家族で行く九州ツーリング その3(別府から三重町、またはVTR250インプレ) [家族]
昨日は九州上陸初日の興奮で(?)飲みすぎ、予定よりも30分遅れて6時にランニングに出発。
温泉街を下りきったら、そこは海。
山と海の境がない!
海岸の走ったら、ひたすら上って宿に戻る。
「いいトレーニングにはなるけど、変化に乏しいなあ。」
登りも下りも、トレイルもある飯能はやっぱりいいなあ、と地元の良さを再確認しながら走る。
宿に近づき、もう少し走ろうかと思ったら雨が降り出してくる。
8時頃はすっかり本降りになり、止む気配はない。
「なんでや。予報では10時過ぎから雨やったのに・・・。」
そう、今日は雨予報。バイクの移動は最小限にとどめ、別府温泉を楽しむことに。
旅館 喜楽さんの好意で車を駐車場に置かせてもらい、傘まで貸してもらう。
ホント、お世話になりました。
宿も良かったけど、スタッフの皆さんが親切でとっても快適に過ごさせてもらいました。
別府温泉で観光といえば「地獄めぐり」。
ワニ地獄は想像以上に迫力満点。 巨大なワニの姿は問答無用の威圧感がある。
迫力満点のエサやりの時間。 スタッフが食べられそうで怖かった!
しかしながら、なにやら息子が意気消沈。すっかりやる気をなくしている。
理由を聞くと「靴が濡れて気持ち悪い。歩きたくない」
水たまりでも気にせず歩いてくアンタが悪いんや、と、引きずるように次の「かまど地獄」へ。
足湯に浸かって精神力回復!
そのあとも、温泉入ってご飯食べてと別府温泉を楽しんだので、YSP大分に着いたのは16時。
YSP大分は、2階建ての広くておしゃれなショップだった。
バイクだけでなく、ヘルメットやジャケットなどの品揃えも豊富だ。
一通りの説明を受け、これまた広いトイレで着替えさせてもらったら、VTR250に跨って出発!
出発前に一枚。 体に比べてバイクが小さいか・・・。
VTR250、いっぺん乗ってみたかった。VT250とかゼルビスから引き継がれる伝統あるVツインエンジンだ(多分)。
「ステップ位置が独特なんです。」との店員さんの説明通り、意識せずに足を下ろすとステップが「無い」。
スタンダードなネイキッドの割にはステップ位置が結構後ろな気がする。
でも、ステップに土踏まずを乗せると、なんとも膝の収まりが悪い。
DS250に乗って、やたらと発進に手こずるカミさんの後に続いて発進する。
車体は軽いし、トルクもそれなりにあって扱いやすそう、そう思いながらシフトアップしてスピードを上げる。
が、
「ううっ、しんどい。」
腰上からハンドルまでは問題ないのに、腰から下が窮屈でしょうがない。
小柄な女性にも乗れるバイクなんだから、大柄な自分には小さく感じるのは仕方ないか。
しばらく悪戦苦闘するけど、KLX250と同じようにステップに爪先を乗せることで解決する。
カミさんは低速トルクが薄いのとクラッチミートが遠いのに苦戦しているみたいだ。
混んだのは市内だけで、その先は交通量も減って快適なツーリングとなる。雨も止んできた。
「このバイク、いいかも!」
自分に最適なポジションを見つけたあとは、快適そのもの。
パワーこそないけど、ミュインミュインとモーターのように吹け上がるエンジンは流石ホンダだ。
この、抵抗感なく気持ちよく吹け上がるエンジンフィーリングがホンダの持ち味なんだろう。
ま、自分はゴリゴリした吹け上がりのカワサキが好きですが。
回転を上げればしっかり加速するし、車体が軽いからコントロールもしやすいしブレーキもよく効く。
「うーん、拘らなければバイクって250ccで十分だよね。」
「これで十分!」と、バリオスで日本中をツーリングした友人の言葉が分かった気がする。
構えずに乗れるということは、それだけ疲れないという事。VTR250、いいバイクだ。
KLX250を初めて乗った時は、新車で初めてのオフ車ということもあったけど、もっと疲れたなあ。
カミさんも慣れてきたみたいで、「重心が低いからコーナーが怖くない!」と楽しんでる。
発進が辛いのは変わらないみたいだけど。
コンビニで休憩
2日目の宿、「ますの井」。
ビジネスホテルながら合宿にも使われるらしく、何台もある洗濯機と乾燥機は無料!
