第14回奥武蔵グリーンラインチャレンジ [マラソン]
こんにちは、珍しくブログの連日更新が続いているchimamoです。
今日は、スポーツエイド・ジャパン主催の「奥武蔵グリーンラインチャレンジ 42.195km」に参加してきました。
東北でも見かけた大将軍の塔(?)
初参加だった去年とは打って変わって、今日は見事な快晴。これなら雨の心配はいらなさそう。
仲間と東飯能駅で待ち合わせ、7時09分の電車に乗って高麗川駅で下りて、高麗神社まで歩きます。
奥武蔵グリーンラインチャレンジは、7時30分8時30分の間で好きな時にスタートするウェーブスタート方式なので、7時半過ぎに会場についたら、すでにスタート待ちの行列。
荷物を預ける途中で見かけたトランスフォーマーの仮装ランナーさん。
声かけると、写真撮影に応じてくれました。
これで100kmウルトラも走るんだとか。凄すぎる。
裸足ランナーも見かけた。
コース上に結構イガ栗が落ちてたから、踏んでなければいいんだけど・・・。
去年はKさん、Sさんと同時にスタートしたのだけど、腰痛の不安があって、二人のペースについていく自信がないので、一足先に8時過ぎにスタート。
ぎっくり腰から復活したTさんと、ゆっくり走ります。
日差しが良すぎて、暑い! グリーンラインに入って気温が下がり、ホッとする。
とりあえず、腰の様子をみながら、急がずに走る。
物見山のトレイルは、狭い道を走るから渋滞気味。去年は調子にのって抜きまくって足を無駄に消費したので、追い抜きは最小限にして走ります。
が、20分先にスタートはずなのに、Sさん、Kさんと物見山の入口付近ですれ違う。
「なんでや、速すぎやろ。自分が遅いのか?」
去年は3人で一緒にスタートしてKさんには先行し物見山ではすれ違ってないのに、今年のペース、速くない?!
あんまり早く追いつかれるのも嫌なので、今のところ大丈夫そうな腰を気にしつつペースを上げる。
10キロ、15キロと走るけど、まだ大丈夫。
腰もなんとなく疼く感じがする程度。
汗を大量にかいてるのか、ランシャツがびっしょり。
いつの間にか、意識してランニングフォームを使い分けていることに気づく。
フラットと緩い登りは、いつものフォームで。きつい登りは、体幹を前傾させて足を真上に上げる感じでピッチとストライドを短くする。
下りはできるだけ筋肉を使わず、重力に任せて足を前に出すように。
と、状況に応じてフォームを使い分けることで、使う筋肉をローテーションさせて疲労を抑えられるのでは?!
「もしかして、去年よりタイムを縮められる?!」
と、思ったよりも走れてることに気を良くして欲が出てくる。
が、そんなに甘くないのが奥武蔵グリーンライン。
きつい登りばかり続いて、徐々に両大腿の内側の筋肉が攣ってくる。
1回目、2回目は、痛みを無視して走ることでどうにか切り抜けることができた。
しかし、3回目は違った。
もう、筋肉が悲鳴を上げてどうにもならない。
コンパクトなフォームで筋疲労を抑えていたつもりだったけど、動きが小さい分、一部の筋肉に負荷が集中してたみたいだ。すまん、筋肉。
歩きたくない気持ちはあるけど、足が動かない。タダでさえ遅いペースがさらに遅くなる。
後ろから、さっき抜いたランナー数名がが近づいてくる。
「もうだめだ! でも歩きたくない!」
ここで閃く、逆転の発想!
「そうだ、コンパクトに走ってだめなら、いっそのこと、ペースを上げてダイナミックに走ろう!」
どのみち、これ以上状況が悪くはならないはず。
後ろのランナーは驚いたんじゃなかろうか。
さっきまで、ヨロヨロと走っていたのに、いきなりストライドを大きくとってペースを上げたんだから。
作戦は大成功。
ストライドを大きく取ることで、さっきまでと違う筋肉を使うことになり、足の痛みも収まっていく。
気持ちペースも上がり、苅場坂峠のエイドに到着。
思えば、ここまで水とスポドリ、果物少々しか摂ってないけど、そんなに腹が減った感じはしない。
暑いので、ともかく水分と塩分の補給を心がけた。
ここまでくれば、下りの始まる県民の森まであと少し、
しかし、なんか眠気に襲われて、頭がぼんやりする。体は動く。
「低血糖?」「大丈夫か、自分?」
いきなり意識失ったりしないだろうな、と不安を感じつつ走り続けると、いつしか頭もすっきり。
県民の森の駐車場を抜けて、下り道。やったー! もう登らなくていいんだ!!
