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爪が生え替わる [トレイルランニング]

今年の2月、高水山トレイルの試走で岩か何かに強打して、内出血していた左足親指の爪が生え替わった。

夕食後にテレビを見ていて何気なく爪を触ったら、明らかに指から爪が浮いている。

よく見ると付け根の左1/3くらいを残して、すでにプラプラ状態。
そういえば今日、畳みのヘリに親指の爪を引っ掛けたけど、あれが原因か?

残りも勝手にとれるまで放っておこうかと思ったけど、爪が半分以上取れかかった状態というのも何とも落ち着かない。
テーピングで固定するのも面倒くさいし。

そんな訳で、そーっとひっぱって残りの部分もなんとか切り離すことができた。
ゆっくりやったのがよかったのか、痛みとか出血はナシ。

で、親指をよく見てみると、半分くらいまで新しい爪が生えてきている。

中指の爪が生え替わった時は、下に新しい爪が2/3以上生えてきていた。

それに比べると、親指の爪の方が大きい分だけ生えるスピードは遅いのかな?

それとも、古い爪を取るには少し早すぎたのかな? 家の中を歩く分には何の違和感もないけど。

ランニングベストMATOI II [トレイルランニング]


夏の水分補給用に、ランナーズブランドの「ランニングベストMATOI II」を買ってみた。

これまでは、ボトルを腰に取りつけて走っていたけど、結構揺れるので快適とは言い難かった。

これなら、ハイドレーションを背負って走るから快適に違いない。

水分補給を快適にできればそれで良かったけど、前面のポケットに補給食や貴重品も入るので、半日くらいのトレランならこれで事足りそう。

キャメルバッグ(2L)を既に持っているので、ハイドレーションは付属していないのがちょうどいい。
その分、値段も手ごろだし。


正面。 まさに「ベスト」
221正面.jpeg


キャメルバッグを取りつけてみた
2Lまで対応、と書いてあるけども、ベスト本体からは完全に上部がはみ出てる。
背面はメッシュポケットのみ。固定用のベルトと等は一切なし。
222ハイドレーション装着.jpeg


バッグをポケットに入れるだけでは、走るたびにバッグが飛び出しそうになる。
アンボトルのベルトを、ベストのループに取り付けたら落ち着いた。
223裏面.jpeg

余ったチューブはアンボトル内に収納する。
224一工夫.jpeg


水を1.5L程入れて走ってみるけど、フィッティングは問題なし。
ベルトで固定したのが効果あったのか、揺れも殆ど気にならない。

これならウェストにボトルを付けるよりも快適に走れそうだ。

但し、気になったのが音。

「バシャバシャ」と水の跳ねる音が、頭のすぐ後ろで聞こえてきて結構うっとうしい。

トレランバックに比べて、ハイドレーションが剥き出しで、より頭に近いからだろうと思われる。

アンボトルの保温性を活かして氷を入れようかと思ってたけど、そんな事したらもっとうるさそう。
走っている間はずっとシェイクされてるわけだから、すぐに溶けそうだし。

これは慣れるしかないか。


ロード用シューズでトレラン [トレイルランニング]

最近、トレイルランニングをロード用のランニングシューズ(GT-2070)で走ってる。

当たり前だけど、トレランシューズに比べれば、ロード用シューズはトレイルを走るのに快適とは言い難い。

坂道では登りでも下りでも滑りやすいし、着地の時に木の根っこや突き出した岩の凸凹が結構伝わってくる。
小石の浮いた道でペースを上げようとしても、上手く力を加減しないとズルっと足が滑ってしまう。

でも、走り難いからこそ何とかしようという気持ちが湧いてくる。

リズムの取り方やフォームを工夫しているうちに、ちょっとずつだけど、ロード用シューズでも快適にトレイルを走れるようになってきた。

むしろ、路面の状態が伝わりやすい分、これまで履いていたトレランシューズよりも走りやすいくらい。

トレランシューズで走っていた時は、シューズの機能が随分と走りをサポートしてくれていた事がよく分かる。

シューズの性能が高いので、走り方を大して意識しなくても、快適に走ることができていた。

でも、楽に走れる分だけランナーの成長を妨げてしまう。

逆にトレランシューズでロードを走り込めば、新しい発見がある・・・かな?