長期旅行者には嬉しい設備だ。
スタッフの皆さんも親切で快適に過ごせました。
続く
温泉街を下りきったら、そこは海。
山と海の境がない!
海岸の走ったら、ひたすら上って宿に戻る。
「いいトレーニングにはなるけど、変化に乏しいなあ。」
登りも下りも、トレイルもある飯能はやっぱりいいなあ、と地元の良さを再確認しながら走る。
宿に近づき、もう少し走ろうかと思ったら雨が降り出してくる。
8時頃はすっかり本降りになり、止む気配はない。
「なんでや。予報では10時過ぎから雨やったのに・・・。」
そう、今日は雨予報。バイクの移動は最小限にとどめ、別府温泉を楽しむことに。
旅館 喜楽さんの好意で車を駐車場に置かせてもらい、傘まで貸してもらう。
ホント、お世話になりました。
宿も良かったけど、スタッフの皆さんが親切でとっても快適に過ごさせてもらいました。
別府温泉で観光といえば「地獄めぐり」。
ワニ地獄は想像以上に迫力満点。 巨大なワニの姿は問答無用の威圧感がある。
迫力満点のエサやりの時間。 スタッフが食べられそうで怖かった!
しかしながら、なにやら息子が意気消沈。すっかりやる気をなくしている。
理由を聞くと「靴が濡れて気持ち悪い。歩きたくない」
水たまりでも気にせず歩いてくアンタが悪いんや、と、引きずるように次の「かまど地獄」へ。
足湯に浸かって精神力回復!
そのあとも、温泉入ってご飯食べてと別府温泉を楽しんだので、YSP大分に着いたのは16時。
YSP大分は、2階建ての広くておしゃれなショップだった。
バイクだけでなく、ヘルメットやジャケットなどの品揃えも豊富だ。
一通りの説明を受け、これまた広いトイレで着替えさせてもらったら、VTR250に跨って出発!
出発前に一枚。 体に比べてバイクが小さいか・・・。
VTR250、いっぺん乗ってみたかった。VT250とかゼルビスから引き継がれる伝統あるVツインエンジンだ(多分)。
「ステップ位置が独特なんです。」との店員さんの説明通り、意識せずに足を下ろすとステップが「無い」。
スタンダードなネイキッドの割にはステップ位置が結構後ろな気がする。
でも、ステップに土踏まずを乗せると、なんとも膝の収まりが悪い。
DS250に乗って、やたらと発進に手こずるカミさんの後に続いて発進する。
車体は軽いし、トルクもそれなりにあって扱いやすそう、そう思いながらシフトアップしてスピードを上げる。
が、
「ううっ、しんどい。」
腰上からハンドルまでは問題ないのに、腰から下が窮屈でしょうがない。
小柄な女性にも乗れるバイクなんだから、大柄な自分には小さく感じるのは仕方ないか。
しばらく悪戦苦闘するけど、KLX250と同じようにステップに爪先を乗せることで解決する。
カミさんは低速トルクが薄いのとクラッチミートが遠いのに苦戦しているみたいだ。
混んだのは市内だけで、その先は交通量も減って快適なツーリングとなる。雨も止んできた。
「このバイク、いいかも!」
自分に最適なポジションを見つけたあとは、快適そのもの。
パワーこそないけど、ミュインミュインとモーターのように吹け上がるエンジンは流石ホンダだ。
この、抵抗感なく気持ちよく吹け上がるエンジンフィーリングがホンダの持ち味なんだろう。
ま、自分はゴリゴリした吹け上がりのカワサキが好きですが。
回転を上げればしっかり加速するし、車体が軽いからコントロールもしやすいしブレーキもよく効く。
「うーん、拘らなければバイクって250ccで十分だよね。」
「これで十分!」と、バリオスで日本中をツーリングした友人の言葉が分かった気がする。
構えずに乗れるということは、それだけ疲れないという事。VTR250、いいバイクだ。
KLX250を初めて乗った時は、新車で初めてのオフ車ということもあったけど、もっと疲れたなあ。
カミさんも慣れてきたみたいで、「重心が低いからコーナーが怖くない!」と楽しんでる。
発進が辛いのは変わらないみたいだけど。
コンビニで休憩
2日目の宿、「ますの井」。
ビジネスホテルながら合宿にも使われるらしく、何台もある洗濯機と乾燥機は無料!
