SSブログ

グリーンビュー丸山オートキャンプ場に行ってきた(後編) [キャンプ]

日が暮れ出したら夕食にBBQと豚汁。

BBQの定番になりつつあるスペアリブ
60BBQ.JPG

実は、今回のキャンプは米を忘れてしまい、お昼御飯の残りのおにぎりで我慢する。
なにかしら忘れ物をするのが我が家のキャンプのお約束である。

プラスチックのお皿は、持ち運びには便利だけど、保温性という点では最悪。
吹きっさらしの中、お皿に乗せた途端にお肉とか野菜が冷えて行く。

平皿でも、陶器とか金属ならもう少しましではなかろうか、なんて考えながら冷めないうちに急いで食べる。

そうなってくると、有り難いのが汁物。
寒い夜空の下で食べる豚汁は、涙がでるくらいに美味しかった。かーちゃんありがとう。
11月以降にキャンプをするなら、絶対鍋は外さないと固く誓う(多分しないけど)。

BBQをつまみに、ビール、ワインと酒は続く。
シェラカップ入れたワインを、コンロの火にかけてホットワインにして楽しむ。
すぐには温まらないが、忘れたころに煮立ってくるから注意が必要だ。

凍えるほどではないけど、山の上だし、それなりに寒い。
コンロで燃える炭火が、遠赤外線効果でじんわりと体を芯から温めてくれる(?)
なんにせよ、寒い季節のキャンプにコンロは欠かせないことを身にしみて学習する。
熱源があるのとないのとでは大違いだ。
これがもし、ガソリンストーブしかなかったら、早々にみんなでテントに引っ込んでいただろう。
まあ、それはそれで楽しいかもしれないけど。

下の娘が静かになったと思ったら座ったまま眠っている。
着膨れしているので、まるでロシアのマトリョーシカ人形みたい。
起こさないようにそっと抱きあげてテントに運ぶ。

なんか、ロシアな感じ(勝手なイメージですが)
61マトリョーシカ.JPG

夕御飯が終った後は、定番となった焼きマシュマロ。
炭火ではうまく焼けないので、拾ってきた枝を燃やして焚火タイム。
ついでに余った固形燃料と炭も放り込んで暖をとる。

割り箸に刺したマシュマロを焚火の火で焼く。
ガソリンストーブの火で焼くよりも香ばしくて美味しい気がする。
3人で、「おいしいね~」と1袋すべて食べつくす。
娘には内緒だ。
56ヤキマシュマロ.JPG

トイレに行った息子が、「夜景がきれい~」と大はしゃぎ。
デジカメの星空撮影モードを使って夜景の撮影に挑む。
それなりに撮れてはいるけど、やはり実際に見るには敵わない。


秩父市の夜景
57秩父の夜景.JPG

長男も散々遊んで疲れたらしく、ママとテントへ。
子どもを寝かしながらママも一緒に寝てしまうのは我が家のお決まりパターン。
ここからは一人酒だ。

焚火の火を見ながら、コッフェルで温めたお湯を使ってウイスキーのお湯割り。
この時点で結構飲んでいるはずだが、「寒い→飲む→落ち着く→寒い→飲む」の繰り返しにはまる。
殆ど肴もないまま飲み続ける。暗いから、どれくらいの量を飲んでいるか分からない。

焚火をするのが楽しくて、拾ってきた枝をどんどんくべる。
酔いも手伝って、寒さは殆ど感じない。
腕時計を見ると22時、そろそろ寝ようか、でもまだ火が燃えてるし、なんて考えながらうとうとして、再び時計を見たら23時を過ぎている。

・・・いつの間にか眠ってたみたい。

これ以上、屋外に留まるのは危険と判断して、コンロに水をかけて消火。
転ばないように気をつけながら何とかテントまでたどり着き、シュラフに潜りこむ。
多分、目を閉じた瞬間に眠りにつき、気付くと朝だった。

起床は7時。
二日酔いほどではないが、すこし頭がくらくらする。
外にでてみると、ウィスキー(720ml入り)が殆どなくなっている。
持ってきたときは半分以上は残っていたから、一人でウイスキーを2合以上飲んだ事になる。
そりゃ酔っぱらうはずだ。

カミさん、自分の次に娘が起きてくる。
マシュマロの空き袋を見つけて、「マシュマロは~?」と聞いてくるが、すっとぼけてココナッツサブレでごまかす。
最後に息子が起きてくる。
空になったココナッツサブレの空き箱をみて、「僕の分は~?」

食欲の連鎖が止まらない我が家であった。

カミさんが昨日の豚汁の残りでうどんを作っている間に、コーヒーの豆を挽く。
外で飲むコーヒーの味は格別だ。
それが挽き立てで、酔いざましなら更に美味しいことこの上ない。

米は忘れてもミルは忘れない
62コーヒーミル.JPG


朝ごはんはうどん。温かいつゆが冷えてきた体に沁み渡る。
お残しをすることなく、家族みんなで平らげる。

コンロの灰を片付けようと思って、火箸で炭をつまむとまだ熱い!
どうやら水をかけて消えたのは上の炭だけで、灰の中の炭はまだまだ燃えてたようだ。
炭の持続力(?)を甘く見ていたようで、反省する。
なんともなかったから良かったものの、一歩間違えば山火事になりかねない。
今度からは、炭を消す時は水に入れるか、密閉容器にいれて完全に火が消えるまで油断しないと固く誓う。

9時くらいまでまったりした後、こども遊園地に行くカミさんと子供らを見送って、自分は一人でキャンプの撤収作業に入る。
子供らが準備や片づけに役立つようになるのはまだまだ先かな~。

BBQコンロは、長時間使用した結果、大分焼けはしたけど特に変形はない様子。
今回のキャンプでこのコンロがなければかなりつらかっただろう。
買っておいてよかったと、磨きながらしみじみ思うのであった。

大活躍のBBQコンロ
58BBQコンロ使用後.JPG

11時過ぎ、管理棟からちょうど出てきた管理人さんに見送られて、キャンプ場を後にする。

グリーンビュー丸山オートキャンプ場、小さい子供連れには最適なキャンプ場かも。トイレも綺麗だったし。
ただ、テントサイトまで車が入ってくるので、そこは注意が必要だ。

自分としては、今回は両隣りが空いていたから快適に過ごせたけど、これがもし両サイドが埋まっていたら、果たしてキャンプを楽しめたかな~と思う。

せっかく都会(でもないけど)の喧騒を逃れて、山の中まできてるのだから、空間的にもゆったりしたいというもの。

特にうちなんかは子供がまだ小さいから、走り回って隣のテントとかタープのロープに引っ掛かってペグを引っこ抜きかねない。
喧嘩して泣いたら、それこそ騒音である。

混み合うシーズンは避けて、なるべく早い時間に来て、今回の端っこの場所でテントを張れるなら、また来てもいいなあ。

クネクネ道の運転と、昨日の酒が重なって気持ち悪くなりながら思うのであった。








nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 2

NO NAME

マトリョーシカ人形かわいすぎるー!!
とてもステキなキャンプですね〜♪たき火しながら飲むの美味しそうー!でもそのまま寝たら朝冷たくなってそうで怖っ^^;
by NO NAME (2012-10-23 01:07) 

chimamo

>NO NAMEさん
たき火を見てるとなんか癒されるんですよね~。
でも、お酒が入るとリラックスしすぎて眠ってしまうみたいです(笑)。


by chimamo (2012-10-23 23:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0