トレラン(飯能市内~顔振峠~吾野駅) [トレイルランニング]

18日(土)、6時前に自宅を出発する。

昼前にカミさんのお姉さんとお母さんが飯能に来るので、11時前には帰らないといけない。
与えられた(?)時間は約4時間半。

北向き地蔵往復だと時間が余ってしまうので、往復せず行ける所まで走って下山する事に。
頑張れば高山不動尊まで行って西吾野駅から帰ってこれるか?

走りだすと、飲み会明けで少し頭がフラフラする。
「今日は帰る?」といつものように弱気の虫が囁くが、天覧山を越え高麗峠を下っていると段々と調子が上がってくる。

それほど体調がいいとは思えないけど、日和田山の鳥居まで走って登り切ることができた。
急に体力がつくとは思えないから、走り方が上達してきたか?

頭の中で3拍子を刻みながら足を動かしていくと、「もう駄目かも」なんて思いながらも足が勝手に進んでいく感じ。

鳥居を抜けてしばらく行くと、下ってくるトレイルランナーとすれ違う。
朝4時に日高の自宅を出発して、吾野駅辺りまで国道を走り、そこからトレイルを走って来たとか。
すれ違った時はまだ7時前後だったと思うから、速い、速すぎる。
もっと話していたい欲求を抑えて別れを告げ、再び登り始める。

凄い人を見て、自分も少しペースが上がったみたいで、1時間20分で北向き地蔵に到着。そのまま止まらずにスカリ山を越えてエビガ坂の分岐まで一気に走る。


北向き地蔵の分岐から舗装路をしばらく進むと見えてくるスカリ山への分岐。ちょと分かり難い。
214スカリ山入口.JPG


ここから先は初めての道。休憩がてら地図で現在位置を確認したら再び顔振峠を目指す。

北向き地蔵を過ぎた辺りから尾根伝いとなり、道は狭く細かなアップダウンが続く。

今日自分が最初にこの道を通るのか、顔にクモの巣が張り付いてうっとうしい。木の枝を振ってクモの巣を払いながら進む。
小さな標識が所々に設置されているので、道に迷う不安は少ない。

と、思っていたら、分岐で道を間違え、一本杉峠を越えて尾根の反対側に下ってしまう。

「尾根を巻いてるのかな?」と、顔振峠とは方向が違うのは分かっていながらも下る。
「やっぱり違う!」と立ち止まり、再び上り返して来た道を引き返すと、一本道のつもりが途中で分岐があった事に気づく。
さらにその先に「顔振峠」を示す標識が。

後で地図を確認してみたら、一本杉峠へ進むと顔振峠のルートからは逸れてしまう。
なのに、「一本杉峠はこちら」の標識に導かれてしまった。

初めて通る道で、疲れも出て判断力が鈍っていたみたい。
こういう時こそ落ち着かないとね。

地図を読む限りでは、一本杉峠は越えたはずだけど、よく分からなかった。どの辺だったのだろう?