長期旅行者には嬉しい設備だ。
スタッフの皆さんも親切で快適に過ごせました。
続く
家族で行く九州ツーリング その2(熊野磨崖仏~別府鉄輪温泉) [家族]
熊野磨崖仏のある豊後高田までの道のりは、ひたすら驚きと感動が続いた。
まず、車がいない。前にも後ろにもいない、対向車すらほとんどいない。
「まだGWに入ってなかった? 自分たち、日付を間違えた?」と、不安を覚えるくらいに人の気配がない。
道は緩やかにアップダウンとカーブを繰り返し、「この道をバイクで走りたい!」と、何度口にしたことか。
道は川沿いを走り、周囲は山に囲まれている、と言うと国道299号の景色と変わらないのだけど、全く違う。
山や川や、その間に広がる大地が、それぞれが悠々と構えている。そんな景色がいつまでも続くのだ。
これを見て感動せずにいられようか、いや、いられない。
空までが、本州で見るよりも広く深く見える。
この景色に比べると、埼玉のそれは限られた空間を山や川が奪い合っているいるような感じだ。
九州男児という言葉が生まれた理由が分かった気がした。
走り出して早々、すっかり九州の虜になってしまった。
感動冷めやらぬまま、熊野磨崖仏の駐車場に到着。
自分らの盛り上がり的には満車も覚悟したけど、これまでの道すがら同様、止まっている車はまばらだ。
神戸とか名古屋とかのナンバーの車と九州ナンバーの車が数台。ハーレーも一台止まっている。
どうやら、GWにわざわざ磨崖仏を見に来るのは世間一般的には相当な物好きのようだ。
重要文化財なんだけどなあ。
受付で拝観料を払って石段を上がっていく。
看板の字体が軽いなあ・・・。国の重要文化財とは思えんぞ。
駐車場に止まっていたハーレーの持ち主と思しき、50代くらいの男性が、ものすごく辛そうに下ってくる。
受付に「高齢者や体調の優れない人は登らないでください。云々」と看板で警告していたのは脅しじゃないなと、納得する。
鬼が一夜で築いたというだけあって、人には優しくないのだ。
手すりこそあるけども、「バリアフリー? 何それ?」という道のりだ。
石段を上がっていくと、左手に開けた場所があり、唐突に2体の磨崖仏が鎮座している。
ユーモラスな表情の不動明王。
「い~んだよ~」と、某発泡酒のCMのように語りかけているようで、ご対面していると和やかな気持ちになってくる。
対する大日如来は、なんとも容赦ない感じ。
「おまえ、それでええのんか?」と、自身の未熟さや甘さを問い詰められてるような気分になってくる。
でも「あかんやろ」と、全否定ではなく、あくまで問いかけてくる感じなのが仏の情けか。
初日の宿は、別府鉄輪温泉 旅館「喜楽」。
鉄輪温泉のほぼ中心にあって、こじんまりとした趣のある旅館だ。
風呂は内湯と外湯があって、時間によって男女が分けられている。
着いた時は外湯が男湯になっていて、親父・自分・息子と3代で温泉に浸かる。
駐車場脇にある外湯は当然ながら露天風呂。
屋根の張り出しと紅葉が茂っているので開放感は少ないけど、落ち着いて趣がある。
お湯は透明に近く、匂いはあまりしない。少しヌルッとした感じがあって舐めるとしょっぱい。
奥には砂風呂と蒸し風呂もあり、どちらも地熱を利用したものだ(多分)。
砂風呂は備え付けの浴衣を着て(裸でも良い)、穴を掘った砂の上に寝っ転がるのだけど、これがまた熱い!