去年と違って、足は攣ったけど一度も歩かなかった。辛いことは変わらないけど、去年ほどしんどくない。
行ける、タイムを更新できる! 確信を持って走る。タイムの確認はゴールした時のお楽しみだ。
「3時間40分第でゴールできるんじゃ?!」 と、期待に胸が膨らむ。
最後のエイドで、奥の手のコーラでカフェインを補給、体にムチを打つ。
でも、このあと、見てしまったんです、時計を。
経過タイムは「3時間40分」、残りの距離は5kmくらい。
そう、どんなに頑張っても、去年のタイム、3時間51分より早く着くことはできないのだ。
「なんでや、こんなに調子よく走ってるのに・・・。」
だからと言って、ペースを落とす訳にもいかず、再び攣りだした両大腿をなだめつつ、走り続ける。
あんまり痛くなってきたので、登りと同様にペースアップしたら治った(笑)。
これ、フルマラソンでも使えるかな?
で、結局、3時間56分でゴール。
タイム更新できなくて凹んでいると、後からゴールしたSさんが「今日は暑くて、厳しいレースだったから仕方ないよ。」と、慰めてくれる。
あの、去年より数分タイムを短縮した人に言われても、素直に喜べないんですけど・・・。
そんな感じで、去年よりも気持ちよく走れたのにタイムは遅くなって、悔しさの残る大会でした。
タイム狙ってくなら初めからしっかり走らないと、ということか。
明日、腰痛が出ないといいんだけど・・・。
今日は、スポーツエイド・ジャパン主催の「奥武蔵グリーンラインチャレンジ 42.195km」に参加してきました。
東北でも見かけた大将軍の塔(?)
初参加だった去年とは打って変わって、今日は見事な快晴。これなら雨の心配はいらなさそう。
仲間と東飯能駅で待ち合わせ、7時09分の電車に乗って高麗川駅で下りて、高麗神社まで歩きます。
奥武蔵グリーンラインチャレンジは、7時30分8時30分の間で好きな時にスタートするウェーブスタート方式なので、7時半過ぎに会場についたら、すでにスタート待ちの行列。
荷物を預ける途中で見かけたトランスフォーマーの仮装ランナーさん。
声かけると、写真撮影に応じてくれました。
これで100kmウルトラも走るんだとか。凄すぎる。
裸足ランナーも見かけた。
コース上に結構イガ栗が落ちてたから、踏んでなければいいんだけど・・・。
去年はKさん、Sさんと同時にスタートしたのだけど、腰痛の不安があって、二人のペースについていく自信がないので、一足先に8時過ぎにスタート。
ぎっくり腰から復活したTさんと、ゆっくり走ります。
日差しが良すぎて、暑い! グリーンラインに入って気温が下がり、ホッとする。
とりあえず、腰の様子をみながら、急がずに走る。
物見山のトレイルは、狭い道を走るから渋滞気味。去年は調子にのって抜きまくって足を無駄に消費したので、追い抜きは最小限にして走ります。
が、20分先にスタートはずなのに、Sさん、Kさんと物見山の入口付近ですれ違う。
「なんでや、速すぎやろ。自分が遅いのか?」
去年は3人で一緒にスタートしてKさんには先行し物見山ではすれ違ってないのに、今年のペース、速くない?!
あんまり早く追いつかれるのも嫌なので、今のところ大丈夫そうな腰を気にしつつペースを上げる。
10キロ、15キロと走るけど、まだ大丈夫。
腰もなんとなく疼く感じがする程度。
汗を大量にかいてるのか、ランシャツがびっしょり。
いつの間にか、意識してランニングフォームを使い分けていることに気づく。
フラットと緩い登りは、いつものフォームで。きつい登りは、体幹を前傾させて足を真上に上げる感じでピッチとストライドを短くする。
下りはできるだけ筋肉を使わず、重力に任せて足を前に出すように。
と、状況に応じてフォームを使い分けることで、使う筋肉をローテーションさせて疲労を抑えられるのでは?!