「ガンバロー」なんて言われたら、つい目指しちゃう? 結局峠がどこか分からなかったけど
215一本杉峠標識.JPG


その後は迷うことなく顔振峠に到着。

バイクでは何度か来たけど、当時はランニングで来るなんて想像もしなかったなあ。
216顔振峠.JPG

北向き地蔵から約6.5キロの距離なのに、1時間35分もかかってしまった。
一度道を間違えたとはいえ、地図を見ながら走ると思うように進まない。

体力的には余裕はある。しかし、地図を見ながら新しいルートを進むほどの時間的余裕は無いと判断して、吾野駅に向かうことにする。

後は下るだけ、道も迷いようがないので摩利支天のお堂に座って長めの休憩を取る。

風の音や鳥の鳴き声以外は何も聞こえてこない。この空間を独り占めしているかのように思える至福の時間だ。
217マリシテン.JPG

217集落.JPG


素敵な景色を見ながら、補給食のシリアルをボリボリ食べる。
糖分補給に追加したレーズンが、やたらと塊になっていて甘い。

もっと長い時間を走る時の補給食とするには、甘さがくどくなってきそうな感じ。
逆に今日くらいの距離ならば、水分と一口塩羊羹だけで十分だったかも。

ちょっとした補給には一口羊羹、空腹を満たすには、お握りとかの炭水化物系がいいかな。

下りのトレイルでは、左ひざの外側が痛みだす。
激痛、ではないけども無視しきれない程度には痛い。

下りで意識的に腰を落として走っている分、膝に負担がかかっているのか?
フォームにはまだまだ改善の余地がありそうだ。

峠から約30分で吾野駅に到着。

飯能の自宅を出て吾野駅まで約21キロ。
時間はちょうど3時間30分。

駅前の広場ではこれから登ろうとする登山客でいっぱい。輪になって体操をしてる人たちもいる。

これから出発する人たちを眺めつつ、レモンスカッシュを飲み干すのであった。

次に同じルートを走ったら、顔振峠までは迷わず来れるわけだから、もっと時間は短縮できるはず。
今度は高山不動尊を目指そう。

トレラン 登りと下りのコツ [トレイルランニング]

土曜日、昼から用事があるので、6時起きして宮沢湖から入って、多峯主山・天覧山を走り、再び宮沢湖に戻るルートを走る。大体20キロ弱。

自分は、トレランは登りも下りも苦手だ。

登りは脚がすぐに終わってしまうし、下りは転びそうでへっぴり腰になってしまい、スピードが乗らない。
体力不足はおいといて、上手い人との違いはなんだろう、と考えながら走った。

考えたことを試してみた結果、なんとなくコツが掴めた、ような気がした。なので忘れないように記録しておこう。

◎登り
理想的は常に180ステップ/分をキープすること、というのを聞きかじったので試してみた。

1分で180ステップをイメージするのは難しいけど、1秒で3ステップなら、なんとか出来そう。

とりあえず、頭の中で3拍子を刻みながら(イチ、ニィ、サン、イチ、ニィ・・・)、リズムに合わせて足を動かしていくとあら不思議、いつもより楽に急坂を駆け上がってく。

MTBで例えるなら、いつもより軽いギヤでペダルを踏んでいる感じだ。

登りでもリズムを一定に保とうとすると、無意識にいつもより歩幅が狭くなっているみたい。

さすがに階段の登りは、歩幅を保つのが難しく、足が止まる場面もあったけど、「ここは走りきるのは難しいかも」と思った坂道も、リズムに合わせて足を動かすことで最後まで登りきることができた。
一緒に腕も振ると効果的だった。

それなら平地も、と思ってリズムを取ってみたけど、ひたすら「イチ、ニィ、サン・・・」と数え続けることが面倒くさくて止めてしまった。

登りにさしかかったら頭の中で3拍子を刻み、それに合わせて足を動かせば、これまでよりは楽に登りを上がれそう。

◎下り
登りと同じように3拍子を刻んでみたけど難しい。
足が回らないのを無理やり拍子を取って動かそうとすると、却って転びそうになって危険。

やみくもにペースを上げようとする前に、まずは下りの技術を磨くのが先、という結論に達する。

これまでに一緒に走った上手い人のフォームを思い出してみると、みなさん腰を落として下ってたような。

そこでいつも以上に、思いきって腰を落として走ってみる。
スキーで初心者がボーゲンで斜面を下っているようなイメージに近いか。

腰を落とす、と言うは易いけど、行うは結構難しい。

腰を落としたつもりでも、体が後ろに傾いただけになっていると、重心が後方に移ってしまい却って不安定になる。
無理に腰を落とそうとすると、膝とか股関節に力が入って上手く体が動かない。

何度も繰り返していると、少しずつこれまでとは違う走りになってきているのが分かる。

体感的には
・安定感が増して、滑りそうな不安が減った:重心が低くなって姿勢が安定したため?
・着地時の衝撃が和らいだ:膝と股関節をいつもより曲げているから、着地の時の衝撃を膝下だけでなく、体全体で吸収できるようになったみたい。
・足音が変わった:どれだけ気をつけても、急な下りになるほど、足音は「パタン、パタン」と叩きつけるような音がしてたのが、それほど大きな音がしなくなった。これも、着地時の体重移動と衝撃吸収が上手くなったからか?