でも熱いのを我慢して横になっていると、慣れてきて段々に気持ちよくなってくるから不思議だ。
息子は「熱い!」とすぐに飛び出し、オヤジと二人で砂風呂に横たわる。
他愛のない会話をしながら15分は横になってたかな。
オヤジとこんなに長い時間を二人で喋ったのなんて何年ぶりだろう。自分が二十歳を過ぎてからは初めてかもしれない。
自分が今のオヤジと同じくらいの年になった時に、息子と砂蒸し風呂に並んで入ったらどんな会話をするんだろう。
やっぱり他愛のない会話を繰り広げるんだろうなあ。
温泉で深刻な話は似合わないもんね。
続く
まず、車がいない。前にも後ろにもいない、対向車すらほとんどいない。
「まだGWに入ってなかった? 自分たち、日付を間違えた?」と、不安を覚えるくらいに人の気配がない。
道は緩やかにアップダウンとカーブを繰り返し、「この道をバイクで走りたい!」と、何度口にしたことか。
道は川沿いを走り、周囲は山に囲まれている、と言うと国道299号の景色と変わらないのだけど、全く違う。
山や川や、その間に広がる大地が、それぞれが悠々と構えている。そんな景色がいつまでも続くのだ。
これを見て感動せずにいられようか、いや、いられない。
空までが、本州で見るよりも広く深く見える。
この景色に比べると、埼玉のそれは限られた空間を山や川が奪い合っているいるような感じだ。
九州男児という言葉が生まれた理由が分かった気がした。
走り出して早々、すっかり九州の虜になってしまった。
感動冷めやらぬまま、熊野磨崖仏の駐車場に到着。
自分らの盛り上がり的には満車も覚悟したけど、これまでの道すがら同様、止まっている車はまばらだ。
神戸とか名古屋とかのナンバーの車と九州ナンバーの車が数台。ハーレーも一台止まっている。
どうやら、GWにわざわざ磨崖仏を見に来るのは世間一般的には相当な物好きのようだ。
重要文化財なんだけどなあ。
受付で拝観料を払って石段を上がっていく。
看板の字体が軽いなあ・・・。国の重要文化財とは思えんぞ。
駐車場に止まっていたハーレーの持ち主と思しき、50代くらいの男性が、ものすごく辛そうに下ってくる。
受付に「高齢者や体調の優れない人は登らないでください。云々」と看板で警告していたのは脅しじゃないなと、納得する。
鬼が一夜で築いたというだけあって、人には優しくないのだ。
手すりこそあるけども、「バリアフリー? 何それ?」という道のりだ。
石段を上がっていくと、左手に開けた場所があり、唐突に2体の磨崖仏が鎮座している。
ユーモラスな表情の不動明王。
「い~んだよ~」と、某発泡酒のCMのように語りかけているようで、ご対面していると和やかな気持ちになってくる。
対する大日如来は、なんとも容赦ない感じ。
「おまえ、それでええのんか?」と、自身の未熟さや甘さを問い詰められてるような気分になってくる。
でも「あかんやろ」と、全否定ではなく、あくまで問いかけてくる感じなのが仏の情けか。
初日の宿は、別府鉄輪温泉 旅館「喜楽」。
鉄輪温泉のほぼ中心にあって、こじんまりとした趣のある旅館だ。
風呂は内湯と外湯があって、時間によって男女が分けられている。
着いた時は外湯が男湯になっていて、親父・自分・息子と3代で温泉に浸かる。
駐車場脇にある外湯は当然ながら露天風呂。
屋根の張り出しと紅葉が茂っているので開放感は少ないけど、落ち着いて趣がある。
お湯は透明に近く、匂いはあまりしない。少しヌルッとした感じがあって舐めるとしょっぱい。
奥には砂風呂と蒸し風呂もあり、どちらも地熱を利用したものだ(多分)。
砂風呂は備え付けの浴衣を着て(裸でも良い)、穴を掘った砂の上に寝っ転がるのだけど、これがまた熱い!