「もしかして、去年よりタイムを縮められる?!」
と、思ったよりも走れてることに気を良くして欲が出てくる。
が、そんなに甘くないのが奥武蔵グリーンライン。
きつい登りばかり続いて、徐々に両大腿の内側の筋肉が攣ってくる。
1回目、2回目は、痛みを無視して走ることでどうにか切り抜けることができた。
しかし、3回目は違った。
もう、筋肉が悲鳴を上げてどうにもならない。
コンパクトなフォームで筋疲労を抑えていたつもりだったけど、動きが小さい分、一部の筋肉に負荷が集中してたみたいだ。すまん、筋肉。
歩きたくない気持ちはあるけど、足が動かない。タダでさえ遅いペースがさらに遅くなる。
後ろから、さっき抜いたランナー数名がが近づいてくる。
「もうだめだ! でも歩きたくない!」
ここで閃く、逆転の発想!
「そうだ、コンパクトに走ってだめなら、いっそのこと、ペースを上げてダイナミックに走ろう!」
どのみち、これ以上状況が悪くはならないはず。
後ろのランナーは驚いたんじゃなかろうか。
さっきまで、ヨロヨロと走っていたのに、いきなりストライドを大きくとってペースを上げたんだから。
作戦は大成功。
ストライドを大きく取ることで、さっきまでと違う筋肉を使うことになり、足の痛みも収まっていく。
気持ちペースも上がり、苅場坂峠のエイドに到着。
思えば、ここまで水とスポドリ、果物少々しか摂ってないけど、そんなに腹が減った感じはしない。
暑いので、ともかく水分と塩分の補給を心がけた。
ここまでくれば、下りの始まる県民の森まであと少し、
しかし、なんか眠気に襲われて、頭がぼんやりする。体は動く。
「低血糖?」「大丈夫か、自分?」
いきなり意識失ったりしないだろうな、と不安を感じつつ走り続けると、いつしか頭もすっきり。
県民の森の駐車場を抜けて、下り道。やったー! もう登らなくていいんだ!!
去年と違って、足は攣ったけど一度も歩かなかった。辛いことは変わらないけど、去年ほどしんどくない。
行ける、タイムを更新できる! 確信を持って走る。タイムの確認はゴールした時のお楽しみだ。
「3時間40分第でゴールできるんじゃ?!」 と、期待に胸が膨らむ。
最後のエイドで、奥の手のコーラでカフェインを補給、体にムチを打つ。
でも、このあと、見てしまったんです、時計を。
経過タイムは「3時間40分」、残りの距離は5kmくらい。
そう、どんなに頑張っても、去年のタイム、3時間51分より早く着くことはできないのだ。
「なんでや、こんなに調子よく走ってるのに・・・。」
だからと言って、ペースを落とす訳にもいかず、再び攣りだした両大腿をなだめつつ、走り続ける。
あんまり痛くなってきたので、登りと同様にペースアップしたら治った(笑)。
これ、フルマラソンでも使えるかな?
で、結局、3時間56分でゴール。
タイム更新できなくて凹んでいると、後からゴールしたSさんが「今日は暑くて、厳しいレースだったから仕方ないよ。」と、慰めてくれる。
あの、去年より数分タイムを短縮した人に言われても、素直に喜べないんですけど・・・。
そんな感じで、去年よりも気持ちよく走れたのにタイムは遅くなって、悔しさの残る大会でした。
タイム狙ってくなら初めからしっかり走らないと、ということか。
明日、腰痛が出ないといいんだけど・・・。
2017-10-08 18:39
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コメント(2)
お疲れ様でした。
腰痛、出ないとイイですね。
私もそうなので普段から気を付けているんですけど・・・
by makoccino (2017-10-10 07:01)
>makoccinoさん
ご心配ありがとうございます。
幸い腰痛は大丈夫でしたが、疲労の為か、その晩に寝違えてしまい、こちらの方が未だ辛いです(>_<)
by chimamo (2017-10-10 21:19)