これらの変化が、劇的ではないにせよ見られた。

下り坂の手前で一度止まって、腰を落とした姿勢を作ってから下りてみても、いい練習になったかも、と今気付いた。

次にトレイルを走る時に試してみよう。


北向地蔵トレイル [トレイルランニング]

かすみがうらマラソンから1週間。
ひさしぶりにトレランにでかける。

まだ疲労が抜け切れてないので、足慣らしにいつもの

飯能市内~天覧山~巾着田~日和田山~北向き地蔵

の往復21キロコースだ。

天覧山山頂
ツツジは今が見ごろみたいだ
203天覧山.jpeg

高麗峠手前付近で、後ろからえらく速いペースで近づいてくる人がいて、「MTB?!」とか思った瞬間には、振り返る間もなく抜き去られる。

二人組で一人は外国人だった。どっかの大学の陸上部かな? まだ若い感じだったし。
自分みたいに、楽しんで走る、というのとは全く違う、陸上競技として真剣に取り組んでいる感じが伝わってきた。

あっというまに彼らは視界から消えて行き、自分はマイペースで走る。

天気がいいから気持ちがいい。

早朝でまだ人も少ないから、ハイカーを気にすることなく走る。
背中に付けたクマ鈴がうるさすぎて途中でポケットに。

日和田山山腹 
富士山をまたぐ鳥居(わかりにくいけど)
204日和田山山腹.jpeg

北向地蔵
シャガが満開 物見山付近でも多く咲いている、と帰りに気づく
205北向地蔵.jpeg

北向き地蔵で引き返し、下り基調になると、右足の親指と、左足の人差し指の爪が痛みだす。
どちらも内出血したり、生え変り中だったりと、完全でない爪だ。
とりあえずテーピングで処置する。

巾着田
山の新緑が菜の花の黄色に映える。 春もいいけど、新緑も好きだなあ
206巾着田.JPG

スタートから約3時間で再び自宅に到着~。
シャワーを浴びて、ビールを飲みたい誘惑を抑えてノンアルコールビールでプハー!

日和田山のアプローチから中腹まで、一度も歩かずに走り切れたらいいんだけど。
今年の目標にしようかな。

天覧山~多峯主山トレイル [トレイルランニング]

6時半に起床。
今日は多峯主山までトレイルランニング。

昨日、距離はともかく、高めの負荷をかけた走りだったので、今日はのんびりと走る。

家を出ると風が強い。
気温は0℃と、いつもと変わらないけど、体感気温はもっと低い。
山頂はどれだけ寒いかと少し不安になる。

市街地を抜けて、能仁寺の池を横目に天覧山に続く坂道を駆け上がる。
脚に疲労は感じるけど、頂上までなんとか走りきる。

天覧山山頂から。富士山がくっきり。
154天覧山から.JPG

谷津田に向かう階段を避けて、高麗峠方面の分岐を選び、尾根伝いに多峯主山へ向かう。
自分の前後に人はおらず、霜柱を踏みしめる音が大きく山の中に響く。

山頂に続く道の霜柱はすっかり踏まれており、すでに何人もの人が訪れているみたい。
実際、自分が登る間にも3、4人の人に会ったし。

細かいアップダウンを繰り返して山頂に。
風は殆ど吹いておらず、それほど寒さは感じない。
ザックにつけた温度計は4℃くらい。でも、日差しを浴びているからあてにはならない。

多峯主山山頂
155多峯主山.JPG

一度下って、御嶽八幡神社へ。
ここへくるのは初めて。
日めくりカレンダーはすでに17日になっていて、少し残念だ。
このカレンダーをめくる権利を手に入れるには、もっと早くこないと駄目ってことか。ハードル高いぞ。