でも熱いのを我慢して横になっていると、慣れてきて段々に気持ちよくなってくるから不思議だ。
息子は「熱い!」とすぐに飛び出し、オヤジと二人で砂風呂に横たわる。
他愛のない会話をしながら15分は横になってたかな。
オヤジとこんなに長い時間を二人で喋ったのなんて何年ぶりだろう。自分が二十歳を過ぎてからは初めてかもしれない。
自分が今のオヤジと同じくらいの年になった時に、息子と砂蒸し風呂に並んで入ったらどんな会話をするんだろう。
やっぱり他愛のない会話を繰り広げるんだろうなあ。
温泉で深刻な話は似合わないもんね。
続く
家族で行く九州ツーリング その1(出発編) [家族]
5月2日(土)、羽田10:00発大分行きの飛行機に乗り込むべく、家族みんなで5時半に起きる。
子供たちも前日から興奮して早起きするくらいに気合は十分だ。
5歳の娘なんて、昨日「今日から旅行に行くんだよね~」と一日間違えるくらい。
バイクウェア類と着替えは初日の宿に発送済みなので、持っていくのはヘルメットと貴重品くらい。
電車に乗り遅れることもなく、バーコードチケットで飛行機の搭乗手続きもカンタン。
自宅でプリントしたバーコードがそのままチケットになるって、なんて便利なんでしょう!
飛行機は離着陸で娘が怖がるかと思ったけど、「窓から雲が見えた~」と楽しんでる。
約1時間半の空の旅はあっという間に終わって、気づいたら九州に上陸。
電車乗り継いで三重に帰るよりもずっと楽ちんだ。
飛行機を降りて階段を下ったら、もうそこは大分。
両親に連絡を取ろうとしたら、すでにカメラを構えて待ち受けてる。
呆気ないくらいに九州までの移動と両親との合流を果たし、空港近くの「里の駅 むさし」で昼食を摂る。
自分は「太刀魚御膳」、カミさんは地元産の桜王という豚を使った「とんかつ定食」を頼み、半分こすることに。
太刀魚御膳。 不漁続きだったのが、久しぶりに入荷したのだとか。
メニューの写真は丼だったか? 刺身ついてなかった?! と思ったけど細かいことは気にしない。
桜王のトンカツ定食。
トマトベースのソースで頂く。プリプリした歯ごたえで、臭みも全くない!
太刀魚のフライとトンカツを半分こして、お互い半分くらい食べたあたりでカミさんが自分のお膳を覗き込み、
「私、刺身食べてない! 全部食べたの?!(怒×10)」
と、本気で怒りの声を上げる。
「さ、刺身は最初からついてないよ、本当だよ。」
と、しどろもどろに説明するワタシ。
刺身は本当に無かった。でも、「サラダについてた太刀魚の湯通しと煮付けは食べちゃった」
なんて死んでも言えない、言ったら殺される、と本気で思わせるくらいに殺気がこもってた。
娘の食い意地が張っているのは誰に似たのか、これではっきりしたな、と思ったのだった。
お腹を満たしたら車に乗り込み、初日にして重要な目的地、豊後高田市にある熊野磨崖仏を目指す。
バイクを借りるのは翌日なので、今日一日は車で移動だ。
続く
・・・全然進んでないけど
子供たちも前日から興奮して早起きするくらいに気合は十分だ。
5歳の娘なんて、昨日「今日から旅行に行くんだよね~」と一日間違えるくらい。
バイクウェア類と着替えは初日の宿に発送済みなので、持っていくのはヘルメットと貴重品くらい。
電車に乗り遅れることもなく、バーコードチケットで飛行機の搭乗手続きもカンタン。
自宅でプリントしたバーコードがそのままチケットになるって、なんて便利なんでしょう!
