なし!

メーン会場の陸上競技場。かすみがうらマラソンの会場を小さくした感じ。
672会場.JPG


今回の目標は、キロ4分40秒ペースを最後までキープしての3時間20分切り。

「もっと速く走れるよ、もっと攻めないと日本代表には選ばれないよ」

なんてつっこまれたけど、これでいいのだ。

今シーズンのフルマラソンはこの1回だけ。
イチかバチかで実力以上のタイムを狙うんじゃなくて、今年1年間の積み重ねの結果としてのタイムが知りたいのだ。

今日の装いは頭から、ランキャップ、サングラス、メッシュのアンダーシャツに3UPの半袖Tシャツ、アームカバー、薄手の手袋、ランパン、右の薬指に穴の空いたL&Rの5本指ソックス、そして今シーズンからの相棒、ターサージャパン だ。

サングラスは紫外線の量によって色が変わる調光タイプで、曇り空でもしっかりとレンズが濃くなってた。
晴れじゃなくても紫外線はしっかり届いているということか。

補給食として、5倍に希釈した黒酢120mlに粉飴(マルトデキストリン)100gと食塩を混ぜたオリジナルジェル(340kcal)をフラスクに詰めてウエストポーチに入れる。

10キロ毎を目安にチビチビと飲んでいく作戦だ。
市販のパワージェルほど甘くないしトロミも少ないので、水を飲まなくても大丈夫(飲んだほうがよりいいけど)。

駐車場からスタート位置に向かうけど、風景はかすみがうらマラソンの風景とよく似ている。
同じ茨城県なんだから当たり前か。

天気は曇りで気温は低め。3日前くらいまで「日曜は曇り時々雨」なんて言われていたから上々だろう。

申請タイムでブロック分けされているのだろうけど、ブロックごとの人数は青梅マラソンやかすみがうらに比べて明らかに少ない。

自分はCブロックだけど、スタートを示すアーチがすぐ近くに見える。

ゲストランナーの千葉ちゃんに声援を受けながらスタート!

最初の1キロこそ混んでいたけど、それでもラップタイム4分44秒と、大規模な大会では考えられないくらいスムーズな走り出し。

その後も周りのペースに引きずられ、キロ4分20秒台~30秒前半で最初の5キロを走る。

「あかん、こんなペースじゃ最後まで絶対にもたへん」

思うように自分のペースが作れないこともあってか、体がスムーズに動いている感じが全くしない。

「今日はダメかも。去年みたいに、20キロを越えた辺りから失速するんじゃないか?」
なんて、ひたすらネガティブな思考を抱えて走り続ける。

コースは、折り返しが多くて多少のアップダウンはあるけども、全体としては非常に走りやすい。
場所によっては道路の傾斜が気になる所もあったけど、これくらいはご愛嬌の範囲内だ。

折り返しが多いのも、一緒に参加した人と何度もすれ違って声を掛け合えるというメリットがあることに気づいた。
まあ、20キロを過ぎたあたりからは、探す余裕もなくなるんだけど・・・。

22キロを走った辺りで、やっと体がほぐれてきて気持ちも前向きになってくる。

「あと20キロ! カウントダウンの始まりや!」

なぜか頭の中を、Eテレで7時前に放送されてる「羊のうた」が流れ出し、脳裏を羊が駆け抜けていく(メ~メ~メ~♪)。
なんか、やっと目が覚めた感じだ。

体が軽くなってペースを上げたくなるけど、これは一時の高揚感に過ぎず、調子に乗ると後で後悔するのは経験済み。自重して走る。

案の定、早くも30キロ手前で高揚感は消え去って、足に疲労がのしかかる。

35キロからは完全に足が重くなるけど、なんとかキロ4分40秒~30秒後半をキープする。

「もの凄くしんどい、でも足はまだ動くぞ!」

去年は30キロを過ぎた辺りで完全に失速したけど、今年は大丈夫。何度も自分に言い聞かせる。
体よりも心が疲れているみたいだ。

自分をいいペースで抜いていくランナーに食らいついては離される、を繰り返して残り2キロ。

「宮沢湖1周分を切った!」

最後は他人に引っ張ってもらうんでなく、自分で頑張ろうと、ペースを上げる(努力をする)。

最後のスパートをかけ、意識が朦朧としながら陸上競技場を半周してゴール。

記録は3時間14分09秒。

目標タイムを上回ったて、去年のタイムを5分以上縮めたのだから上出来だろう。

最後までエネルギー切れを感じることなく走れたから、自作ジェルも效果あったみたい。


参加賞のTシャツと、完走メダル。「はなもも」だけにどちらもピンク。メダルまでもらえるとは思わなかった
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大会の感想としては、
板橋Cityや、かすみがうらに比べて参加人数が少ない(9000人)ので、スタートからいいペースで走れたし、風もほとんど無かった。
折り返しが多いのも、そんなに気にならなかったし、思った以上に沿道の応援も多くて元気をもらえた。
給水や補給食の場所もちょうど良かった。コース上の景色が単調で面白みに欠けるのは仕方ないだろう。
自己ベストを狙うにはとてもいい大会だと思う。

ということで、「来年もまた参加しよう」と、打ち上げでビールを飲みながら、みんなで決定したのでした。


やっぱ走った後はコレがないと
674乾杯.JPG


しかし、一緒に参加したSさんはサブスリー達成で、Kさんは軽く(?)2時間50分台。

車を運転してくれたMさんは、自分より1回り年が上で3回目のフルマラソンで3時間18分。

自分なりには好タイムだったとは言え、周りの人のレベル高すぎない?

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