ここからも富士山がはっきり見える。
156御嶽八幡神社.JPG


御嶽神社を下りた分岐。不思議な木像を発見
157木像.JPG


雨乞池。凍っているけど、足を軽く乗せただけで「ミシッ」って割れそうになったから、氷は薄そう。
158雨乞池.JPG


いったん雨乞池まで戻り、谷津田方面に続くルートをいくと、見返り坂の階段が補修工事中で通れない。
159工事中.JPG

右への分岐を選んで迂回する。しばらく進むと更に分岐があり、左へ進む。階段よりも勾配は緩いけど、道幅が狭い。すれ違うのは無理なくらい。
160分岐.JPG


谷津田での分岐。左側の坂を下ってきた。右へ行くと階段に続く(工事中だけど)
161分岐2.JPG

谷津田。今年の夏もホタルは見れるかな。
162谷津田.JPG

谷津田から、高麗峠方面に続くルートを通って再び天覧山山頂へ。

急な坂道を下りきった辺りで野鳥のさえずりをしばし鑑賞。
何種類か鳴き声は聞こえたきがしたけど、姿を確認できたのはシジュウカラだけだった。
走っていると殆ど気付かない野鳥も、じっとして耳を澄ますと結構いることが分かる。寒いけど。

昨日、エッサンで1280円で買った、Kenkoの7×18の単眼鏡を取り出してバードウォッチングを試みるが、全然使えない。

単眼鏡に問題があるのではなくて、
「鳥を発見」→「眼鏡を外す」→「単眼鏡を覗き込む」→「野鳥のいた場所を探す」といった一連の動作に時間がかかり過ぎて、野鳥を追えないのだ。
眼鏡を外して単眼鏡を覗いてる間に、どこに鳥がいるのかも分からなくなるし。
で、再び眼鏡をかけなおして探すけど、その頃は大抵他の場所に飛んでいってしまってる。

昨日、家から外を見た時は、気の枝とか、鉄塔とか、動かないものばかりだったけど、動きまわる野鳥を捕らえるのは、結構難しいことがよくわかった。せめてコンタクトレンズにしないとだめかも。

でも2羽ほど、シジュウカラがすぐ近くまで来てくれたから、肉眼でも十分に楽しむことができた。
もっと鳥の名前を覚えると、観察するのも楽しくなりそう。

そうなると、もっと高性能な双眼鏡とかが欲しくなったりして・・・?

青梅高水山トレイルラン試走 [トレイルランニング]

この前の土曜日、青梅高水山トレイルレース(30Kコース)の試走会に参加した。
試走会、といっても自分はレースには出ないのだが、「来年」に向けての試走ということでご一緒させてもらう。

30Kといっても、実際は25キロ程度らしく、自分は3月の板橋CityにむけてのLSDのつもりで軽い気持ちで参加したけど、後になって、それが甘い考えだったことを思い知らされる事に・・・。

都内の気温は20℃近くまであがるなんて予報だけど、青梅駅は結構肌寒い。
鉄道公園を抜けてハイキングコース入口からスタート。確か9時半くらい。

スタートしてすぐの石塔。帰ってきたときに見つけた時は涙がでるくらい(?)に嬉しかった
146スタートすぐ.JPG

レースに出ない自分は、ペース配分とかはあまり考えず、前を行く人たちについていく。
分岐が結構あるけど、小さいながらも道標が要所に設置してある。でも、必死こいて走っていると見落としかねないから油断は禁物。
レース当日はもっと分かりやすくなってるのかな?

雷電山を越えて、急な階段を下ると車道に出る。
ここで、参加者の一人が浮石に足を取られて捻挫。テーピング固定で、自力で歩ける程度のケガだったので一安心。そうはいっても走り続けるのは無理なのでリタイア。人ごとじゃない話だ。

車道をまたいで林道を上がる。地図にはないけど、しっかり(?)看板が出ていたので、注意していれば見落とすことはないだろう。

途中に舗装された林道を通る。途中は完全に雪と氷で覆われてる!