飛行機は離着陸で娘が怖がるかと思ったけど、「窓から雲が見えた~」と楽しんでる。
約1時間半の空の旅はあっという間に終わって、気づいたら九州に上陸。
電車乗り継いで三重に帰るよりもずっと楽ちんだ。
飛行機を降りて階段を下ったら、もうそこは大分。
両親に連絡を取ろうとしたら、すでにカメラを構えて待ち受けてる。
呆気ないくらいに九州までの移動と両親との合流を果たし、空港近くの「里の駅 むさし」で昼食を摂る。
自分は「太刀魚御膳」、カミさんは地元産の桜王という豚を使った「とんかつ定食」を頼み、半分こすることに。
太刀魚御膳。 不漁続きだったのが、久しぶりに入荷したのだとか。
メニューの写真は丼だったか? 刺身ついてなかった?! と思ったけど細かいことは気にしない。
桜王のトンカツ定食。
トマトベースのソースで頂く。プリプリした歯ごたえで、臭みも全くない!
太刀魚のフライとトンカツを半分こして、お互い半分くらい食べたあたりでカミさんが自分のお膳を覗き込み、
「私、刺身食べてない! 全部食べたの?!(怒×10)」
と、本気で怒りの声を上げる。
「さ、刺身は最初からついてないよ、本当だよ。」
と、しどろもどろに説明するワタシ。
刺身は本当に無かった。でも、「サラダについてた太刀魚の湯通しと煮付けは食べちゃった」
なんて死んでも言えない、言ったら殺される、と本気で思わせるくらいに殺気がこもってた。
娘の食い意地が張っているのは誰に似たのか、これではっきりしたな、と思ったのだった。
お腹を満たしたら車に乗り込み、初日にして重要な目的地、豊後高田市にある熊野磨崖仏を目指す。
バイクを借りるのは翌日なので、今日一日は車で移動だ。
続く
・・・全然進んでないけど
家族で行く九州ツーリング その0(準備編) [家族]
今年のGWは家族で九州に4泊5日で行き、バイクツーリングも楽しんできました。
久住高原にて
ヌルフフフ(息子画。コロ先生というらしい)
事の始まりは去年の6月まで遡る・・・。
ウチの息子の誕生日は5月5日、つまり子供の日。
息子が生まれた時に両親が三重から駆けつけて以来、GWはコチラに両親が来て誕生日を祝うのが毎年の恒例行事となっていた。
しかし、早いもので息子も今年で9歳。年に1回とは言え、9回も同じ事をやっていればマンネリ化は避けられない。
近所で遊んで、誕生日プレゼントの買い物して、ケーキ食べて、というのは幸せな時間には違いないのだけどね・・・。
両親が遠路はるばる来てくれて、毎年同じ事の繰り返しではなんか申し訳ない。
かと言って人気スポットに行くのは人出が多すぎて嫌だ。
せっかくの大型連休だし、たまには旅行にも行きたい。 ツーリングもしたい。 近場じゃつまらない。
なんかいいアイデアは無いかと知恵を絞ってたら、仕事中に閃いた!
「そうだ! 北海道に行ってレンタカーを借りてウチの両親と子供が乗って、自分らはレンタバイクで一緒に走ればツーリングも楽しめる! 子供の誕生日も旅先で祝えばいい!」
帰宅して早速カミさんにアイディアを披露すると、カミさんも「それ、チョ~いい~!!」
と、超乗り気だ。これで大蔵省の許可は取り付けた。
「私、九州をツーリングしたかったの~!!」
・・・目的地が北と南で反転しているけど気にしない。
お盆に帰省した時に両親に話したら、ウチの親父が仏像に凝っていて、大分県付近にある磨崖仏(自然の岩壁を掘って磨いた仏)に長年行きたかったのだとか。
まさに「渡りに船」。
両親の了解も取り付け、旅行コンサルタントとなったカミさんが、後のプランニングから諸々の予約まで殆どこなしてくれたのでした。
もちろん自分も手伝いました。
1泊目の宿に電話して、「荷物送ってもいいですか?」
・・・あと、なんかやったかな?