アイゼンとかスパイクを付けて走れば楽しそう。ま、レース当日までには跡形もなく溶けてるだろうけど
147林道にて.JPG

この辺りから、徐々に足が動かなくなる。前を行く人との差が広がりだす。

それでも、なんとか常福院に到着。
148高水山.JPG

色褪せてはいるけど、彫刻がお見事
149お堂.JPG

境内の中は雪がまだまだ残っている。

ここでしっかりと補給食タイム。
しかしながら自分は行動食として、クッキーとかチョコとか甘いものしか持ってこなかったのだが、甘さがくどくなってきて、あまり食べる気がしない。

長い距離を走る時は、お握りとか、ソーセージとか、しっかりとした食料も必要な事を実感する。


常福院で折り返して、ゴールを目指す。
最初の下りはまだ元気が残っていたけど、木の根っこか岩に左足の親指を強打して踏ん張りが効かなくなる。

榎峠以降は、来た道を引き返すのだが、こんなにつらかったか?と思うくらいにつらい。
気を抜けば転がり落ちそうな急な階段を、今度は上って行くのだから、しんどくないはずがない。
しかも、折り返しといっても、急なアップダウンがひたすら繰り返される。

上りよりも、下りの方がつらく感じたのは、これが初めて。
前を行く人のペースは上がるのに、それについていけない自分が情けない。

最後のほうは、もうヘロヘロ。両足の太ももがつったのも久しぶり。

おまけに、いつもの水にクエン酸と砂糖と塩をブレンドしたマイドリンクが、クエン酸を入れすぎたみたいで、酸っぱくて仕方ない。走
り出しはまだ飲めていたのだけど、体が疲れてくると、酸味が強くて体が受けつけなくなってくる。喉は乾いていても飲む気がしなくなる。

一緒に走った人は、2Lのボトルが空になって、まだ足りなかった、なんて言っていたけど、自分は1Lくらいしか飲めてなかったと思う。

スポーツ飲料とか、ビールとかでなくて、ひたすら水が飲みたかった。
走りながらもひたすら水を飲むことを考える。

走り終わって、街についてすぐに水を買って飲む。ここまで水を美味しいと思ったのはいつ以来だろう、と思うくらいに水を美味しく頂く。

あとで河辺駅近くの温泉に入ってから体重を計ったら、3kgも痩せてた。
いきなり脂肪が減るはずもなく、失った成分の殆どが水分と思うと、走り終わって1L近く給水しての3kgだから、結構危い状態で走っていたのかも。

でも日曜日の風呂上がりに計ったら元に戻ってた。体脂肪率は3パーセントくらい減ってたけど。

いろんな意味で、実りのあるトレランだった。

つらさで言えば、板橋Cityでこの日の事を思いだせば、まだまだ頑張れるくらいにしんどかった。

今度から、長め(3時間を超える時)に走る時はおにぎりを持っていこう。
クエン酸は、あんまり入れ過ぎないようにしよう。というか、もう止めようかな。

ちなみに、
走行距離:23キロ
所要時間:6時間5分(途中の休憩とかも含む)
消費カロリー:3365kcal

(ガーミンでの計測による)

走り初め [トレイルランニング]

今年の走り初めはトレランから。しかも総勢14名のグループラン。
トレイルを大人数で走るのはこれが初めて。

ルートは、芦ヶ久保駅~丸山~白石峠~大霧山~二本木峠~内手バス停で約21キロのコース。

ちなみに、服装は、上はファインテックのアンダーシャツに厚手のロングスリーブシャツ、さらにモンベルのEXライト ウィンドジャケット。下はマルエイで買った498円のCWーXもどきの暖かタイツに裏地なしのランニング用ロングパンツ。電車とかの移動用にはダウンジャケット。

10時くらいに芦ヶ久保の駅をスタート。
とっかかりの舗装路の上りはウォームアップを兼ねて(?)、のんびりと歩く。
気温は低いけど、風がないのでウィンドブレーカーですら暑くて脱ぐ。

11時、胸突くような激坂を登りきって展望台に到着。
129展望台.JPG

武甲山がすぐ近くに。
130武甲山.JPG

浅間山もくっきり。
131浅間山.JPG

浅間山どころか、槍ヶ岳まで見えた(双眼鏡を借りて、だけど)。
展望台にいた人が教えてくれた話では、槍まで見えるのは滅多にないとか。
今年はいい年になりそうだ!?

12:30 定峰峠の茶店前にて休憩。トイレの水は凍っていて出なかった
132定峰峠.JPG


13:20頃 定峰峠付近の分岐
131分岐.JPG

気温はずっと0℃前後。
動いているときにならないけど、一度止まると寒さが体に沁み込んでくる。
まあ、冷蔵庫のチルド室にいるようなものだし、仕方ないか。
行動食の板チョコが、冷蔵庫で冷やし過ぎたみたいに(実際は冷凍庫に近いかも)カチコチに固まっていて、噛み砕いても全然溶けず、ほとんど味が感じられないまま飲み下す。美味しくない。
一口羊羹は、全く変わらなかった。サーモスに入れてきた紅茶のおいしいこと。

以外な事に(?)、どうなることかと心配していたマルエイの498円のタイツが大活躍。
これのお陰で、行動中、下半身は全然寒くなかった。風呂入る時に脱いだら全然湿っていなかったし。
お値段以上の価値はある!

13:45 大霧山に到着
132大霧山.JPG
武甲山は霞んでいたけど、日光方面はくっきり。
赤城山とか、男体山、武尊山まではっきりと見えた。

14:24 ふれあい牧場にて
133ふれあい牧場.JPG
子ヤギ(?)、人懐っこくて、エサもあげないのにわらわらと寄ってくる。

後はひたすら下って内手のバス停まで。
10cm以上もある霜柱で地面が覆われていて、着地すると足が地面にめり込むように感じる。おまけに落ち葉が積もっていたりすると、まるで天然の落とし穴のよう。しかもときどき路面が凍っているから始末が悪い。

前を走る人に置いてかれまい、後ろを走る人に迷惑をかけまい、と、一人だったら考えられないスピードで下る。始めは自分でもおかしいくらいにへっぴり腰だったのが、徐々にリズムに乗れてきて楽しくなってくる。
最後の方は脚が疲れてきて、つまずいて転びそうになるけど何とか持ちこたえる。

下りきったら川が凍っていた。寒いわけだ
133川が凍る.JPG


ひとっ風呂浴びたらお約束のビールで乾杯!

知る人ぞ知る有名店(らしい)にて
135ホルモン.JPG
134打ち上げ.JPG

焼き鳥、焼きそば、焼き飯、なんでも美味しかった~。
自分は野菜炒めが特に美味しかったかな。しゃっきりとした歯ごたえと、塩加減が絶妙で箸がとまらなかった。

いつも一人で走ってばかりだけど、こうやって大勢で走るのも楽しいものだ(特に走った後が)。

飯能で紅葉狩りー午前(トレラン) [トレイルランニング]

今日はトレイルランニング。
7時前に自宅を出発する。
いつもの、北向き地蔵まで行って帰ってくる往復コースだ。それに多峯主山をスパイス
がわりに付け加える。

電車を使えばルートのバリエーションも増えるのだが、朝練として「移動時間を含めて
3時間程度」という制約の下で電車を使うのは効率が悪すぎる。まあ、自宅から自走で
トレランができてしまうのは飯能ならでは。

天気予報では晴れだったけど、どんよりと曇り空。昨日は逆にあんまり雨も
降らなかったから、文句は言うまい。
天覧山を駆け上がっていくと、紅葉が綺麗。例年よりは遅れているみたいだが、
このところの冷え込みで一気に色づいたみたい。曇っているのが残念。