その1に続く
久住高原にて
ヌルフフフ(息子画。コロ先生というらしい)
事の始まりは去年の6月まで遡る・・・。
ウチの息子の誕生日は5月5日、つまり子供の日。
息子が生まれた時に両親が三重から駆けつけて以来、GWはコチラに両親が来て誕生日を祝うのが毎年の恒例行事となっていた。
しかし、早いもので息子も今年で9歳。年に1回とは言え、9回も同じ事をやっていればマンネリ化は避けられない。
近所で遊んで、誕生日プレゼントの買い物して、ケーキ食べて、というのは幸せな時間には違いないのだけどね・・・。
両親が遠路はるばる来てくれて、毎年同じ事の繰り返しではなんか申し訳ない。
かと言って人気スポットに行くのは人出が多すぎて嫌だ。
せっかくの大型連休だし、たまには旅行にも行きたい。 ツーリングもしたい。 近場じゃつまらない。
なんかいいアイデアは無いかと知恵を絞ってたら、仕事中に閃いた!
「そうだ! 北海道に行ってレンタカーを借りてウチの両親と子供が乗って、自分らはレンタバイクで一緒に走ればツーリングも楽しめる! 子供の誕生日も旅先で祝えばいい!」
帰宅して早速カミさんにアイディアを披露すると、カミさんも「それ、チョ~いい~!!」
と、超乗り気だ。これで大蔵省の許可は取り付けた。
「私、九州をツーリングしたかったの~!!」
・・・目的地が北と南で反転しているけど気にしない。
お盆に帰省した時に両親に話したら、ウチの親父が仏像に凝っていて、大分県付近にある磨崖仏(自然の岩壁を掘って磨いた仏)に長年行きたかったのだとか。
まさに「渡りに船」。
両親の了解も取り付け、旅行コンサルタントとなったカミさんが、後のプランニングから諸々の予約まで殆どこなしてくれたのでした。
もちろん自分も手伝いました。
1泊目の宿に電話して、「荷物送ってもいいですか?」
・・・あと、なんかやったかな?
その1に続く
都立野山北公園で遊ぶ [家族]
武蔵村山にある、野山北公園に行ってきました。
向かったのは、カタクリの湯が近くにある、あそびの森・冒険の森。
去年の12月に来た時は、駐車場はガラガラで公園内も人影まばらで、「もしかして、ココ、穴場!?」なんて思ったけど甘かった。
11時前に到着したら、第二駐車場まで既に満車! 空き待ちの車で長蛇の列。
12月に空いてたのは寒かったからで、全然穴場じゃなかったみたい。
5月の連休になれば、もっと混むことでしょう。
いったい何時に来たら、並ばずに駐車場に入れるんだ? まあ、G.Wには来ないけど。
とりあえずカミさんと子供達だけ先に下ろしたら、「第一駐車場で空きがある!」と電話が。
ちょうどUターンできる場所だったので、急いで引き返し第一駐車場に車を止めることができた。
冒険の森は子供たち声が溢れかえってる。
当然、我が家の子供たちも一目散に遊具に向かっていく。
冒険の森でひとしきり遊んだら、お弁当タイム。
すこし風が冷たかったけど、新緑の中で食べるおにぎりは最高!
Amazonで849円で買った、キャプテンスタッグのトートバッグ(M)
75Lもの容量があり、お弁当からタオルに水筒、子供らのリュックも余裕で入る。
出番はなかったけど、厚手のグランドシートと折りたたみテーブルまで入っているし。
これ、かなり使える! なんでも入るので、欲張って荷物が重くなるのが難点か?