巾着田のコスモスは跡形もないが、向こうに紅葉した日和田山が見えて綺麗。
しかし、日和田山の登り口で恐ろしい張り紙が・・・。

「10月30日に、北向き地蔵付近でクマらしき目撃情報が・・・」

洒落になってない。
一瞬引き返そうかと思ったけど、目撃されたのはアライグマかもしれないし、
と言い聞かせて進むことに。

日和田山辺りはまばらに人もいたが、物見山を過ぎると一気に寂しくなる。
ふと立ち止まると、全くの静寂。いつもなら心地良さを感じるところだが、
不安に押し包まれる。

3人ほど、ソロのハイカーとすれ違ったけど、誰も鈴もラジオも鳴らしていない。
大丈夫なのか?知らないだけなのか?
「クマはいませんでした?」と聞きたくなるのをぐっとこらえる。

自分は、なんの対策もせずに走れるほどの度胸はないけど、ラジオも鈴もない。
仕方なしに携帯の着メロを鳴らしながら進む。
普段なら山の中で人工の音なんて耳触りでしかないと思っていたけど、今日は
心強い。

クラシックの着メロに飽きたので、着うたを鳴らすことに。
唯一入っていた曲は、さだまさしの「まほろば」である。

しかし、これが大失敗。
いつもなら「えー歌や。」と心に沁みてくるのだが、山の中、一人ぼっちで
さだまさしの暗いメロディーが響くと、むしろクマとか変なモノ(?)が
寄ってきそうで却って心細くなる。
歌詞も、”道に迷って鹿が鳴く”なんて内容だし。完全に選曲失敗である。
それでも1コーラスはしっかりかける。なんか街宣車になった気分になる。
(その場合は「防人の詩」だけど)。

幸い、クマに遭遇することもなく北向き地蔵に到着。
しっかりとお地蔵さんにお参りして、鐘をこれでもかというくらい鳴らして
帰路につく。

下り坂の足運びがこれまでよりもスムーズ。足にかかる負担も少なく感じる。

これまでは、特に急な下りでは踵接地になっていたのを、出来るだけ前足部を
意識した着地にすると、足全体での着地となり、膝への衝撃も随分と小さくなる
ように感じる。このへんもVFFを体験した効果といえよう。
自分のトレランシューズは、初心者用のためソールが厚く、こういう場面では
ついシューズに頼った走り方になってしまっていたようだ。フォームを意識しな
くても、「着地できてしまう」ので、結果として体に負荷がたまってしまう。
うーん、だとしたら「初心者用シューズ」って、却って初心者には向いて
いないんじゃないか?

帰りは陽が差してきて、写真を撮りながら走る。
多峯主山を経由して天覧山を抜ける。

雨乞い池で会ったパーティーに、「これ(多峯主山)、なんて読むんですか?」
と聞かれる。たしかに、振り仮名がないとこれは読めんよな。自分も山の店の
人に教えてもらったし。

今日のルートでは、紅葉は天覧山が一番綺麗。
日和田山も遠くから眺めると綺麗なんだけど、中にはいってしまうとあんまり展望が
きかない。ところどころ紅葉しているところはあるんだけど。

日和田山中腹
97日和田山中腹.JPG
98日和田山中腹2.JPG
巾着田と、後ろの山々の紅葉の組み合わせが綺麗。しかし、
少し上のガレ場で、男の人が「何やってんだ!、ほら、早く来い!」と何度も怒鳴っている。
対象が犬ならいいけど、奥さんとか子供だったら嫌だなあ、とか思いながら下る。


巾着田からの日和田山
100巾着田2.JPG
本当はもっと日和田山の紅葉がきれいなのだが、自分の携帯ではこれが限界。
雰囲気だけでも伝われば。

多峯主山山頂
103多峯主山2.JPG
天覧山東屋付近
104天覧山東屋.JPG

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登り口
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紅葉は、天覧山の登り口から山頂にかけてが一番きれい。
これって、かなりの穴場ではなかろうか。

途中のコンビニでノンアルコールビールを買う。シャツから立ち上る汗の臭気が鼻をつく。
店員さんとお客さんに迷惑をかけないよう、足早に店を出る。

後はロードを走って自宅にゴール。
まだまだ足には余裕がある感じ。去年よりも体力がついたのか、フォームが良くなって
効率が上がったのか。その両方だといいけど。

約3時間20分、24キロのトレイルランであった。
クマに遭わなくて本当に良かった。
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