もう一回り小さくてもいいかな。
あそびの森に移動して再び遊ぶ子供たち。
滑り台で遊ぶ息子。 滑り台で喜ぶのも今のうちかなぁ・・・。
自分は子供を見守りつつも、横に走るトレイルに目が行ってしまう。
考えてみたら、トレランの登ったり下ったりの動きって、ターザンロープとか垂直方向の動きを除けば、アスレチックの遊具と似ているかも。
「トレランって、童心に戻るスポーツだったのね!」と納得してしまった。
昼食を挟んで2時間弱遊んだら、9歳の息子は満足して、5歳の娘は疲れたみたい。
ということで(?)、公園内にある釣り堀に向かう。
レンタルはやってないみたいだけど問題なし。
ちゃんとウチから釣竿と仕掛けを2組持ってきたのだ。
釣り堀はファミリー向けかと思ってたら、真剣にヘラブナ(?)を狙う釣り師たちばかり。
そんな事は気にせず玉ウキとチューブ入りの練り餌で小物を狙う。
時々大きな鯉が悠々とすぐ近くを泳ぎ、「あんなのが釣れたら竿が折れるよ。」なんて心配したけど、
釣果は、息子が池の橋にかけられたロープ、自分は自分の履いてるクツ、と、無益な殺生をせずに済んだのでした。
仕上げ(?)はカタクリの湯に入って汗を流す。
駐車場が満車の割には、それほど混んでいなくて快適に湯に浸かる。
気持ちよく汗を流した後で帰路についたのでした。
久しぶりに家族全員で出かけたなあ・・・。
向かったのは、カタクリの湯が近くにある、あそびの森・冒険の森。
去年の12月に来た時は、駐車場はガラガラで公園内も人影まばらで、「もしかして、ココ、穴場!?」なんて思ったけど甘かった。
11時前に到着したら、第二駐車場まで既に満車! 空き待ちの車で長蛇の列。
12月に空いてたのは寒かったからで、全然穴場じゃなかったみたい。
5月の連休になれば、もっと混むことでしょう。
いったい何時に来たら、並ばずに駐車場に入れるんだ? まあ、G.Wには来ないけど。
とりあえずカミさんと子供達だけ先に下ろしたら、「第一駐車場で空きがある!」と電話が。
ちょうどUターンできる場所だったので、急いで引き返し第一駐車場に車を止めることができた。
冒険の森は子供たち声が溢れかえってる。
当然、我が家の子供たちも一目散に遊具に向かっていく。
冒険の森でひとしきり遊んだら、お弁当タイム。
すこし風が冷たかったけど、新緑の中で食べるおにぎりは最高!
Amazonで849円で買った、キャプテンスタッグのトートバッグ(M)
75Lもの容量があり、お弁当からタオルに水筒、子供らのリュックも余裕で入る。
出番はなかったけど、厚手のグランドシートと折りたたみテーブルまで入っているし。
これ、かなり使える! なんでも入るので、欲張って荷物が重くなるのが難点か?
もう一回り小さくてもいいかな。
あそびの森に移動して再び遊ぶ子供たち。
滑り台で遊ぶ息子。 滑り台で喜ぶのも今のうちかなぁ・・・。
自分は子供を見守りつつも、横に走るトレイルに目が行ってしまう。
考えてみたら、トレランの登ったり下ったりの動きって、ターザンロープとか垂直方向の動きを除けば、アスレチックの遊具と似ているかも。
「トレランって、童心に戻るスポーツだったのね!」と納得してしまった。
昼食を挟んで2時間弱遊んだら、9歳の息子は満足して、5歳の娘は疲れたみたい。
ということで(?)、公園内にある釣り堀に向かう。
レンタルはやってないみたいだけど問題なし。
ちゃんとウチから釣竿と仕掛けを2組持ってきたのだ。
釣り堀はファミリー向けかと思ってたら、真剣にヘラブナ(?)を狙う釣り師たちばかり。
そんな事は気にせず玉ウキとチューブ入りの練り餌で小物を狙う。
時々大きな鯉が悠々とすぐ近くを泳ぎ、「あんなのが釣れたら竿が折れるよ。」なんて心配したけど、
釣果は、息子が池の橋にかけられたロープ、自分は自分の履いてるクツ、と、無益な殺生をせずに済んだのでした。
仕上げ(?)はカタクリの湯に入って汗を流す。
駐車場が満車の割には、それほど混んでいなくて快適に湯に浸かる。
気持ちよく汗を流した後で帰路についたのでした。
久しぶりに家族全員で出かけたなあ・・・。